「サムシングブルー」の意味って？結婚式にはどう取り入れる？【先輩花嫁の実例アリ】

「サムシングブルー」とは？由来や意味

サムシングブルーの由来

「サムシングブルー」とは、ヨーロッパで古くから続いている結婚式のおまじないです。

その由来は諸説ありますが、日本では「マザーグース」というイギリスの童謡から始まったという説が有名です。

歌の中で4つのアイテムが出てきて、これらのアイテムを結婚式に取り入れると「花嫁が幸せになれる」とされているそう。

4つのアイテムをまとめて「サムシングフォー」と呼びます。

つまり「サムシングフォー」のひとつが「サムシングブルー」なんですね。

「サムシングフォー」それぞれの意味は？

「サムシングフォー」にはそれぞれ、次のような意味があると言われています。

サムシングオールド（Something old）
→先祖からの伝統、家族の絆、財産などの象徴
サムシングニュー（Something new）
→ふたりの新生活に対する希望の象徴
サムシングボロウ（Something borrowed）
→すでに幸せな結婚生活を送っている人にあやかる
サムシングブルー（Something blue）
→純潔、清らかさの象徴
どれもふたりの幸せな結婚生活を暗示するようですね。

中でもサムシングブルーの「青色」は、聖母マリアを象徴する色とされています。

花嫁の純潔で清らかなイメージを意味し、夫となる人への誠実な愛を表しているんですね。

サムシングフォーについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてください。

花嫁が身に着ける「サムシングフォー」とは？結婚式で取り入れるアイデアも紹介！

「サムシングブルー」は、サムシングフォーの中で唯一「色」の指定。

結婚式のアイテムや演出に取り入れやすく、日本でも幸せになるためのおまじないとして取り入れる花嫁は少なくありません。

取り入れ方は花嫁によってさまざま！
結婚式のいろいろなアイテムに「サムシングブルー」を忍ばせることができます。

次は、サムシングブルーの具体的な取り入れ方を見ていきましょう。

サムシングブルーを結婚式へ取り入れるアイデア

「サムシングブルー」は純潔・清らかさを意味するアイテムなので、あまり人目につかない場所にひっそりと身に着けるのが基本。

取り入れ方の一例をご紹介します。

結婚指輪に忍ばせて！

LUCIE：Brise de mer（ブリーズ ドゥ メール）LM4114

結婚指輪の内側に、サファイアやアクアマリン、ブルーダイヤモンドなどブルー系の小さな石を埋め込んでおくのもおすすめ。

指輪を購入する際、リングの内側に小さな石を埋め込むオプションは、色々なジュエリーショップで取り入れられています。

前もってサムシングブルーを取り入れたいと決めている場合は、結婚指輪に忍ばせておくのも素敵ですよ。

ブーケで取り入れる

花嫁が手に持つブーケに、青い花をほんの少し取り入れるという方法です。

ブーケのアクセントとしてさりげなく青い小花をちりばめるのもおすすめ。

沢山のバラを使ったブーケに、1本だけ青いバラを入れておく・・・なんていうのもオシャレですね。

ブーケに結ぶリボンを青にするという方法もありますよ。

足元に取り入れる

ウェディングドレスで隠れがちな靴に、青を取り入れるのもさりげなくておすすめ。

青い靴だと少し目立ちそうと思うかもしれませんが、ロング丈のドレスなら、スカートで隠れている時間が多いので、さりげなく取り入れることができます。

全体が青い靴でなくても、アクセントとして一部に青が入った靴なら取り入れやすいですよ。

アクセサリーやヘッドドレスもアリ

ネックレスやイヤリング、ヘッドドレスなども、青を取り入れやすいアイテム。

青いビジュー（宝石）が使われているアクセサリーを選んだり、髪に飾る花飾りに青を取り入れたり・・・
取り入れ方は無限大ですね。

アクセサリーではありませんが、花嫁のハンカチに青を取り入れるのもアリ。

花嫁のハンカチは白が基本ですが、白に青い糸で刺繍が施されたものなら、さりげなく持つことができますよ。

ネイルをブルーに！

ネイルカラーを、さりげなくブルー系にするのもおすすめ。
爽やかなカラーなので、派手になりすぎずウェディングドレスにも合いますよ。

欧米の定番はガーターベルト

欧米では、サムシングブルーをガーターベルトで取り入れるのが定番です。

白いガーターベルトに、青いリボンがあしらわれたものが多く使われているそう。

海外の花嫁風に・・・と憧れる花嫁は、ガーターベルトで取り入れてみるのも素敵です。
青色の下着を身につけるのもアリですね。

大胆にドレスで！

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さりげなく・・・というサムシングブルーの趣旨とは少し違いますが、カラードレスをブルー系にするという花嫁も。

思い切って大胆に青を取り入れるのもいいですね。

白いウェディングドレスに、青いサッシュベルトを巻くのもおすすめです。

身に着けるもの以外への取り入れ方アイデア

ここまで色々な取り入れ方をご紹介しましたが、他にも少し番外編をご紹介しましょう。

サムシングブルーは、基本的に花嫁が身に着けるもので取り入れます。

でも最近では、身に着けるもの以外にサムシングブルーを取り入れる花嫁も少なくありません。

身に着けるもの以外で青色を取り入れる方法をご紹介します。

リングピローで取り入れる

結婚指輪を置くリングピローも、さりげなく青色を取り入れやすいアイテム。

青色のリボンで指輪を結んだり、青い花を飾ったりするのもいいですね。

ペーパーアイテムで取り入れる

招待状や、席札・席次表などのペーパーアイテムに青を取り入れるという方法です。

ゲストみんなに送ったり配ったりするので、幸せのおまじないをおすそわけしているような気持ちになれそうです。

会場に取り入れる

海の見える会場を選んだり、会場装花を青色にしたり・・・
会場装飾のテーマを青にするという方法も。

直接身につけなくても、青に包まれた会場ならおまじない効果もありそうですね。

ケーキやドリンクで取り入れる

ウェディングケーキの装飾に青を取り入れたり、青色のドリンクをゲストにふるまったりするのも素敵。

花嫁だけでなく、ゲストも幸せになれそうな取り入れ方です。

こうしてみると、「サムシングブルー」の結婚式への取り入れ方は無限大。

結婚式に取り入れてみたい！という人は、自分らしい取り入れ方を考えてみると良いですね。

【実例写真アリ】先輩花嫁はどうやって取り入れた？

ここまでサムシングブルーの取り入れ方を紹介してきました。

先輩花嫁はどのように結婚式へサムシングブルーを取り入れたのか、気になりますよね！

ここからは、先輩花嫁のサムシングブルー実例を紹介していきます。

ドレス・タキシード

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透明感のあるブルーのカラードレスをチョイスしたこちらの先輩花嫁。

会場のシックな雰囲気にも合っていてステキですね。

新郎のタキシードもネイビーで、統一感があるのもGOODです！

ネイル

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続いてはネイルです。

「水色のカラードレスと同系色に」
「ウェディングドレスを着たときのアクセントになるように」

と、こちらのネイルに決めたんだとか。

やわらかな色味なので、ウェディングドレスと合わせても主張しすぎず上品な印象ですね。

ウェディングケーキ

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ロイヤルブルーのリボンを飾りつけた純白のケーキ。

青と白のコントラストが鮮やかで目を引きますね。写真映えもバッチリです！

先輩花嫁のアイデアを参考に、自分らしく青色を取り入れてみてください！

さて、ここまでサムシングブルーの取り入れ方をご紹介してきましたが、

「もう結婚式のテーマカラーを決めちゃったんだけど・・・」
「青以外に縁起のいい色ってあるの？」

という人もいるかもしれませんね。

ここからは、青以外の結婚式におすすめの色をご紹介します。

ブルー以外の縁起が良いカラー4選

サムシングブルーも素敵ですが、青以外にも縁起のいい色や、ポジティブなイメージを持つ色はたくさんあります。

白

白は、言わずと知れた花嫁カラー！
純潔・無垢の象徴とされ、結婚式にはピッタリのカラーです。

赤

お祝い事で赤飯を炊いたり、ご祝儀袋で赤い色がよく使われていたり・・・
赤はおめでたいカラーとして広く知られています。

生命力のある力強い色で、和の結婚式にもよく合いますよ。

オレンジ（橙）

果物の橙（だいだい）は「代々」とも称され、熟しても果実が落ちにくいのが特徴。

そのままにしておけば翌年、1本の木に新しい実と去年の実が両方実った状態になることから、「子孫繁栄」「代々栄える」ことを連想させ、縁起がいいとされています。

温かく家庭的なイメージもある色で、花嫁におすすめのカラーですよ。

金色

金色も、おめでたい席ではよく使われる特別なカラーですよね。
高貴で美しく、存在感のあるカラーです。

青色とも相性抜群！サムシングブルーのアイテムと合わせるのも素敵ですね。

金色は豊かさの象徴でもあり、それは金銭だけでなく、内面や人間関係の豊かさも表しています。

これから家族になり、つながりが増えていくふたりにピッタリですね。