婚約指輪にファンシーカットのダイヤモンドを選ぶメリット・デメリットは?
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婚約指輪(エンゲージリング)のダイヤモンドと言えば、円形の「ラウンドブリリアントカット」が一般的。
一方、ラウンドブリリアントカット以外のカッティングを「ファンシーカット」と言います。
ファンシーカットのダイヤが気になる人のために、ラウンドブリリアントと比較したときのメリット・デメリットをご紹介します!
メリット 個性が出せる
婚約指輪のダイヤモンドと言えば、日本ではラウンドブリリアントカットを選ぶ人が大半です。
だからこそ、ラウンド以外のファンシーカットのダイヤには「持っている人が少ない」という特別感があります。
形の違いは一目見てわかるので、周りの人から
「ハート型、素敵だね!」
なんて言ってもらえることも多いようです。
服装の好みに合わせて、フェミニン派はハートシェイプ、クール派はエメラルドカット、という風に形を選ぶのもいいですね。
普段の服装に合った形なら、自分らしさを出せますし、日常でも使いやすそうです。
指輪のデザインによってはファッションリング感覚で、気軽に身に着けられるとの声もあります。
自分好みの形を選べば思い入れも強まって、
「10年後、20年後になっても選んで良かったと思える」「満足度が高い」
そんな声も上がっています。
メリット 大きいダイヤを選べる
ダイヤモンドには「4C」と呼ばれる世界的な評価基準があります。
具体的には、「カラット」(重さ)、「カラー」(色)、「クラリティ」(透明度)、「カット」の4つ。
4Cのグレードが高いダイヤほど美しく輝き、価格も上がるのが基本です。
婚約指輪で一般的なラウンドブリリアントカットは、ダイヤの輝きを最大限に引き出すために考案されたカットとして知られています。
輝きを重視するラウンドブリリアントカットの場合、ある程度グレードの高いダイヤを選ぶことが大切。
一方、ファンシーカットは必ずしもそうではありません。
輝きよりも形を楽しむもの、という考えもあるので、多少グレードを落とす選択肢も出てきます。
グレードを下げて価格をおさえれば、その分大きなダイヤモンドを選ぶこともできるかも。
これがファンシーカットの2つ目のメリットです。
また、カットの形によってはダイヤが大きく見えることも。
たとえば舟のような形のマーキスカットや、楕円形のオーバルカットは、ラウンドに比べて縦長なので、同じカラット数のダイヤでも大きさが増して見えます。
大きなダイヤに憧れる人は、ファンシーカットを検討してもいいかもしれませんね。
以上、メリットを2つご紹介しました。
続いて、デメリットを見ていきましょう。
デメリット 輝きはラウンドに劣る
先ほどもお伝えした通り、ダイヤを最も輝かせるのはラウンドブリリアントカット。
ラウンドブリリアントと比べると、ファンシーカットはどうしても輝きの面で劣ってしまうと言われます。
数ある宝石の中でも、ひときわ優れた輝きによって大きな存在感を持つのがダイヤモンド。
一生に一度の婚約指輪のダイヤだから、やっぱり輝きを重視したい。
ファンシーカットは別の機会に、ファッションリングとして選べばいいかなあ
そんな考えの人もいます。
デメリット 小さいと魅力が出ないことも
世界的に有名な、何十カラット、何百カラットといった巨大なダイヤの多くには、ファンシーカットが施されています。
また、1カラット以上の大きなダイヤが普通の海外では、日本に比べてファンシーカットが人気です。
ファンシーカットにはどちらかというと、大きなダイヤの方が合うんですね。
特にハートシェイプやオーバルカットの場合、小さすぎるダイヤだと、そもそも形が成り立たないことも。
国内における婚約指輪のダイヤの標準サイズは、0.2~0.4カラットほど。
標準的なサイズでもきれいに見える指輪が選びやすい、という点では、ラウンドブリリアントの方が勝っていると言えます。
デメリット 高品質を手に入れるのが難しい
ダイヤモンド市場において、品質の高いダイヤは需要の高いラウンドブリリアントに使われることが多いようです。
その分、ファンシーカットで高グレードのダイヤは流通する数が少ないのだとか。
また、指輪のお店でもファンシーカットは、取り扱っているところが限られています。
選択肢が少ない中で品質にこだわったファンシーカットを手に入れようとすると、予想外にお値段が張ることも・・・!
何にどこまでこだわりたいのか、しっかり考えることが大切ですね。
まとめ
ファンシーカットのダイヤモンドのメリットは、
・選ぶ人が少なく、いろんな形があるので個性を出せる
・グレードを下げることで大きなダイヤを選びやすくなる
デメリットは、
・輝きではラウンドブリリアントカットに劣る
・小さなダイヤだと魅力が出ないこともある
・市場に出回る数や扱っているお店が少ないので、品質の高いものを手に入れるのが難しい
などがありました。
婚約指輪はふたりにとって大切な一生もの。
自分に本当に合ったダイヤモンドはどんなものなのか、メリットとデメリットを見比べて満足の行く選択ができると良いですね。
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