送り忘れた・持って行くのを忘れたなど、結婚式招待状に関するトラブルの対処法は?
結婚式の招待状は、当日の案内や返信ハガキが同封されていたりと、とても重要なアイテム。
でもそんな招待状を、もし失くしたり汚してしまったら・・・どうすればいいの!?
今回は、結婚式の招待状に関するトラブルの対処法を解説。
番外編として、新郎新婦が招待状を送り忘れた場合の対処法もご紹介します。
招待状を紛失した場合
結婚式の招待状には、招待状本状以外にもいくつか同封されているものがあります。
会場の地図や、必要連絡事項が書かれた付箋、出欠を確認するための返信ハガキ・・・
どれも大切なものですね。
そんな招待状をうっかり失くしてしまった場合は、状況によって対処法が変わります。
返信ハガキを送付済みの場合
出欠の返事を書き込み、返信ハガキを送付した後に招待状を失くしてしまった・・・。
そんな場合は、招待状の紛失を新郎新婦に知らせる必要はありません。
返信ハガキを送っている時点で、相手に出欠の意思が伝わっているからです。
会場や日時をきちんと記憶しているなら、何も問題なし。
会場や日時を忘れてしまった場合は、出席予定の友人に、事情を話して確認しておきましょう。
出席する友人がいない!という場合には、会場さえわかれば、会場に新郎新婦の名前を出し、詳しい日時やアクセスを聞くという方法も。
会場もわからない、聞く人もいない・・・という場合は、新郎新婦に聞くしかありません。
素直に失くしてしまったことと謝罪の気持ちを伝え、当日の情報を教えてもらいましょう。
欠席の場合は、返信ハガキを送っているなら特にすることはありません。
返信ハガキを送る前に失くした場合
返信ハガキごと招待状を失くしてしまった・・・というケースなら、急いで新郎新婦に連絡しましょう。
その時伝えるのは以下の内容です。
〇招待状を失くしてしまったこととその謝罪
〇出欠の意思
〇こちらで用意したハガキを送るということ
誠意を込めて謝罪し、上記の内容を伝えます。
その上で、改めて自分でハガキを用意し、必要事項を書き込んで送付しましょう。
送り先の住所や宛名は、連絡したときに聞いておけばOK。
ハガキに書くのは、だいたいこんな内容です。
〇自分の名前
〇自分の住所と電話番号
〇出欠の返事
〇アレルギーの有無
〇新郎新婦へのメッセージ
口頭で謝罪と出欠の返事を伝えたから・・・とそれで済まさず、きちんとハガキで返信するのがマナーです。
また、招待状本状だけを失くしてしまい、返信ハガキは手元にあるという場合もありますよね。
その場合、結婚式の会場や日時が把握できているなら、返信ハガキを送れば大丈夫。
会場や日時がわからない時は、招待されている友人に聞いてから、返信ハガキを送付しましょう。
一人での参加なら、新郎新婦に事情を話して謝罪し、当日の情報を聞いた上、返信ハガキを送るといいですね。
招待状を汚してしまった場合
コーヒーを飲みながらゆっくりと招待状を見ていたら、うっかりこぼしてしまった・・・
なんてこともありますよね。
もし招待状を汚してしまったら、どうすればいいのでしょうか?
返信ハガキ以外を汚した場合
招待状本状や、地図、付箋などを汚してしまった場合でも、返信ハガキが無事ならそこまで心配はいりません。
返信ハガキを送付した後、残った招待状を汚してしまっても、会場や日時さえわかれば問題ないからです。
ただ、会場や日時がわからないくらいひどく汚してしまった場合は、困りますよね。
そんな時は、紛失した時と同じように友人に聞く、会場に問い合わせる、新郎新婦に謝罪して聞くという方法をとりましょう。
返信ハガキを汚してしまった場合
結婚式はお祝い事。
汚れていたり、しわしわの返信ハガキを返すのはマナー違反です。
返信ハガキがひどく汚れてしまった場合は、替わりのハガキを用意しましょう。
必要記入事項は、招待状を紛失した時と同じです。
ただ、突然自分たちが送った返信ハガキ以外のハガキで返信が来ると、新郎新婦も驚いてしまいます。
前もって新郎新婦に連絡し、事情と謝罪を伝え、違うハガキで送るということを知らせておきましょう。
返信するのを忘れていた場合
返信ハガキには、送付期日が指定されているもの。
出席者の人数が確定しないと、料理や引き出物などの手配が進まないからです。
でも忙しいと、
「すっかり忘れていた・・・」
「送ったつもりで、ずっと机に置きっぱなしだった!」
なんてミスもありますよね。
気付いたら期日が過ぎていた、あるいはギリギリということも。
そんな時は、急いで新郎新婦に連絡します。
まずは返信ハガキの送付が遅れたことに対する謝罪と、出欠の意思を伝えましょう。
本来、招待状が届いたらすぐに返信ハガキを送るほうが、「ぜひ出席したい」という気持ちが伝わるもの。
遅れてしまった場合は、連絡した際に、お祝いの言葉や「招待してくれてありがとう」と感謝の気持ちも伝えれば、より祝福の気持ちが伝わりますよ。
この場合も、口頭で伝えたうえで、返信ハガキも改めて送付しましょう。
当日招待状を忘れてしまった場合
結婚式当日、招待状を持参している人は多いですよね。
招待状には会場や日時、地図など当日の情報がたくさん書いてあるからです。
「会場はどこだっけ?」
「二次会は何時からだったかな?」
など、確認のために招待状があるととても便利。
でも、必ず当日持ってこなければいけないというものでもないんです。
もし道に迷っても、会場がわかっているなら連絡してアクセスを聞けば大丈夫。
会場につけば、バンケットの名前や場所などをスタッフに確認することもできます。
招待状の主な目的は、ゲストに当日の情報を伝え、出欠の確認をとること。
返信ハガキを出しているなら、当日招待状を持ってこなくても大丈夫なんです。
また、招待状には、新郎新婦にメッセージを書き込んで当日持参する「ゲストカード」というものが同封されている場合も。
これは基本的に当日、持ってこなければいけませんが、もし忘れても慌てずに受付で申し出ればOKです。
予備のカードが用意されていることがほとんどなので、その場で書き込んで渡せば問題ありません。
【番外編】新郎新婦が招待状を出し忘れた場合
最後に番外編。
新郎新婦が招待状を出し忘れた場合についてです。
結婚式準備は、なにかと忙しいもの。
きっちり確認したつもりでも、招待状リストから誰かの名前が漏れていた・・・なんて失敗も、なくはありません。
ゲスト全員に招待状を送った後、送るはずだった人に招待状を送っていないことに気付いたらどうすればいいのでしょうか?
すぐに気づいたなら、急いで招待状を作って送付すれば問題ないかもしれません。
ただ、少し期間が経ってから気付いたら・・・
まずは早急に、相手に連絡を取ります。
まずは、招待状を出し忘れ、遅れてしまったことに対する謝罪を誠心誠意伝えます。
そして結婚式の日時、会場など情報を伝え、「ぜひ出席してもらえると嬉しいので、改めて招待状を送らせていただきます」と言葉を添えましょう。
出し遅れたのはこちらのミスなので、「申し訳ないけれど〇日までに返事が欲しい」という期日も伝えて、急かさずに期日まで待つといいですね。
口頭で出欠の返事をもらっても、招待状は必ず改めて送るようにしましょう。
また、招待状リストの漏れではなく、全員分の招待状自体を出し忘れていた場合も、対処法は同じ。
急いで連絡して知らせ、その後招待状を送ります。
まとめ
結婚式の招待状に関する、トラブルの対処法をご紹介しました。
招待状を紛失した場合は、返信ハガキ送付後なら問題なし。
返信ハガキごと失くした場合は、新郎新婦に連絡して謝罪し、当日の情報を聞きましょう。
そして改めて用意したハガキで返信します。
招待状を汚してしまった場合は、返信ハガキ送付後、もしくは返信ハガキが無事なら問題なし。
返信ハガキが汚れてしまった場合は、失くした場合と同じ対応を取ります。
返信ハガキを送るのを忘れていた場合は、急いで新郎新婦に連絡し、出欠を伝えて。
そのうえで、改めて返信ハガキも送りましょう。
当日招待状を持参し忘れても、特に問題はありません。
万が一新郎新婦が招待状を送り忘れていた場合は、急いでゲストに連絡して謝罪、招待の気持ちと返信期日を伝え、招待状を送ります。
このように、色々なトラブルも慌てずに対処すれば大丈夫。
お祝い事ですから、マナーを守った対処法でトラブルを切り抜けましょう!
「ゲストのマナー」の他の記事
「ゲストのマナー」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」