結婚式にはネクタイピンを付けた方がいいの?種類や選び方、正しい付け方も紹介!
結婚式にお呼ばれした男性ゲストは、「ネクタイピン」をつけた方がいい?
今回は、結婚式でのネクタイピンの役割や、ネクタイピンの種類を詳しく解説。
正しい付け方や、結婚式にふさわしいネクタイピンの選び方もご紹介します。
結婚式で「ネクタイピン」は必要?
ネクタイに付ける「ネクタイピン」に対しては、フォーマルなイメージを持っている人が多いかもしれませんね。
「結婚式で着るスーツには、ネクタイピンが必要なのかな?」
と思うかもしれませんが、実際のところ付けるか付けないかは自由なんです。
アクセサリーの一種なので、フォーマルスーツに必ずネクタイピンを合わせなければいけない訳ではありません。
とはいえ男性はスーツでの参列がほとんどなので、年齢問わずコーディネートが落ち着いた印象になりがち。
ネクタイピンをプラスすることで、華やかな装いになりますよ。
ネクタイピンの役割
ネクタイピンの役割には、「実用性」と「ファッション性」の2つの面があります。
実用的な役割として挙げられるのは、「ネクタイがブラブラ動かないようにする」という点。
ジャケットやジレ(ベスト)を着ていれば、ネクタイはある程度固定されるため大きく動くことはありません。
しかしシャツだけだと、食事やお辞儀などのたびにネクタイがブラブラ・・・
そんなとき、ネクタイピンをつけているとシャツにネクタイをピシッと留めてくれます。
ファッション性の面で挙げられるのは、先ほどもお伝えした「華やかさをプラスできる」という点。
結婚式のようなフォーマルな場だと、どうしてもみんな似たようなコーディネ―トになりがちです。
そんなとき、ネクタイピンがあるとお祝いの場に華やかさを添えることができます。
またちょっと遊び心のあるデザインのものを選ぶことで、自分らしさを出すこともできますよ。
ネクタイピンにはどんな種類があるの?
ネクタイピンには、形ごとにいくつかの種類があります。
まずポピュラーな2つをご紹介しますね。
タイクリップ(わに口式)
蝶つがいで繋がれた「タイクリップ」は、バネの力でネクタイを挟みます。
ワニの口のように大きく開くので、厚手のネクタイでも挟みやすいのが特徴。
フォーマル・ビジネス問わず使えるので、1つ持っておくと便利ですよ。
タイバー(クリップ式)
バネを使わず、素材の力でネクタイを挟むタイプです。
タイクリップに比べると
・厚手のネクタイは挟みにくい
・外れやすい
という点はありますが、バネがない分シンプルでスタイリッシュなものが多いようです。
この2つがポピュラーですが、ほかにも色々な種類があります!
スティックピン
細い針でネクタイを固定するタイプです。
留め具に装飾が施されているものが多いので、華やかでフォーマル向け!
結婚式やパーティー用に持っておくと、オシャレの幅が広がりますよ。
タイタックピン
針と留め具を使い、ネクタイとシャツを固定するタイプです。
留め具に装飾がついていたり、チェーンが付いていたりと華やかなデザインが多いのが特徴。
フォーマルシーンにはピッタリです。
ショートクリップ
他のネクタイピンより長さが短くなっているのが特徴で、主に細身の「ナロータイ」というネクタイに合わせるネクタイピンです。
タイクリップやタイバーと同じく、挟んでネクタイを固定します。
タイチェーン
チェーンをネクタイに回し、留め具はシャツのボタンに引っ掛けて使います。
まるでネクタイにネックレスをつけているようで、エレガントな印象に。
大人の男性によく似合います。
ネクタイピンには、色々な種類があるんですね。
では結婚式につけていくネクタイピンは、どんなものを選べばいいのでしょうか?
続いて、結婚式にふさわしいネクタイピンの選び方を見ていきましょう。
結婚式にふさわしいネクタイピンは?
ネクタイピンを選ぶポイント
ビジネスシーンではシンプルなものの方がふさわしいですが、結婚式のようなお祝いの場では少し華やかなネクタイピンや、個性を出したデザインでも大丈夫。
ただし、あまりにも派手すぎるデザインなど、新郎より目立つようなものは避けるようにしましょう。
あくまで主役は新郎新婦、ということを忘れず、スーツのアクセントとして選ぶといいですよ。
ネクタイピンの色は何がいい?
結婚式のスーツに合わせるなら、フォーマルかつ華やかな色がおすすめ。
例えばゴールドやシルバーなら、適度に華やかで落ち着きもあっていいでしょう。
ゴールドなら大人っぽく、ダークスーツにもよく合います。
シルバーならどんなスーツとも相性がよく、スタイリッシュな印象に。
スーツとの相性もあるので、着ていくスーツのカラーと合わせて選びましょう。
パールなど装飾のあるタイプも、スーツを上品かつ華やかにしてくれるのでおすすめです。
ネクタイピンの付け方
ネクタイピンをつける位置
ネクタイピンは、ビジネスシーンとフォーマルシーンでつける位置が違います。
ビジネスシーンでは、ジャケットを着たときに、ジャケットから少し見えるくらいの位置に付けるのが基本。
一方、結婚式のようなフォーマルシーンでは少し高めの位置に付けるようにします。
ジャケットの第一ボタンより少し上くらいの位置が目安。
少しネクタイを持ち上げるような感じでつけると、Vゾーンに立体感が出て華やかになりますよ。
ビジネスシーンより少し高めの位置につけることでネクタイピンが目立ち、アクセサリーとしての役割を果たすんですね。
ベスト(ジレ)を着ている場合は?
ベスト(ジレ)を着ているときは、基本的にネクタイピンは使いません。
ネクタイピンがなくてもベストがネクタイを押さえてくれるためです。
また、ベストを着るとVゾーンの余白も狭くなるためネクタイピンをつけると窮屈な印象になる場合もあるようです。
Vゾーンが広いベストを着る場合は、ファッションとしてネクタイピンを合わせる人も!
ベストとネクタイピンのバランスを見て、つけるかどうかを考えるといいでしょう。
また、ネクタイをふんわりと盛り上げて形をつくる役割で、見えない位置(下の方)にネクタイピンをつけるという方法もあります。
ネクタイピン自体は見えませんが、ネクタイの形を整える役割ですね。
暑さでベストを脱ぐことになった時にはネクタイピンを上の方に付け替え、おしゃれを楽しむことができますよ!
まとめ
結婚式につけていくネクタイピンについて、ご紹介しました。
ネクタイピンはアクセサリーの一種なので、結婚式ではつけてもつけなくてもOK。
フォーマルスーツを華やかにしてくれるので、オシャレとしてつけていくのもおすすめです。
派手過ぎなければ、少し個性のあるデザインでも大丈夫。
ゴールドやシルバー、パールがついたネクタイピンなら、フォーマルな場にピッタリです。
さりげないオシャレで、フォーマルスーツをかっこよく着こなしたいですね!
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