花冠で失敗しない!花冠がピッタリなドレス×つけ方×髪型
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お花を輪っか状にした花冠。
花嫁にぴったりの、可憐なヘッドドレスですよね。
そんな花冠には、どんな髪型や顔立ち、ドレスが似合うかご存知ですか?
花冠の似合う花嫁になるためのポイントを、花冠の由来や種類とあわせてご紹介します!
花冠の由来
花嫁の大人気アイテム、「花冠」。
いつから花嫁がつけるようになったのか、ご存知ですか?
実は花冠の歴史はブーケより古く、二百年以上前から、ブーケの代わりに頭に花冠をのせていたとか!
その起源とされている古代ギリシャでは、特別なときに花冠をつける習慣があったようです。
当時は、白のギンコウバイやオレンジの花で作る花冠が主流だったそう。
ギンコウバイ/左 オレンジの花/右
白には「純潔」、オレンジには「たくさんの実をつける」という意味があります。
そのため、「家が栄えて、子宝に恵まれる」という願いを込めて、花冠が使われていたのだとか。
今では色や花言葉で花を選び、様々な花を使ってアレンジされています。
また、花冠は「リングブーケ」と呼ばれることも。
切れ目のない環は「永遠」と「幸せ」、 花同士が結ばれたそのつくりは「愛」と「絆」の象徴です。
なんとなく「かわいい!」と思っていた花冠に、こんな素敵な意味があるなんて・・・
花嫁としてはますます使いたくなるアイテムですね!
花冠のバリエーションと着け方
同じ花冠でも、花の大きさや種類によって雰囲気はさまざま!
では花冠にはどんなものがあるのか、見ていきましょう。
輪っかの大きさ
輪っかが小さいものは、頭にのせるととっても可愛らしい印象に。
逆に輪っかが大きくてすっぽりかぶるタイプだと、華やかで妖精のようなスタイルに!
花の大きさ・色味
使う花の色味を抑えて小ぶりの花を使うと、ナチュラルで甘すぎない花冠に。
ゴージャスな雰囲気が欲しい花嫁は、色んな種類の花やグリーンを使った、ボリュームたっぷりの花冠がオススメです!
花冠の中には、葉っぱや実、パールやビーズなど、花以外の素材を合わせたものも。
ブーケと色味をそろえると、全体のバランスがよくなりますよ。
花冠をつける時はアクセサリーをシンプル、もしくはナシにして、ナチュラル感を出すよう意識しましょう。
花冠が似合う顔立ちって?
ハッキリとした顔立ちの人には、大きめのお花が使われた華やかな花冠がよく似合います。
「私は彫りの浅い日本人顔だから・・・」
と思った人、あきらめるにはまだ早い!
彫りの浅い人には、小さめの花で作った可憐な花飾りがとても似合うんです。
クールな印象が強い面長な人にも、花冠は柔らかさをプラスしてくれるのでオススメ。
やや男性的な顔立ちの人には、細めの花冠がピッタリです。
赤や白など、すっきりとした単色の花冠だと、より顔立ちにマッチ!
自分の顔立ちに合う花冠を見つけることが、大切ですよ。
どんなドレスに合うの?
花冠はドレスとの相性もポイント!
花冠のイメージは「ナチュラル」なので、ドレスもそのイメージに合ったものを選びましょう。
具体的には、透け感のあるレースや、軽いシフォン素材を使ったシンプルなウェディングドレスがおすすめです。
では逆に、花冠に合わせにくいドレスを見ていきましょう。
合わないドレス① 派手なドレス
例えば、
・鮮やかでカラフルなドレス
・派手な柄物のドレス
・大きなコサージュがついているドレス
・スカートが段々になっている「ティアードドレス」
こういうタイプのドレスでは、せっかくの花冠が目立たないどころか、全体的にゴチャゴチャしてしまう・・・なんてことも。
派手な色のドレスに花冠を合わせるなら、ドレスと花冠の色をそろえて統一感を出しましょう。
柄物のドレスを着たい人は、柄が小さいドレスを選んで、花冠は細めのものを。
こうすれば、くどくなりにくいですよ。
合わないドレス② エレガントなドレス
ビジューが目立つタイプのドレスは、エレガントな印象が強くなるので、ティアラなどのキラキラしたアイテムが似合います。
花冠だとナチュラルすぎて、ミスマッチになってしまいがちです。
合わないドレス③ きちんとヘア向きドレス
ハイネック、立ち襟、Aラインなどのドレスには、カチッとした髪型が似合います。
一方、花冠に似合うのは、ゆるいナチュラルヘア。
すっきりとキレイに見せたい場合には、花冠以外のアイテムを選ぶのが無難です。
とびきり素敵!花冠×髪型5選
アップスタイルにもダウンスタイルにも似合う花冠。
いろんな髪型に合うので、逆に悩んでいる人もいるかもしれませんね。
そんな人のために、「オススメの髪型5選」を「花冠のつけ方」とセットでご紹介します!
1.ゆる巻きダウンスタイル×花冠
髪を巻いて無造作にふんわりさせた「ダウンヘア」に花冠を合わせる定番スタイル。
花冠を深くかぶると前髪が押しつぶされてしまうので、おでこをすっきり出したヘアスタイルがオススメです。
おでこを出すのが苦手という人は、花冠を後ろ下がりに浅めにかぶると、前髪がきれいに見えますよ。
「ゆるいダウンヘアに花冠・・・憧れのスタイルだけど、ちょっと甘すぎないかなぁ」
そんな人は、サイドだけにお花をつけた花冠を選べば、甘くなりすぎずオシャレに!
髪の毛のカラーリングにも気をつけましょう。
花冠のナチュラルなイメージに合うよう、髪は重すぎない栗色程度で。
メイクも濃く派手なものは避けるのがベター。
2.ハーフアップ×花冠
髪の上半分をまとめる「ハーフアップ」にするなら、編み込みをつくったり、髪をねじるようにまとめたりするとGOOD。
このとき、花冠も一緒に巻き込んで編むのがポイント!
編み込んだ髪から花が咲いたようで、とってもキュートに。
小さめの花がおすすめです。
3.ボブ×花冠
ボブヘアの花嫁は、花冠をそのままのせるだけでオッケー!
毛先を内巻きにすると、よりキュートに。
注意したいのが「かぶる深さ」。
ボリュームのある花冠を浅くかぶると、顔が大きく見えてしまうことがあります。
大きめの花冠を前髪にのせるような感じで、おでこにかかるように深めにかぶるのがミソです!
小柄な人は特に、大きい花冠だと「のっかられている」ような印象になりがち。
そんな人には、輪っかの小さな花冠をナナメにちょこんとのせるのもオススメです。
元気いっぱいの可愛らしい花嫁になれますよ!
4.ショート×花冠
ショートヘアには、細めでボリューム少なめの花冠を。
すっきりとしたショートヘアも、花冠を添えるだけで女性らしさがグンとアップ!
5.アップヘア×花冠
ルーズな「アップスタイル」のまとめ髪に、花冠はピッタリ!
ベールの上からかぶるのも素敵ですよ。
アップスタイルに花冠をつける時は、髪をきっちりとまとめすぎないのがポイント。
ぴったりとしたまとめ髪に花冠をかぶると、まるでハチマキのような残念な印象になることも・・・
あえて「おくれ毛」を垂らしてみるなど、ほどよくルーズさを出せば花冠にマッチします!
まとめ
花嫁の大人気アイテム、花冠。
使いこなすために知っておきたいポイントがたくさんありましたね!
ドレスや髪型の雰囲気と合わせて、自分にぴったりな花冠を見つけましょう。
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