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先勝の意味は？何時まで縁起が良い？結婚式はしてもいい？などの疑問にお答えします！
カレンダーなどで目にする「先勝」というお日柄。
大安や仏滅に比べると、あまり聞きなじみがないだけに、
「先勝ってどんな意味がある日なの？」
「先勝に入籍や結婚式をしてもいいの？」
というような疑問がわいた人は多いかもしれませんね。
そこで今回は「先勝」の意味や吉凶、してもいいことなどを詳しく解説します。
お日柄に関するアンケート結果もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
先勝の意味や読み方とは？
「先勝」は、「せんしょう」「せんかち」「さきがち」などと読むことができます。
「先んずれば即ち勝つ」という意味があり、「何事も急ぐのがいい」とされている日。
そのため「午前は吉・午後は凶」と言われています。
そんな先勝は、日の吉凶を占う「六曜（ろくよう）」のひとつ。
「大安」や「仏滅」などの文字が、カレンダーの日付のそばに書かれているのを、目にしたことがある人も多いですよね。
あれが六曜です。
六曜には、先勝のほかに、
・大安（たいあん・だいあん）
・友引（ともびき・ゆういん）
・先負（せんぶ・さきまけ・せんまけ）
・赤口（しゃっこう・しゃっく）
・仏滅（ぶつめつ）
の5つがありますよ。
今回注目する先勝は、これらの中で大安、友引に続いて三番目に縁起が良い日と言われています。
先勝以外の六曜の意味については、のちほどご紹介しますね。
何時までなら縁起が良い？
先ほど、先勝は「午前が吉で午後は凶」とお伝えしましたが・・・
実は、六曜の考え方だと午前は14時までを指すのが一般的。
そのため、先勝の日は14時までに行動すると縁起が良いと言えそうです。
ちなみに結婚式など長時間かかるイベントの場合は、開始時刻が吉の時間帯であれば、終わるのが凶の時間帯になったとしても縁起が良いと捉える人が多いのだそう。
先勝に結婚式を挙げるなら、14時までに開始すれば吉というわけですね。
そして14時以降の凶運については、特に18時頃まで続くと言われているのだとか。
どうしても午前中に用事を済ませられない場合は、あえて18時以降に行うのもアリかもしれませんね。
先勝に入籍や結婚式をしてもいい？
先勝は大安・友引に次いで三番目に縁起が良いとされる日でしたね。そのため入籍や結婚式などのお祝い事を行ってもいいでしょう。
ただ先ほどもお伝えした通り、先勝は午前中（14時まで）が吉なので、縁起を気にするなら結婚式は14時までにスタートさせるのがベターと言えそうです。
また大安や友引は結婚式に人気なので、だいぶ前から予約が埋まっている可能性も。
でも先勝なら比較的予約が取りやすいですし、時間帯さえ気にすれば縁起の問題もクリアできるので、実は狙い目かもしれませんね。
引っ越しや納車などその他のイベントは？
引っ越し
引っ越しは先勝の日にしてもOK。
引っ越しも、大安の日は料金が高かったり、予約が取りにくかったりするようなので、あえて先勝の午前中に行うのもよさそうです。
納車
納車も先勝にしてOK。なかには交通安全を願って、先勝の午前中に納車してもらう人もいるようです。
午前中の明るい時間帯であれば、車に傷などの不備がないかを確認しやすいというメリットもありますよ。
そのほか、出産祝いや入学祝いなどの「お祝い」を渡すのも大丈夫そう。できれば午前中に行うのがおすすめです。
どちらかというと縁起が良いとされる先勝は、基本的には何をしても問題はないといった感じのようですね。繰り返しになりますが、午前中に行えるとベストですよ！
ちなみに「勝」という字が入る先勝は、勝負事にはピッタリの日と言われています。
そのため勝負事はもちろんですが、プロポーズを行うのにも良い日かも。
プロポーズは勝ち負けというわけではありませんが、大きな決心がいることですよね。
人生の分かれ道とも言えるので「一世一代の勝負」としてプロポーズする人も少なくないはず！
先勝の日にプロポーズするなら、縁起を担いで14時までにするというのもいいかもしれませんね。
他には、ふたりで宝くじを買ってみるなど、ちょっとした勝負事を楽しむのもアリですよ。
先勝にしないほうがいいことは？
先ほどの裏返しになりますが、先勝にしないほうがいいことも特にないよう。
お葬式などの弔事を行っても問題ないとされていますが・・・
実際には、「お通夜」は避けられることが多いようです。
というのも六曜は、
「先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口」の順に繰り返すのが基本。
つまり「先勝」の次は「友引」になるケースがほとんど。
友引は「友を引く」と解釈されることから、葬儀にはふさわしくないと言われているのは、聞いたことがある人も多いですよね。
先勝にお通夜をすると、翌日の友引に葬儀をすることになってしまうので、結果的に先勝のお通夜は避けられているということのようです。
ただこの辺りは地域や家庭によって考え方が違う場合もあるようなので、あくまで参考程度に考えてくださいね。
以上、先勝にしてもいいことやしないほうがいいことでした。ここまでで、先勝についてはだいたい分かりましたね。では次に先勝以外の六曜について見ていきましょう！
先勝以外の六曜の意味は？
先勝以外の六曜の意味はこちら。
縁起が良いとされる順に紹介しますよ。
大安（たいあん・だいあん）
「大安」は「大いに安し」という意味で、何をするにも吉と言われる日。
六曜の中で一番縁起の良い日ですね。
結婚関連でも一番人気です。
2025・2026年の大安吉日をチェック！一粒万倍日との重なりがわかるカレンダー付
友引（ともびき・ゆういん）
大安の次に縁起が良い「友引」も、お祝いごとにはよく選ばれる日。
一方、先ほどもお伝えした通り「友を引き込む」という意味合いから、お葬式では避けられることがほとんどです。
【カレンダー付】友引ってどんな日？入籍や結婚式に人気って本当？六曜の意味を分かりやすく解説します！
先負（せんぶ・さきまけ・せんまけ）
「先負」は「先んずれば即ち負ける」という意味がある日で、午前は凶、午後は吉と言われています。
何事も控えめにし、急いで物事を進めるのは避けたほうがいいとされている日。
つまり先勝の反対ですね。
先負の意味や読み方とは？入籍や結婚式をしてもいいの？お日柄に関するアンケート結果もご紹介
赤口（しゃっこう・しゃっく）
「赤口」は「赤舌神（しゃくぜつしん）」という鬼が人々を悩ますので、あまり縁起がよくないと言われている日。
他にも「赤」が火や血を連想させることから、火事や刃物に気を付けたい日との説も。
ただし11～13時のみは吉とされていますよ。
赤口とは？縁起が悪い日なの？やってはいけないことや、挙式日のお日柄に関するアンケート結果もご紹介
仏滅（ぶつめつ）
「仏滅」は「仏も滅するような日」との意味があり、一日を通して凶なのだそう。
お祝い事のほか、勝負事などでも避けられることが多い日です。
このように「凶日」という解釈がポピュラーではありますが、中には「物事が終わり、新しく始まる日なので、午後からは縁起が良くなる」と捉える説もあるそうですよ。
【カレンダー付】仏滅の意味とは？縁起が良い説もあるの？仏滅に入籍や結婚式をするメリットもご紹介
六曜は「大安、友引、先勝、先負、赤口、仏滅」
の順に縁起が良いと言われています。
ただ時間によって吉凶が変わるところもありましたね。
そこで時間帯別の吉凶を表にまとめてみました。
日にちにこだわりがある場合は、こちらを参考に時間を工夫するのもひとつの手ですよ。
【アンケート】先輩カップルは六曜を気にした？
それでは最後に、先輩カップルにとったお日柄アンケートの結果をご紹介します。
まずは、入籍や結婚式の日取りを決める際に、どの程度縁起を気にしたか尋ねた結果がこちら。
※結婚スタイルマガジントレンド調査2025 より
以下出典は同じ
大安や一粒万倍日をはじめとした「縁起の良い日にこだわった」という人が36.7%。
仏滅や不成就日など「縁起の悪い日だけは避けた」という人も16.2%いました。
反対に「特に気にせず決めた」という人は47.1%。
縁起を気にする人が若干多いようですが、だいたい半々くらいと言えそうですね。
次に、入籍日や挙式日のお日柄を聞いた結果はこんな感じです。
やはり「大安」がいちばん選ばれているようですね。
しかし、入籍では47.5%の人、挙式では29.1%の人が「覚えていない」と回答しています。
「気にする人の中では大安を選ぶ人が多いけど、そもそも六曜を気にしない人も結構いる」ということが分かりますね。
ではここで、もう少し具体的な声も見てみましょう！
私は、もともとゲン担ぎや縁起を気にするタイプ！
入籍や結婚式も縁起の良い日になるように考えて日取りを選びましたよ。
入籍の日は縁起を気にせず選びましたが、結婚式は大安にしました。
私たちは気にしなくても、ゲストの中には気にする人もいるかもしれないと思ったので！
入籍日はふたりの出会った日にしようと思っていました。
なので、六曜などのお日柄は気にしませんでしたよ。
うちの親は仏滅に結婚式を挙げたそうですが、今でも大の仲良し。
「お日柄は気にしなくていいよ」と言ってくれていたので、気にせず仕事の都合がいい日を選びました。
いろいろな考え方があるんですね。
縁起を気にする理由・気にしない理由も人それぞれ。
「こうするべき！」という答えがあるわけではありません。
そもそも今回紹介した「六曜」は、あくまで占いのようなもの。
ふたりが選んだ日取りなら、六曜の吉凶を気にしすぎる必要はないのかもしれませんね。
ただし結婚式の場合は、両親や親族などに六曜を気にする人がいることも。
トラブル防止のためにも、前もって親や親族に相談しておくと安心ですよ。
また日の吉凶を占う考え方は六曜だけではありません。
例えば、縁起の良い日として有名な「一粒万倍日」や「天赦日」が重なっている日であれば、先勝でもとても縁起が良いと考える人もいますよ。
こういった六曜以外の吉日については、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、気になる人はぜひチェックしてみてください！
【2025年5月～2026年6月】縁起の良い日カレンダー！入籍や結婚式にピッタリの日をご紹介します
先輩カップルの声をもっとたくさん知りたいという人は、こちらの記事をどうぞ。
【六曜】の意味や読み方を解説！お日柄に関するアンケート結果もご紹介します
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2025」
調査対象：20代～30代の既婚の男女
調査時期：2025年2月
対象人数：240人
調査方法：QiQUMOを利用して調査
ksmresearch_2025_01
まとめ
六曜のひとつである「先勝」について詳しくご紹介しました。
先勝は「先んずれば即ち勝つ」という意味がある日。
そのため「何事も急ぐといい日」とされており、午前は吉で午後は凶と言われています。
ちなみに六曜でいう午前は、14時までを指すのが一般的。
結婚式などの長時間かかるイベントの場合は、14時までにスタートしていれば縁起が良いとされますよ。
先勝は大安や友引に比べると式場の予約も取りやすいと言えそうなので、ご紹介した内容も参考にして、先勝の日をうまく活用してみてはいかがでしょうか。
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