婚約指輪のお返しは必要?半返しって本当?お返しの相場や人気の品物を紹介!
「彼から婚約指輪をもらったけれど、何かお返しをしたほうがいいのかな?」
「いくらくらいのものをお返しすればいいの?」
初めてのことだけに、わからないことがたくさんありますよね。
婚約指輪のお返しはするものなのか、お返しの内容や相場、渡すタイミングなどについて先輩花嫁へのアンケート結果をもとにご紹介します。
婚約指輪のお返しは必要?
そもそも婚約指輪のお返しはするものなのでしょうか?
先輩花嫁にお返しをしたか尋ねたアンケートを見てみましょう。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2019」より
贈った人が43.2%、贈らなかった人が56.4%と、贈らなかった人のほうがやや多い結果に。
お返しはみんながしているというものではなく、人によって違うようですね。
など、それぞれ理由があるようです。
ただ、お返しを贈らなかった人の中には、
というように、あえて贈らなかったのではなく、お返しの存在自体を知らなかったという人も。
婚約指輪のお返しは必ずしなければならない訳ではありません。
今後の二人の生活にもかかわるお金のことだからこそ、お返しをどうするかは彼と話し合って決める人も多いようです。
とはいえ、人からプレゼントやお祝いをいただいたらお礼をすることが多いですよね。
もし余裕があるなら、婚約指輪を贈ってくれた彼へ感謝の気持ちを込めて、言葉だけでなく何かしらのお返しをしてもいいかもしれません。
また、お返しとして品物を贈る代わりに、
・結婚式や新婚旅行の費用を多めに出した
・新生活の家電や家具の費用を多めに負担した
・結婚指輪の費用を二人分全てもしくは一部負担した
・旅行に連れて行った
・食事をごちそうした
・手料理をふるまった
という人も。
お返しを渡さない場合でも、違う形で感謝の気持ちを表せるんですね。
婚約指輪のお返しはいつ渡すの?
お返しを贈る場合、いつ渡すことが多いのでしょうか?
主なタイミングは次の3つです。
顔合わせ食事会で贈る
お互いの家族が挨拶をしたり、親睦を深めるために集まって食事をする「顔合わせ食事会」。
食事会では、プログラムの一つとして婚約指輪をみんなの前で披露することがあります。
婚約指輪のお返しがある場合は、その際に一緒にお返しの品を披露したりお互いのアイテムを交換したりすることが多いようです。
顔合わせ食事会の流れや内容については、こちらの記事を参考にしてくださいね。
【両家顔合わせ完全ガイド】当日の流れや挨拶、服装・手土産・場所選びまで
結納で贈る
両家の顔合わせ食事会よりもフォーマルな婚約の儀式が「結納」です。
結納では、男性側から女性側の家へ結納金や結納品などに添えて婚約指輪を贈ったり、地域によっては婚約指輪を結納品の一つに含めて贈ることもあります。
その場で女性側から男性側にも結納返しをする場合は、そこでお返しの品を一緒に渡すことがあるようですね。
お返しの品は、結納返しとは分けて婚約指輪のお返しとして渡すのか、結納返しの一品に含めて渡すのかは地域の風習や家の考え方によってさまざま。
男性側から婚約指輪をどういうものとして贈られたのか?によっても変わってきます。
迷ったら親や彼に相談してみましょう。
結納や結納返しについて詳しく知りたい人は以下の記事をどうぞ。
「結納」とは?どんな意味があるの?「顔合わせ食事会」との違いや準備の仕方も解説!
結納返しってなに?絶対しないといけないの?する場合の相場やマナーについても解説!
好きなタイミングで贈る
特に結納も顔合わせ食事会もしないという場合や、正式な場で渡しづらい品物の場合、「お返しを購入したらすぐ渡した」など、二人の都合にあわせて好きなタイミングで贈ったケースが多いよう。
「できるだけ早く渡したほうがいい」という意見もあります。
婚約指輪のお返しなので、入籍日や結婚式の日までに渡せるのが理想。
とはいえ「プロポーズのタイミングが突然だったのでお返しするには余裕がなくて・・・結婚後に渡しました」というケースもあるよう。
気持ちが大切なので無理せず二人で話し合えるといいですね。
ただ、
食事会でも結納でもないときにお返しを渡したら彼は「お返し」と気づかなかったみたいで・・・「お嫁さんからお返しをもらってない」と義両親が言っているのを聞いてショックでした
という話も。
お返しをするときは、婚約指輪のお返しであることをきちんと伝えるといいですね。
婚約指輪のお返しの相場は?みんなの平均は?
続いて婚約指輪のお返しをする場合、どれぐらい返せばいいのか、どれぐらいの金額のものを贈ることが多いのかについて見てみましょう。
前提として、
・○○円以上のものでないといけない
・贈ってもらった婚約指輪の金額の○割を返さなければいけない
という決まりはありません。
贈り物のお返しをする際に半分ほどをお返しする習慣をあらわす「半返し」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。
ただ、 一般的にはいただいた婚約指輪の「半額程度」もしくは「3分の1」を目安にお返しする人が多いようです。
では、具体的な金額はいくらぐらいでしょうか?
先輩花嫁にお返しの金額を尋ねたアンケート結果は以下のとおりです。
15万円未満だった人の合計が62%と、全体の約6割を占めていますね。
一方で、40万円以上のお返しをした人も6.4%ほどいます。
ちなみに、お返しの平均金額は14.3万円。
婚約指輪の平均購入金額が30万円~40万円と言われているので、その3分の1から半額程度になっていることがわかります。
もちろん上記の目安より多く返したり、少ない場合もあります。
また、サプライズプロポーズなどで婚約指輪をもらう場合は金額が分からないこともあるでしょう。
人それぞれなので状況や予算に応じて検討してくださいね。
【予算別】お返しに人気のおすすめアイテム
婚約指輪のお返しとして定番のアイテムは、腕時計やスーツ。
そのほか財布やバッグ、ネクタイピンやカフスなども人気があります。
普段から身につけたり、持ち歩いたりできるものが選ばれているようです。
実際に先輩花嫁がお返しに選んだアイテムを見てみましょう。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2019」より
やはり圧倒的に人気なのが腕時計。
約半数もの人が贈っていますね。
婚約指輪と同じく身につけるアイテムで、長く使えるだけでなく実用性も高いところがポイントです。
お返しの選び方は、彼の欲しそうなものや趣味に関するものを選ぶほか、予算をもとに何にするかを決める人も多いのではないでしょうか。
参考として、予算別にどんなアイテムがあるのかをご紹介します。
20万円~
高級腕時計
高級ブランドのスーツ
結婚指輪二人分
10万円~
オーダースーツ
高級ブランドのかばん
パソコン
一眼レフカメラ
ロードバイク
数万円~
スーツ
礼服
かばん
財布
眼鏡
靴
数千円~
筆記具
ネクタイピン
カフスボタン、カフリンクス
アイテムの価格は、ブランドや個々の商品のスペックなどによって変わるので、あくまでも目安としてくださいね。
予算に余裕があったり、一つのアイテムにしぼりきれないときはいくつか組み合わせて贈るのもGOOD。
男性からは、
「一緒に選びたい」
「一生大切にするアイテムだから自分で決められたほうが嬉しい」
という意見もあったので、贈るものが決まったら一度彼に聞いてみると安心ですね。
お返しに人気のアイテムについては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、あわせて参考にしてくださいね。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2019」
婚約指輪・結婚指輪に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍5年以内の男女
調査時期:2019年1月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
いかがでしたか?
婚約指輪をもらったときに考えるお返し。
絶対に必要なものではなく、お返しをするかどうかは人それぞれのようです。
先輩花嫁へのアンケートでは、お返しをした人が43.2%、していない人が56.4%でした。
お返しを用意する場合は、両家の顔合わせ食事会や結納の場で渡す人もいれば、好きなタイミングで渡す人もいます。
お返しの平均金額は、だいたい婚約指輪の金額の3分の1から半額程度。
アイテムとして人気なのは腕時計やスーツ、財布など身につけられるものです。
ご紹介した内容を参考に、彼や家族と相談してみてくださいね。
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