支度金って何?結納しない場合でも必要なの?相場や渡し方、お返しマナーも解説します

結納をしないことになったカップルの中には
「結納なしの場合でも、支度金は必要って聞いたけど・・・そもそも支度金って何?必ず用意しないといけないの?」
と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、支度金にまつわる疑問をまるっと解決します!
支度金とは?
「支度金」とは、結納を行わない場合に、新郎の家から新婦の家へ渡す「結婚準備金」のこと。
結納では、新郎の家から新婦の家へ、「結婚の準備をするためのお金」として「結納金」を贈る習慣があります。

「支度金」は、この「結納金」とほとんど同じ役割のもの。
結納で渡す場合は「結納金」、それ以外で渡す場合は「支度金」と名前が変わるんですね。
「結納金」については、こちらの記事も参考にどうぞ。
結納金とは?最近はどうなの?結納金の相場、渡し方、お返しなどわかりやすく解説します
必ず用意しないといけないの?
結納をしない場合、支度金は必須ではないとされています。
結婚スタイルマガジンが実施したアンケート(※)によると・・・

という結果でした。
「支度金を渡したい」と言われた人は、全体の2割ほどと少なめ。
最近だと、「支度金」というよりも、それぞれの家からふたりへ結婚祝いを渡すというケースが多いのかもしれませんね。

支度金を用意する人が少ないと言っても、考え方は人それぞれ。
「結納をしない場合、支度金は用意しないと失礼にあたる」
「ふたりへの支援ならともかく、家同士でお金をやりとりするのは堅苦しい」
などと、親によって考え方が違うことも。
支度金の有無について正解はないので、両家が納得できるように、意見をすり合わせておくのが大事です。
新郎新婦が中心となって、両家の考えをすり合わせていくといいですね。

それでは次に、支度金を用意することになった場合の相場を見ておきましょう。
支度金の相場って?
大体の相場は、50~100万円程度と言われています。
結納金の相場も同じくらいなので、「結納金に近い形で用意したい」と考える人が多いのかもしれませんね。

ちなみに結納金の場合は、新郎の「月給の2~3ヶ月分」や「ボーナス1回分」くらいが目安と言われているので、その考え方も参考になりそうです。
ただ、これはあくまでも相場。
地域性や家庭の考えにもよるので、まずは贈る側の家族で話し合って決めると良いでしょう。
お返しの負担をかけないよう、事前に両家で話し合った上で、相場の半額程度に抑えておくという方法もありますよ。
支度金を用意するのは誰?
一般的に、支度金を用意するのは新郎の親とされています。

ただ、結婚に関する費用をふたりだけで負担したい場合は、新郎本人が用意してもOK。
新郎が新婦の名字になる場合は、新婦側が用意して新郎側に渡すというケースもあるようです。
その辺りも事前に両家で認識を揃えておくとよさそうですね。

【最新データ】結納金の相場はいくら?みんなはどう決めた?決め方やマナーを解説
支度金はいつ誰がどのように渡す?
まず定番なのは、顔合わせ食事会で渡すパターン。
顔合わせ食事会で渡す場合は、新郎の親から、新婦の親に渡すのが一般的です。

最初の挨拶が終わった後(食事が始まる前)に渡すと、格式高い雰囲気を演出でき、フォーマルな顔合わせにはピッタリ。
カジュアルな会なら、食事の中盤くらいに渡すのもおすすめです。
緊張感もほぐれ和やかな雰囲気になってきたところで、支度金の受け渡し時間を設けるといいでしょう。

支度金を渡す・受け取るときは、
渡す側:
「幾久(いくひさ)しくお納めください」受け取る側:
「ありがとうございます、幾久しくお受けいたします」
と添えると丁寧ですよ。
丁寧な言い回しが堅苦しく感じられる場合は、
「どうぞご支度金をお納めください」
「ありがとうございます」
というようなシンプルな言葉でもOKです。
顔合わせ食事会以外で渡すのもアリ!
最近では、顔合わせ食事会以外で支度金を渡す人も増えています。
たとえば、
「彼の親が新居に遊びに来て、そのときに渡してくれた」
なんていうケースがあるようです。

気を遣いすぎず、リラックスした雰囲気で渡したいという人にはちょうどいいかもしれませんね。
他にも、新郎が、自分の用意したお金や親から預かったお金を新婦に渡すという手も。
親から渡すよりも、気兼ねなく受け取れるかもしれません。
また、新婦の口座に振り込むという方法もあります。

親が遠方に住んでいて手渡ししづらいという場合、振り込みだと便利ですね。
大金を持ち歩かずに済むので、紛失する恐れがないのも安心です。
渡し方に明確なルールはないので、両家ですりあわせ、渡しやすい方法を選ぶといいですよ。

それではここからは、新郎(渡す)側・新婦(受け取る)側に分けて、それぞれのマナーも見ておきましょう。
【新郎側】受け渡しにまつわるマナー
それではまず、新郎側(渡す側)のマナーから見ていきます。
ご祝儀袋に入れて渡そう
支度金は、紅白で「結び切り」か「あわじ結び」の水引・のしが付いたご祝儀袋に入れて渡すようにしましょう。

表書きは「御支度金」や「支度金」、「寿」と書くのが一般的です。
「結婚式の衣裳代にあててほしい」
「新生活の家具を揃えるのに役立ててほしい」
というように意図があるなら、「御着物料」「御家具料」という風に名目を書いてもいいですよ。
名前は、新郎側の名字か、あるいは新郎自身が送るなら新郎のフルネームを書きます。

中包みには、「金 伍拾萬円也」「金 壱百萬円也」などと旧字体で書きましょう。
旧字体の漢数字の書き方に関しては、こちらの記事も参考にしてくださいね。
【結婚祝い】ご祝儀袋の書き方マニュアル!表書き・中袋の正しい記入方法を解説
支度金を用意する場合は新婦側に伝えておく
支度金を用意する場合はあらかじめ新婦側に伝えておくことも大切。
これまでお話ししてきたように、支度金についてはいろいろな考えを持っている人がいます。
「結婚するときに一方的にお金をもらうのは気が引ける」

とかえって気まずい気持ちになる人もいるので、サプライズにするのは避けて。
前もって「支度金を渡す」ということを話し、両家了承のもとで受け渡しをするのが基本ですよ。
【新婦側】受け渡しにまつわるマナー
支度金を受け取る側にも、気にしておきたいマナーがあります。
お返しの金額や品物を検討しよう
支度金を受け取る場合は、「お返し」をどうするかも検討しておきます。
支度金のお返しに明確なマナーはありませんが、支度金が結納金と同じくらいだったなら、結納金のお返しマナーを参考にすると安心です。
結納金のお返しは、地域によって一般的な考え方が変わります。

たとえば、関東は「半返し」という考え方が主流で、もらった金額の半額を返します。
一方、関西では、もらった金額の1割程度のお返しを用意することが多いよう。
こちらも両家の考えをすり合わせ、わだかまりを残さないようにしたいですね。
現金ではなく、品物を用意する場合は、新郎に向けて贈ることが一般的です。
・スーツ
・腕時計
・バッグ
・靴
・パソコンやカメラ
などがおすすめ。

彼の親に向けて直接贈りものをしたいなら、相手の好みにも考慮して、お菓子やお茶といったギフトを用意するとよさそうです。
ハッキリとした決まりはないので、相手が喜んでくれそうなものをチョイスするといいですね。

結納返しの品物、オススメは?実際に贈った人の費用もチェック!
使い道を報告すると丁寧な印象に◎
支度金は基本的に、結婚に関することに使うお金とされています。
結婚式費用や新生活費用、新婚旅行費用など、使い道はもらった側の自由ですが・・・
「結婚式の費用に使わせていただきました」
「いただいたお金で家電を購入しました」

というように、使い道を報告すると丁寧な印象になり、喜ばれそうです。
事前連絡なしの場合も受け取り拒否は控えて
繰り返しになりますが、支度金の有無に関しては、事前に両家で考えをすり合わせておくといいんでしたね。
とはいえ、もしかしたら「相手側が事前の連絡なしに支度金を用意していた」なんてこともあるかもしれません。
そんなケースでも、その場で受け取りを拒否するのはあまりよくないと言われています。

支度金は相手からの気持ち。
「申し訳ない」「もっと気楽でいいのに」と思っても、その場での受け取り拒否は控えるようにしましょう。
※「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
調査時期:2025年9月
回答人数:144人
まとめ
「支度金」とは、結婚準備のためのお金のことで、結納金とほとんど同じです。
結納で贈る場合は「結納金」、結納なしの場合は「支度金」と呼び方が変わるんですね。
そんな支度金を用意するかどうかはケースバイケース。
両家の考え方次第なので、事前にすり合わせておきましょう。
金額にも決まりはありませんが、結納金と同じく、50~100万円程度が相場と言われています。
顔合わせ食事会で渡す以外にも、新郎に預けておいたり、口座に振り込んだり、渡し方はいろいろ。
両家が納得する形で進められるといいですね。
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