結婚が決まったら♥結婚スタイルマガジン

結婚が決まったら「結婚スタイルマガジン」

  • LINE

結納の時の席順は?

音声で聴く!

0:00

0:00

和風の花瓶にいけられた花

公式インスタグラムはじまりました!

正式に婚約をととのえる儀式である「結納」。

伝統的な儀式だけに、座る場所にも決まりがあるんです。

「決まりって言われても、どうしたら・・・」

そんなお困りの方に、結納の席順を解説します。

席順の基本を押さえておけば、結納当日もスマートに振る舞えますよ!

ぜひ参考にしてください。

INDEX

席順の基本の考え方は?

まずは基本となる席順の考え方から。

席には「上座」と「下座」があります。

「上座」はお客様が座る位置。「下座」はお客様を迎えてもてなす側の位置です。

Q.では、部屋の中で上座になるのはどこでしょうか?

疑問を抱く男性

A.「入口から遠い席」が「上座」となります。

上座と下座の位置

入り口に近い席は出入りがしやすく、用事をしやすい反面、人が出入りする落ち着かない場所です。

部屋の中で一番落ち着ける奥側を、お客様の座る「上座」とするのは納得ですね。

洋室でも和室でも、「入口から遠い席が上座」になるのは一緒。

結納でよく使うような、「床の間」のある和室なら、入り口から遠く、床の間により近い席が「上座」になります。

この基本さえ押さえておけば、あとは簡単!

OKマークをする男性

結納でも、「お客様が上座に座る」という考え方は変わりません。

結納は本来、男性側が女性宅を訪問して、結納品などを納めていました。

ですので、訪問する男性側が「お客様」ということになります。
女性側はお客様を迎えもてなす側ですね。

現代になり、両家が一堂に会する略式結納の場合でも、これは同じ。

もともと「客」であった男性側が、「上座」に座ることになります。

自宅以外にホテルや料亭で結納をする場合でも、一般的に男性側が上座に着席することが多いようです。

椅子に座る男性とその父親

逆に、男性を婿養子に迎える場合は、「女性側が男性宅を訪問する」のが本来の形。

その場合は、女性側が「お客様」になり、「上座」に座ることになります。

式場掲載数日本NO.1結婚式場予約サイト 結婚スタイルマガジン

最大20万円分ご祝儀もらえる!

理想の指輪に出会える6つのコレクション

略式結納の場合

では、基本をおさえたところで、具体的な席順を見ていきましょう。

両家がホテルや料亭などに集まって儀式を行う結納の形を「略式結納」といいます。

略式結納について詳しく知りたい人は、こちらをご覧ください。

略式結納ってなに?当日の流れや服装・マナー、結納式にかかる費用を解説!

本を読んで勉強する男性と女性

略式結納には、両家の間を取り持ってくれる「仲人」が参加する場合と、しない場合があるのですが・・・

まずは、本人と両家の両親に加えて仲人夫婦が参加する、「仲人あり」の場合の席順を見ていきましょう。

「仲人あり」の場合

略式結納は、「家」が主体で行われる場合と、結婚するふたり「本人」が主体で行われる場合があります。


○家が主体の場合

家が主体の場合の略式結納の着席順

家を主体にした略式結納では、男性側の父親が最も上座に座り、その隣に母親、男性本人、という順番に。

女性側も同じく、父親、母親、女性本人の順に座ります。

仲人夫婦は下座側に座り、儀式の進行役を務めます。

結納の儀式が無事終わって、そのまま会食へ移るときには、仲人夫婦が下座から上座へ移ることが多いようです。


○本人が主体の場合

本人が主体の場合の略式結納の着席順

本人が主体の場合は、最も上座に本人、その隣に父親、母親の順番に座ります。

仲人については、家が主体の場合と違いはありません。


○「仲人なし」の場合

続いて、仲人を立てず、本人と両家の両親だけで行う略式結納の場合。

席順は、「仲人あり」の席順から、仲人を除いたものとなります。


以上、略式結納の席順についてでした。

椅子のマーク

ここでご紹介した席順は、あくまで基本をふまえた一般的なものです。

地域によっては仲人夫婦を上座側にしたり、本人を真ん中にすることもあるよう。

基本を押さえつつ、どういう順番に座るのか、事前に両家で確認をしましょう。

正式結納の場合

「正式結納」では、両家が直接顔を合わせず、仲人が両家の間を行き来して、結納品などのやりとりをします。

両家の間を車で行き来する仲人男性

そのため、それぞれの家では、仲人を「お客様」として迎えることに。

「お客様」なので、仲人夫婦には上座に座ってもらうのが基本です。

席順はこんな感じになります。

【男性自宅】

男性側自宅の着席順


【女性自宅】

女性側自宅の着席順

迎える側の席順は、略式結納のときと同じく、

・結納の主体が「本人」の場合
上座から「本人→父親→母親」

・結納の主体が「家」の場合
上座から「父親→母親→本人」

ということに。


正式結納について詳しく知りたい人は、こちらをどうぞ。

正式結納、当日の流れ&マナー

本を読む笑顔の男性と女性

本人・親以外の家族はどこに座ればいいの?

一般的に結納の参加者は、両家の両親と本人、そこに仲人夫婦が加わるかどうか・・・
という場合が多いと思います。

でも、どうしてもそれ以外の家族が出席したい場合は、どこに座ればいいでしょうか?

基本は、「両親・本人に続いて、年上から順に上座へ座る」と考えればOK。

たとえば、祖父母、姉、弟が出席する場合・・・

祖父母や兄弟姉妹

本人主体の結納なら、
「本人→父親→母親」の次に、「祖父→祖母→姉→弟」

家が主体の結納なら、
「父親→母親→本人」の次に、「祖父→祖母→姉→弟」という感じです。

結婚スタイルマガジンって日本NO.1の式場予約サイトだって知ってた?

最大20万円分ご祝儀もらえる!

まとめ

結納の席順の基本は、

「入口から遠い位置が上座」
「一般的に男性側が上座に座る」

という2つ。

また、「正式結納か・略式結納か」「結納の主体が家か・本人か」という、場合ごとの違いもありましたね。

席順については、この他、地域や家によって考え方が違うことも。

事前に両家でどのように着席するとよいか、確認しておいた方が無難です。

SNSでシェア

  • LINEで送る

「顔合わせ・結納」の他の記事

「顔合わせ・結納」
の次に知っておきたいこと

記事を読んでいただきありがとうございます。「結婚スタイルマガジン」編集部です!

結婚スタイルマガジン

役立つ情報をもっと見る