お見送りだけじゃない！結婚式でプチギフトを渡すタイミングって？

1 迎賓のとき

「迎賓」とは、披露宴会場の前で新郎新婦がゲストをお出迎えする時間のこと。

そんな始まりの時間に、プチギフトを渡すという方法もあります。

披露宴前にプチギフトを配るのであれば、その内容にもこだわりたいところ。

例えば披露宴の食事で使うことができるステキなお箸にしたり、席次表やプロフィールなどを一緒に添えて配ったり・・・

「来てくれてありがとう」
「楽しんでいってね」

という気持ちを込めて、プチギフトを配るのもいいですね。

2 再入場のとき

披露宴でお色直しを終えて再入場した後、そのままキャンドルサービスなどをしながら高砂席へ向かうことが多いですよね。

その時に、各テーブルを回りながらプチギフトを渡すという方法。

定番のキャンドルサービスなどをする代わりに、ゲストひとりひとりにプチギフトを配って回ります。

忙しい新郎新婦がゲストの顔を見ながら、「ありがとう」を伝えられるいいチャンス。

ただしあまり一人に時間をかけすぎるとほかのゲストを待たせてしまうので、気持ちは込めながらも、ある程度手早く進めることが大切ですよ。

3 テーブルラウンドのとき

新郎新婦がゲストテーブルをまわる「テーブルラウンド」。

各テーブルで新郎新婦とゲストが写真を撮る「テーブルフォト」をするなど、取り入れる人も多い演出です。

そんなテーブルラウンドのときに、プチギフトも配ってしまうというアイデア。

再入場時と同じで、新郎新婦がゲストと触れ合える機会なので渡しやすいタイミングといえるでしょう。

ただ、各テーブルごとに写真を撮ったりしつつ、一人一人にお礼を言いながらプチギフトも配る・・・

となると、結構時間がかかってしまうことも。

披露宴のスケジュールが押してしまったり、待っているゲストが退屈して間延びした時間になってしまうのは避けたいですよね。

ゲストの数が多いなどテーブルラウンドに時間がかかりそうな場合、プチギフトは各テーブルの分を代表者一名に渡して、分けてもらうようにするとスムーズです。

だいたい顔見知りのゲストが同じテーブルに集まっていることが多いと思いますので、みんなに「今日はありがとう」とお礼を伝えて、プチギフトはまとめて渡すのもアリですね。

4 送賓のとき

プチギフトを渡すタイミングとして一番多く選ばれているのが、「お見送りのとき」です。

披露宴の終わりに、会場の外で新郎新婦や両親が並び、帰っていくゲストをお見送りする「送賓」。

一人一人にプチギフトを渡しながら一日のお礼を伝えるには、ピッタリのタイミングですね。

「ありがとうございます」と伝えるだけでももちろんいいのですが、ささやかなプチギフトがあればなお、感謝の気持ちが伝わりそう。

楽しかった結婚式の余韻を残しながら、最後まで気持ちよくお見送りできそうですね

5 引き出物に入れておく

引き出物袋に、プチギフトも一緒に入れておくという方法です。

ただ引き出物とプチギフトの区別がつきにくくなることもあり、この方法を選ぶ人は少数派。

でも、ゲストの人数が多い大規模の結婚式の場合は、一人一人にプチギフトを配る時間が取れないこともありますよね。

そういう場合は、引き出物袋の中に入れておけば配る時間が省けます。

来てくれたことへのお礼を書いたカードを添えておくと、丁寧な上に引き出物との区別がついていいかもしれませんよ。

プチギフトを渡すタイミングは、人によってさまざま。

渡すタイミングに決まりはないですし、プチギフトの数にも決まりはありません。

例えばテーブルラウンドでプチギフトを配ったけれど、お見送りのときに何もないと寂しいのでもう一つ用意していた、という人もいます。

自分たちのタイミングで、ゲストに「ありがとう」を伝えましょう。