婚約指輪のダイヤが小さいと女性は気になる？後悔しない？

平均的な大きさはどれくらい？

そもそも婚約指輪のダイヤモンドで平均的な大きさって、どれくらいなのでしょうか？

結婚3年以内の女性へのアンケート結果がこちらです。

多いのは「0.2～0.3ct未満」と「0.3～0.4ct未満」で、合わせて52%。

国内では0.2～0.4カラットくらいが平均だと言えそうですね。

ただ、0.5カラット以上の平均より大きいダイヤを選んでいる人も19.2%いますし・・・

逆に平均より小さめの0.1～0.2カラットという人も14.1%います。

婚約指輪のダイヤの大きさは、人それぞれであることがわかりますね。

では、女性はダイヤの大きさについて、どんな風に考えているのでしょうか？

いろいろな意見があるので、順番に見ていきましょう。

大きさよりも気持ちが大事！

まずはダイヤの大きさがあまり気にならないという声からご紹介します。

彼が気持ちを込めて選んで贈ってくれたというだけで嬉しかったので、大きさは気になりません。
そもそも、婚約指輪をもらえない女性もいる中で、買ってもらえたこと自体がありがたいです

婚約指輪はただのジュエリーではなく、「婚約の証」という意味があるから特別なんだと思います。
指輪という物自体の良さ以上に、込められた想いに価値を感じます
たしかに物としての価値で言えば、大きなダイヤを使ったジュエリーは他にもたくさんあります。

婚約指輪が特別なのはそこにふたりのストーリーがあるからで、そもそも指輪を贈る目的とは「気持ち」を伝えること。

いちばん大事な「気持ち」に対する感謝を忘れないという考え方は素敵なものですね。

品質が良いので満足している

いくら大きなダイヤでも、目に見えるような傷があったりすると気になりそうなので、品質を優先しました。
透明度が高くてカットも優れたダイヤはきれいに輝くから、そこまで大きくなくても存在感があります！

一生ものの婚約指輪だから、ダイヤモンドも価値のあるものにしたいと思い、品質の良いものを選びました。デザインやブランドも気に入ったところで購入できたので、大満足です

ダイヤの価値は大きさだけでなく、色や透明度、カットのクオリティなどの総合評価で決まります。

総合的にバランスの取れた、質の良いダイヤを選びたいという人が最近は多いようです。

下記の記事ではダイヤの品質の話も含めて選び方を解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

何を重視したい？婚約指輪のダイヤモンド、選び方のポイント教えます！

また、ダイヤ単体ではなく指輪全体のデザインやブランドを重視する女性もいます。
満足のポイントは人それぞれ違うんですね。

小さめのダイヤの方がいいと思った

せっかく買うなら日頃から使いやすい指輪にしたいな、と思っていました。小ぶりなダイヤは周りにぶつける心配が少ないし、人の目が気にならないので、お出かけのときによくつけています

私は指が細くて、お店で指輪を試着したときに、小さいダイヤの方が自分の指になじんでいると思いました。
指輪のデザインも華奢で可憐な感じなので、ダイヤの数や大きさもひかえめな方が、好みに合っていました

小さめのダイヤにメリットを感じて選ぶ人もいるんですね。

どんな場面で婚約指輪を使いたいのか、自分の手や指輪のデザインとの相性も、ダイヤを選ぶときのポイントになります。

婚約指輪は主に友人の結婚式などフォーマルな場でつけたいという人や、手が大きめの人は、大きいダイヤの方が映えるとの声もありました。

大きいダイヤに憧れる！

ここからは、婚約指輪のダイヤは大きい方がいい、という女性の意見を見ていきましょう。

婚約指輪はダイヤが主役だと思っています。他の指輪ならともかく、せっかく婚約指輪を買ってもらうならやっぱり大きなダイヤがいいですね。
指輪のデザインも1粒ダイヤが強調されるようなものにしたいので、大きめのダイヤの方が合うと思います

ダイヤがキラキラ輝く婚約指輪に憧れを持っている人にとって、大きさは譲れないポイントかもしれません。

また婚約指輪にもいろいろなデザインがありますが、ダイヤを主役に押し出すようなデザインが好みなら、大きさにこだわるのも良さそうです。

こちらの記事ではダイヤが大きく見えるデザインも紹介しているので、気になる人は読んでみてくださいね。

婚約指輪はダイヤモンドの大きさを重視したい！費用をおさえる方法とは？

将来のことまで考えると・・・

ジュエリーショップの店員さんに、年齢を重ねると大きなダイヤの方が似合うようになるので、一生使うなら大きいダイヤの方がいいと言われました。たしかに母や親戚が指輪をしているのを見ると、小さめのダイヤはちょっと物足りなく感じて・・・大きめのダイヤを選ぶことにしました

年を重ねた手には大きめのダイヤがなじんで見える、というのは一般的に言われていることです。

いまの自分の手には少し大きいと感じるダイヤでも、だんだん似合うようになっていく楽しみがある・・・。

長い年月を通して身につける婚約指輪だからこそ、こういう考え方も1つの選択肢としてアリかもしれませんね。

大きい方が見栄えがいい

ダイヤは大きい方が光をたくさん取り込んで輝くし、見栄えがいいですよね！品質よりも大きさの方が見てわかりやすいから、褒めてもらえることも多いし・・・がんばって大きなダイヤを買ってくれた夫の株も上がりそうな気がします
婚約指輪を「人に見られるもの」だと考えるなら、目につきやすく、一目で価値のわかる大きなダイヤを選ぶのも納得できますね。

ただ、ダイヤの輝きについては大きさだけでは決まりません。

ダイヤは精巧なカットを施されることではじめて輝くもの。

いくら大きなダイヤでも、カットの質が低いと輝きが落ちるということは覚えておきましょう。

カットについて詳しくは、こちらの記事で解説しています。

ダイヤモンド最大の魅力「輝き」はカットで決まる！輝くダイヤの選び方

小さいと後悔する人もいる？

小さめのダイヤにも大きめのダイヤにも、それぞれメリットがあることがわかりましたね。

「そうは言っても、基本的には大きい方がいいんじゃない？小さくて後悔している人はいないの？」

たしかに、既婚女性からは次のような声もあがっています。

他の人が大きなダイヤの指輪をしていると、正直ちょっとうらやましいな、私のダイヤはどう見えてるんだろう？と気になってしまうことはあります

年を重ねると、いまの自分の手にはもっと華やかな指輪の方が合うなあ、と思うようになりました。もう少し大きなダイヤにしておけばよかったです

どちらの意見も納得できる部分はありますね。

ただ、日本では0.2～0.4カラットのダイヤが平均なので、周りからそれを「小さい」と思われることは考えにくいです。

男性が気持ちを込めて贈ってくれたものですから、気に入った指輪なら自信を持って身につけてほしいですね。

また、年齢を重ねて華やかさが欲しくなった場合は、婚約指輪を他の指輪と重ねづけして、ボリュームを出すという手もあります。

上：婚約指輪 花麗（はなうらら）下：結婚指輪 花麗（はなうらら）

結婚何年後かの記念日に、重ねづけできる華やかな指輪を追加で購入する夫婦もいますよ。

下記の記事では結婚指輪との重ねづけのコーディネートを、写真つきで紹介しています。
気になる人は読んでみてくださいね。

婚約指輪をつけこなしたい！定番から個性派まで重ねづけのポイントを紹介！

一方で、大きいダイヤを選んで後悔している人もいるようです。

かなり大きなダイヤの婚約指輪をいただいたのですが、自分の手が小さいので負けてしまいます。
人から「すごく大きいダイヤだね！いいお値段したんじゃない？」なんて聞かれるのも恥ずかしいです

とにかく大きさ重視で値段はそこそこの指輪にしたんですが、きちんとしたブランドの指輪と比べるとダイヤの輝きが鈍いことに後で気づいて、ショックでした
自分との相性や、ダイヤの品質まで含めて選んだ方が、満足度は高くなりそうですね。

※「結婚スタイルマガジントレンド調査2019」
婚約指輪・結婚指輪に関するWEBアンケート調査
調査対象：入籍3年以内の女性
調査時期：2019年1月
対象人数：326人