ブライダルメイクの基礎知識!普段のメイクとの違いや失敗しない伝え方を参考画像つきで解説
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結婚式で花嫁の美しさを引き立ててくれる「ブライダルメイク」。
「失敗しないためにはどうしたらいいの?」
「こだわりたい部分の上手な伝え方は?」
「自分でメイクするのはアリ?」
こちらの記事ではそんなギモンにお答え!
ブライダルメイクの特徴やオーダーの仕方、人気の最旬トレンドメイクを参考画像つきでわかりやすく解説します。
花嫁を一段と美しくしてくれる、ブライダルメイクの秘密をのぞいてみましょう!
ブライダルメイクと普段のメイクはどう違う?
@ak.om.wedding
普段のメイクと比べて、ブライダルメイクには以下のような特徴があります。
・全体的に濃くはっきりとしている
・ベースメイクに力を入れている
詳しく見ていきましょう。
特徴1 全体的に濃くはっきりとしている
ブライダルメイクは普段のメイクより少し濃い場合が多いです。
それには、いくつかの理由があります。
・衣裳とのバランスを取るため
・ライトや太陽光に当たっても映えるようにするため
・写真映えのため
・遠くからでも美しく見えるようにするため
結婚式の衣裳やアクセサリーはとっても華やか。衣裳に比べて顔が薄い印象になってしまわないよう、メイクも普段より華やかにします。
また、結婚式の日はライトなどに照らされる場面も多く、写真を撮る時にフラッシュをたくこともあります。
そんなときに、光で多少メイクが飛んでしまっても、メイクの存在感が残るようにする必要があるんですね。
また、挙式中や披露宴での入場時など、ゲストからふたりまでの距離が離れている場面も意外とあるもの。
遠くからでも顔立ちがハッキリと美しく見えるように、ブライダルメイクは考えられているんです。
華やかな衣装とのバランスや、ライトのあたり方、ゲストとの距離感など、結婚式ならではの状況を考えたメイクなんですね。
特徴2 ベースメイクに力を入れている
トーンアップ下地を使ったり、何種類ものファンデーションを使って陰影をつけたりと、「ベースメイク」にこだわっているのもブライダルメイクの特徴。
花嫁の清楚なイメージをつくるのに欠かせないのが、透明感のある美肌です。
そのためには、しっかりとしたベース作りが大切。花嫁の持つ美しさが引き立つように、お肌を作っていきます。
また結婚式の日は、一日中スポットライトを浴びて汗をかいたり、笑ったり泣いたりとメイクにとっては過酷な状況。
大切な一日に化粧崩れしないためにも、ベースメイクには力を入れる必要があるんです。
ナチュラルに見えても時間をかけて作り込んだベースメイクが、ブライダルメイクの土台になっているんですね。
以上、ブライダルメイクの特徴をご紹介しました。
続いては、ブライダルメイクのトレンドを、参考画像付きで解説します。
最近のブライダルメイクのトレンドは?
最近のブライダルメイクのトレンドはこんな感じです。
・ナチュラルさと華やかさを両立したメイク
・透明感あふれる自然なツヤ肌
・横顔まで素敵に見える長いまつ毛
・顔の印象をはっきりさせる濃いめの眉毛
・血色感あふれるリップ&チーク
これに加えて、ドレスやアクセサリー、さらには会場の雰囲気との相性を考えるのも、より映えるメイクにするためのポイントです。
ポイントとトレンドをおさえたところで、先輩花嫁の実際のメイクを覗いてみましょう!
@chiharukk
可憐な印象のこちらの花嫁。鮮やかなピンク色のリップが肌の白さを際立たせますね。
@the_014bride
コーラルカラーのリップが幸福感抜群。夜景に負けないツヤ肌です。
@mrn_wedding11
髪色に合わせた濃いめの眉で印象アップ。王道の上品花嫁メイクですね。
@lxolza @lxolza
涙袋のグリッターがとっても華やか!
アイシャドウやリップはもちろん、マスカラも、カラードレスにあわせてオレンジにしたそうですよ。
続いては、納得のいくブライダルメイクをしてもらうためのオーダーのコツをご紹介します。
ブライダルメイクのオーダーの仕方は?
理想のメイクにしてもらうためには、オーダーをしっかりしたいところ。
オーダーをする際には以下の点に気を付けるとGOODです。
・理想の雰囲気を写真で伝える
・ドレスや小物、ブーケや会場の雰囲気を写真で伝える
・肌質・髪質などの情報を伝える
・合わない化粧品を伝える
・普段のメイクでのこだわりを伝える
・コンプレックスを伝える
もし使うメイク道具や化粧品にこだわりがある場合は、事前に相談しておくと安心。
「肌が弱くて合う化粧品が限られている」
「どうしてもこの口紅を使いたい」
などの理由で、自分のものを持ち込んだ花嫁さんもいるようですよ。
では、先輩花嫁は実際にどのようにオーダーをしたのか見ていきましょう。
花嫁さんのオーダー体験談
なりたいイメージを明確に伝えた
@ayumi_wd.0121 花嫁さんが作成した指示書 @ayumi_wd.0121 結婚式当日のブライダルメイク
「多幸感のある顔に」
「チークは血色感がほしい」
など、なりたいイメージを指示書にまとめています。
「アイメイクはきつく見えないように、黒は使わないでほしい」
「青みピンクやマット系のリップは×」
というように、やってほしくないことや絶対に伝えておきたい注意点も書いておくと安心です。
血色感、多幸感、イエベ春!って感じのメイクにしていただきました。大満足!
こだわりと好みをざっくり伝えてあとはお任せ
@nena.wedding 花嫁さんが作成した指示書※画像の一部を加工させていただいております @nena.wedding 結婚式当日のブライダルメイク
細かくメイクの指定はせず、こだわりがあるポイントと好みの系統のみ伝えたそうです。
ヘアメイク担当の過去の実績などを見て、感性が合いそうな場合はこのような方法もよさそうですね!
韓国風のヘアメイクを得意とされてる方が担当だったので、私からのお願い書とかもいらないくらいだったのですが、こだわりの部分や好みのメイクなどは簡単に事前にお伝えしました!私的にはお願い書作っておいて良かったなあ〜と思ってます!!
気になる部分を重点的に伝えた
@ma_mariage 花嫁さんが作成した指示書※画像の一部を加工させていただいております @ma_mariage 結婚式当日のブライダルメイク
こちらの花嫁さんは、自分の顔の気になるところを顔写真付きで載せています。
ポイントも絞られていて、しっかりと伝わりそうですね!
@ma_mariage
このようにドレスの写真も載せておくと、メイクさんがイメージしやすいですよ。
口頭で伝えるとどうしても認識相違が生まれてしまうので、ちょっと手間でしたが作ってよかったです。ヘアメイクさんが優秀過ぎて、指示書のイメージ通りに完璧に仕上げてくださいました!感謝!
ちなみに、ここまでに何回か登場した「指示書(お願い書)」は、だいたい2人に1人(※)の花嫁さんが作成しているよう。
(※)「結婚スタイルマガジンSNSアンケートより」
理想のメイクが決まっていたり、メイクにこだわりがあったりする場合は、作っておくとイメージがよりはっきりと伝わりやすいかもしれませんね。
オーダーのポイントについてもっと知りたい人はこちらの記事をどうぞ。
ブライダルメイクで失敗したくない!花嫁メイクを成功させる9つのポイント
こちらではブライダルメイクの失敗談をまとめています。オーダーの参考にしてみてくださいね。
永久に閉ざされた結婚式アルバム…ブライダルヘアメイクの失敗談教えて
では最後に、
「ブライダルメイクを自分でするのはアリ?」
「お色直しのとき、メイクはどうするの?」
など、ブライダルメイクの疑問に答えていきます。
これも気になる!ブライダルメイクの疑問を解決
セルフメイクってしてもいいの?
メイクに自信のある人や、こだわりが強い人は、「自分でメイクしたい」と思うことがあるかも。
しかし基本的には、普段のメイクとは違う特徴をもつブライダルメイクはプロに頼ったほうが安心。
スポットライトのあたる位置や写真写りを熟知しているので、結婚式に一番合ったメイクにしてもらえますよ。
先輩花嫁の中には、こんな人もいました。
アイメイクにこだわりがあったので、目元だけ自分で仕上げました
色選びなど基本的なところは自分で行い、細かい調整や仕上げはヘアメイクさんにお願いしました
ベースメイクだけお願いして、あとはヘアメイクさんにアドバイスをもらいながら自分で仕上げました
プロの力を借りつつ、こだわりがあるところは自分で行うという方法もあるようですね。
式場によっても対応は変わってくるので、まずは式場に相談してみるといいですよ。
ヘアメイクリハーサルはする?しない?
「当日ぶっつけ本番のメイクだと、失敗が怖い」
ということで、メイクのリハーサルをしてもらう人も多いそう。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」によると、3人に2人がリハーサルをしているのだとか。
リハーサルをすれば、何パターンかのメイクを試せたり、理想としているメイクが自分に似合うかを確認できたりするので安心感がありますね。
その一方、追加料金がかかったり、リハーサルと当日で担当してくれる人が違ったりという場合もあります。
納得のいく判断をするためにも、気になるところはまず式場に聞いてみるといいですよ。
リハーサルをするか悩んでいる人はこちらをチェックしてみてください。
お色直しをする場合、メイクはどうするの?
お色直しのときは、衣裳に合わせてメイクもチェンジするという人もいるようです。
チェンジするといっても、一からやり直すというわけではなく、
目元や口元などのポイントメイクだけを変えたり、元々のメイクの上からラメを重ねたりという方法が一般的なよう。
参考に、先輩花嫁のお色直し例をご紹介しますね。
@__hnhwd
挙式ではエレガントで王道な雰囲気のメイクにしたという花嫁さん。
@__hnhwd
披露宴ではブラックドレスに合わせてパキッとスタイリッシュなメイクにチェンジしています。
ポイントメイクを変えるだけでも、印象が大きく変わるんですね!
和装のブライダルメイクってどんなの?
和装のブライダルメイクには、水で溶いたおしろいを塗って白く仕上げる伝統的な「水化粧」という方法と、洋装と同じように仕上げる方法の2種類があります。
水化粧の場合、洋装へお色直しするときにはベースからすべてやり直す必要があり時間がかかるので、最近では和装でも洋装と同じベースメイクをすることがほとんどです。
もちろん、伝統的な水化粧からのお色直しもできるので、こだわりたい人はメイクさんに希望を伝えてくださいね。
和装のブライダルメイクも、赤をアクセントにした伝統的なものから、カラーを取り入れたトレンド感あるものまで様々です。
参考に、先輩花嫁の素敵な和装メイクをみてみましょう。
@ms_wedding0619
真っ白な綿帽子と白無垢には、色鮮やかなリップがぴったり。
@___wd___wd
アイシャドウやチークなど、全体的にオレンジ系でまとめられたブライダルメイク。おしゃれな抜け感がイマドキです。
@mari_n_wd
濃いめの眉毛と赤いリップが印象的!黒色の色打掛に映えて素敵です。
「結婚スタイルマガジンSNSアンケート」
調査時期:2023年6月
回答人数:139人
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
ブライダルメイクには、
・全体的に濃くはっきりとしている
・ベースメイクに力を入れている
といった特徴がありました。
最近のトレンドは「ナチュラルさと華やかさを両立したメイク」。
透明感あふれるツヤ肌や、血色感あふれるリップ&チークで花嫁の美しさを自然に引き立てます。
そして、オーダーするときは、写真を使って理想のメイクや衣裳の雰囲気、会場の雰囲気を伝えるのがポイント!
肌質やこだわり、コンプレックスをしっかり伝えることも大切です。
メイクにこだわりがある場合は「指示書」を作るのもいいですね。
どこから見られても最高にキレイな自分で、特別な一日を楽しみましょう!
希望のメイクが決まった人は、一緒にヘアスタイルについてもチェックしてみてくださいね。
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