【ゲスト向け】やむを得ない!結婚披露宴・二次会の途中退席のマナー
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結婚式や二次会に招待されたけど、諸事情で最後まで出席できなさそう・・・
そんなとき、どうすれば良いか迷いますよね。
そもそも結婚式や二次会は途中で退席してもいいものでしょうか?
また、退席する際に注意しなくてはいけないことは?
結婚披露宴・二次会の途中退席のマナーについてご紹介します。
そもそも途中退席ってしてもいいの?
本来はお祝いの席である披露宴や二次会を途中で退席するのは失礼なこと。
できれば最後までしっかり出席してお祝いしたいですよね。
でも、家庭の事情や仕事の都合、または他の結婚式が重なってしまったなど、どうしても途中で退席しなくてはいけないことがあるかもしれません。
さらに二次会の場合は、時間が遅いこともあり、終電の都合などで、最後までいられない人もいるかもしれませんね。
お祝いの席を途中で退席するのは残念ですし、申し訳ない気持ちになるかもしれません。
でも、やむを得ない事情がある場合は、マナーを守って途中退席すれば大丈夫。
誠意を尽くせば、「時間のない中、お祝いに駆けつけた」という気持ちは、新郎新婦にもきっと伝わるはずです。
では早速、途中退席の場合にするべきことを見ていきましょう。
事前に分かっている場合は連絡する
途中退席しなくてはいけないことが事前に分かっている場合、あらかじめ新郎新婦に事情を話しておきましょう。
途中退席しても他の出席者に迷惑でないか、きちんと確認しておくといいですね。
早めに伝えておくことで、新郎新婦はあなたが退席しやすいように配慮してくれるかもしれません。
たとえば、席を出入口付近にしてもらえたり、引出物を渡すタイミングを考えてもらったり、といった配慮です。
招待状への返信ハガキを出す前であれば、ハガキにも途中退席することと、おおよその時間を書いておくとベター。
もちろん先にきちんと電話で連絡することも忘れないでくださいね。
挙式の途中での退席は避ける
教会式や神前式など、儀式である挙式の途中で退席するのは避けたほうがいいかも。
挙式は一般的に、披露宴の前に30分程度で行われることが多いもの。
短い時間なのに途中で退席するのは、あまり良い感じはしませんよね。
また、途中で退席することで式の妨げになったり、雰囲気を壊してしまっては大変です。
あらかじめ挙式の途中で退席しなければならないとわかっている場合は、残念ですが出席は諦めて最初から欠席しましょう。
二次会の場合は形式に注意
二次会の場合は、どのような形式で行われるのか確認が必要です。
立食形式のようなカジュアルな二次会の場合は、途中退席しやすいことも多いですが、着席形式の場合は、うまく退席するのが難しいことも。
できれば幹事の人に、途中で退席しなければならないことをあらかじめ相談しておきましょう。
幹事の連絡先が分からなければ、まずは新郎新婦に相談して取り次いでもらうといいですね。
急な事情で退席することになったら?
当日急に大事な予定が入ってしまったり、体調が悪くなったりと、急な事情で途中退席しなくてはいけないこともあるかもしれません。
その場合はどうすればいいのでしょうか?
披露宴の最中は、新郎新婦に相談をするのは難しいもの。
退席しなくてはいけないことが分かったら、まずは式場のスタッフに相談しましょう。
急なトラブルでつい焦ってしまうかもしれませんが、式場のスタッフはこういった対応にも慣れているはず。
事情を話して、指示に従いましょう。
退席する前に、一緒に出席している友人や隣の席の人にも、かんたんに事情を話しておくことを忘れずに。
急にいなくなってしまったら、何かあったのではないかと心配されてしまいますよ。
退席は目立たないように・・・
退席する際は、とにかく目立たないように。
披露宴には様々な演出がありますので、できるだけ区切りのいい場面でこっそりと退席するのがマナーです。
スピーチや入退場の最中などは避け、歓談中や、新郎新婦がテーブル回りをしている間など、退席しても目立たない場面を見計らいましょう。
あらかじめスタッフに相談しておくと、タイミングを見て誘導してくれますよ。
二次会ではできれば声をかけて帰る
二次会でももちろん目立たないように退席することが大切。
立食などのカジュアルな形式であれば、入退出が自由な場合もあるので、タイミングを見てこっそり退席します。
もし新郎新婦に声をかけられそうであれば、一言声をかけてから退席すると挨拶もできていいですね。
着席形式などで、声をかけるのが難しそうであれば、隣の席の人や幹事に一声かけて帰りましょう。
ご祝儀や会費はきちんと出そう
途中退席する場合でも、披露宴のご祝儀は相場を参考に全額包むのがマナー。
会費制の二次会の場合も、会費は全額支払います。
ただし、もし新郎新婦や幹事が気を遣って、「会費は半分でいいよ」などと申し出てくれた場合には、ご厚意に甘えてもOKです。
新郎新婦には、後日改めてお祝いの言葉とあわせて、途中退席したことをお詫びするのを忘れないようにしましょう。
まとめ
結婚式を途中で退席しなくてはいけない場合、事前に分かっていたら、できるだけ早く新郎新婦に連絡しましょう。
二次会の場合は幹事に相談します。
急な事情で退席する場合は、式場のスタッフに相談して指示を仰ぐとベター。
退席する時は、とにかく目立たないように。
ご祝儀や会費は全額支払うのがマナーです。
後日改めて新郎新婦にお詫びの気持ちを伝えるのも忘れずに。
時間の許す限り、新郎新婦をお祝いできるといいですね。
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