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【新郎衣裳選び】タキシードはオーダーメイドする?メリットや費用をレンタルと比較!
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結婚式の新郎衣裳で人気のタキシード、実はオーダーメイドもできるんです!
「わざわざオーダーメイドをするメリットって?」
「けっこうお金がかかるんじゃない?」
そんな疑問にお答えして、オーダーメイドの特徴や費用相場を、レンタルの場合と比較してご紹介します。
先輩カップルの実例も紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
新郎のタキシードをオーダーメイドにするメリット
既製品ではなく、自分に合うものを注文して作ってもらうのが「オーダーメイド」。
まずはオーダーメイドのタキシードにどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
メリット1 理想のサイズにできる
1つ目のメリットは、理想のサイズにできること。
オシャレなコーディネートのためには、「サイズ感」がとても大切になります。
レンタルのタキシードにもいろいろなサイズが用意されていますが・・・
「100%自分にぴったり」とは、なかなかいかないもの。
一方オーダーメイドなら、新郎の体にあわせて細かく採寸してくれます。
また、人それぞれ体型に違いがあるので、
「ジャケットはぴったりサイズでいいけれど、パンツは少しゆとりを持たせたい」
「ガッシリとした体型なので、ジャケットは少しゆったりしたものにしたい」
など、最適なサイズに調整できるのが魅力です。
体型にあわせた新郎衣裳のサイズ選びについては、以下の記事で説明しています。
ぜひあわせて参考にどうぞ。
サイズ感が大事!体型別に新郎衣裳の選び方&おすすめコーディネートを紹介
メリット2 デザインや生地の選択肢が多い
2つ目は、デザインや生地の選択肢が多くなること。
レンタルのタキシードはたくさんの人に使われることを想定して作られている分、デザインも無難なものが多め。
また、生地の種類も限られていて、レンタル衣裳を試着したときに、
「テカテカした生地ばかりで、なんか違うなあ・・・」
なんてことも。
オーダーなら襟の形やボタン、ポケットの位置など、お店によって違いはありますが細かく好みのデザインに仕立てられます。
生地も上質なブランド物など、多くの種類の中から選べるようです。
レンタル衣裳だとデザインや生地感がピンとこなかった・・・という人にも、オーダーメイドはおすすめですよ。
メリット3 思い入れの強い一着になる
手間をかけて、自分のためだけに作ってもらったオーダータキシード。
それだけ思い入れの強い一着になることでしょう。
「結婚式では、一番カッコいい姿で花嫁の隣に立ちたい」
そんな思いも詰まった一着は、新郎だけでなく、ふたりにとって大切な結婚の記念品として手元に残りますよ。
お店によっては、式の後でタキシードをスーツにリメイクできるサービスも!
スーツならこれから先も普段使いできますよね。
リメイクしたスーツを着て、結婚記念日に高級レストランへ・・・なんてこともできそうです。
以上、タキシードのオーダーメイドにはメリットがたくさんありましたね!
では逆に、デメリットはあるのでしょうか?
デメリットはある?
タキシードをオーダーメイドするデメリットは、ズバリ「時間がかかってしまうこと」。
レンタルなら既に出来上がったものがあるので、結婚式まで時間がなくても大丈夫ですが・・・
オーダーは希望を聞いてから作り始めるので、どうしても時間がかかってしまいます。
納期やオーダーの流れについては後ほど詳しく説明しますが、「最短でも1ヶ月はかかる」というところが多いようです。
オーダーメイドを考えるなら、2ヶ月前には依頼できるよう準備しておきましょう。
気になるオーダーメイドの費用相場は?
オーダーメイドの場合の金額はショップによって5~20万円と幅広く、この中でも特に10~15万円が相場となるようです。
料金を左右する1つの要因は、「オーダーメイドの種類」。
次の3種類に分かれ、下に行くほど料金は高くなります。
・パターンオーダー
・イージーオーダー
・フルオーダー
「パターンオーダー」は既製品に少しサイズ調整を加える簡易な方法。
オーダーというよりは「お直し」に近く、料金も数万円くらいに収まります。
「イージーオーダー」では自分用に採寸をして型紙を作ってもらえます。
パターンオーダーに比べて細かいサイズ調整ができるため、相場は5万円~十数万円ほどにアップ。
そして、「フルオーダー」は手作業で型紙を作るのに加え、「仮縫い」があるのが特徴です。
仮縫いとは生地を衣裳の形に縫ったもので、フルオーダーでは完成品の前に仮縫いの衣裳を試着して、さらに補正をかけていきます。
こうして手に入るタキシードは自分だけの完璧なサイズ感を実現。
相場は20万円から、高ければ100万円を超えるものもあるようです。
またこの他、生地のグレードによっても料金が変動します。
レンタルする場合と料金を比較!
オーダーする場合は、サイズや生地をどこまでこだわるかによって料金が変わりましたね。
では、レンタルする場合と比べると料金はどう変わるのでしょうか?
レンタルする場合もオーダーする場合と同じで、価格帯は幅広く5~20万円となるよう。
ただし、オーダーする場合に比べれば平均的な価格は低くなるようです。
レンタルとオーダーでは思ったほど大きな差はないと考えることもできますが、ここで注意したいのは「持ち込み料」について。
式場提携の業者以外で用意したタキシードの場合、衣裳には1着につき1~5万円ほどの持ち込み料がかかることが多いようです。
オーダータキシードを着たい人は、事前に式場へ持ち込み料について聞いておくといいですよ。
持ち込み料がかかる理由やアイテム別の相場など、さらに詳しい説明はこちらから。
また、次のようなケースではレンタルだと費用がかさむことも。
「海外で挙式をして、帰国後に式へ呼ばなかった人を集めてお披露目パーティーを開きたい!」と思ったふたり。
レンタルだったので、海外での挙式と国内でのパーティーで合計2回衣裳を借りることになり、レンタル費用が余分にかかってしまった・・・
この場合は、1着が手元にあれば挙式とパーティー両方に着回せて費用も抑えられるので、オーダーメイドにするのがおすすめですよ。
オーダーから受取までの流れ
オーダーメイドのタキシードは、お店で注文して仕上がりを待つことになるのですが・・・
納期はだいたい1~2ヶ月程度となるのが一般的なようです。
お店によっては3ヶ月以上かかる場合もあるので、やはり余裕をもって注文する必要がありそうですね。
それでは詳しい流れを見てみましょう。
1 店舗での打ち合わせ
理想のタキシードを作るために、まずはスタッフとの打ち合わせをします。
理想のイメージはもちろん、結婚式のテーマや日取り、会場の雰囲気、招待客の顔ぶれなども聞かれるようです。
「こんな衣裳がいい」という具体的な希望があるなら、雑誌やネットの画像検索で参考の写真を用意しておくと、スムーズに話が進みそうですよ。
2 生地やデザインを決定
打ち合わせの内容をもとに、生地やデザインを選びます。
理想の生地やデザインは固まっていないという場合は、新婦のドレスの写真があると参考にしやすいかもしれません。
ドレスのデザインや雰囲気と相性の良いものを提案してもらえますよ。
3 採寸
スタッフが新郎の体のサイズを丁寧に採寸してくれます。
採寸が終わったら、いよいよ実際にタキシードが作られます。
4 フィッティング、納品
出来上がったタキシードを着てみて、必要に応じてサイズの最終調整をした後、納品となります。
オーダーメイドタキシードの着こなし実例
最後に、オーダーメイドタキシードを選んだ先輩カップルの実例をご紹介します。
最高の1着をオーダーメイド!
@shiori_palace.wd @shiori_palace.wd
こちらのカップルは、1日で3軒の衣裳店を回って一番気に入ったタキシードをオーダーしたとのこと。
なかなかハードなスケジュールですが、「本当に似合うタキシードを用意したい!」というこだわりがうかがえます!
お色直しでは衣裳を変えることも考えたそうですが、最終的には蝶ネクタイを変えるだけにしたとのこと。
オーダーして愛着が湧いた衣裳を長く着られると、テンションも上がって結婚式をめいっぱい楽しめそうですね!
式を通して着ることで、お気に入りの衣裳をたくさん写真に残すことができるのも嬉しいポイント。
またオーダーだと完璧に身体へフィットさせられるので、一日中着ていても既製品に比べると着疲れを最小限にできそうですね。
まとめ
タキシードをオーダーメイドするメリットには、
・理想のサイズにできる
・デザインや生地の選択肢が多い
・思い入れの強い一着になる
などがありました。
ただ、出来上がりまでにはある程度時間がかかるので、挙式2ヶ月前くらいには依頼したいところです。
ひとくちにオーダーメイドと言っても、
・パターンオーダー
・イージーオーダー
・フルオーダー
の3種類に分かれ、下に行くほどサイズ調整が精密になり、その分料金も高くなります。
費用の相場は5~20万でレンタルと同じ傾向ですが、レンタルの方が平均額は低くなる様子。
ただしオーダーの場合は、式場によって「持ち込み料」がかかることも。
一方、レンタルの場合でも、国内と海外で式をするなどで複数回借りる場合は費用がかさむこともあります。
予算や結婚式のスタイルなどもあわせて考えたいですね。
とはいえ、一般的にはオーダーとレンタルで費用の相場にそこまで大きな差はないともいえるので・・・
「せっかくなら!」と思い切ってオーダーメイドにしてみても良いのかもしれません。
先輩カップルの声もぜひ参考にしてみてくださいね。
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