結婚式二次会の乾杯挨拶を成功させる！文例やポイントを一挙紹介

【二次会】乾杯挨拶の流れ＆構成

まずは、結婚式二次会で乾杯に至るまでの流れから見ていきましょう。

乾杯までの流れ

・新郎新婦入場
・司会の挨拶
・新郎新婦のスピーチ
・乾杯の挨拶

基本的な流れはこんな感じです。

新郎新婦が先に会場入りするパターンなど、多少流れの変化はあるかもしれません。

でも乾杯の挨拶が始まる前には、司会の方から「乾杯の挨拶を、新郎ご友人の〇〇さんからお願いします」など、アナウンスがあるので安心です。

では乾杯の挨拶では、どんなことを話せばいいのでしょうか？
次は基本的な構成を見ていきましょう。

乾杯挨拶の構成

自己紹介

司会の人がすでに紹介してくれているので、名前と、新郎新婦との間柄を簡潔に話す程度で大丈夫です。

二次会のみ参加するゲストへの配慮の言葉

二次会には、挙式や披露宴に参加していないゲストもいます。

スピーチに、挙式や披露宴の感想、印象に残ったことなどを軽く取り入れると、二次会のみ参加のゲストにも、これまでの雰囲気が伝わって好印象ですよ。

エピソード

新郎新婦とのエピソードを話します。
人柄がわかるような話や、クスッと笑えるエピソードもいいですね。

お祝いの言葉

二人に向けて、心からお祝いの言葉を贈ります

乾杯

「乾杯！」と元気よく締めくくりましょう。

基本的には、この構成に沿ってスピーチを作っていけばOK。

でも乾杯の挨拶を成功させるために、知っておきたいポイントや注意点もあります。
さっそく見ていきましょう。

【二次会】乾杯挨拶のポイント＆注意点

スピーチは手短に

挙式・披露宴から参加しているゲストにとって、二次会は少し疲れも出始めるタイミングかも。

披露宴ですでに数々のスピーチを聞いていますし、飲み過ぎて酔っぱらっているゲストだっているかもしれません。

早く乾杯して着席してもらえるように、乾杯の挨拶は短めにするのがポイント！

だいたい、1分前後を目安にスピーチを考えるといいですよ。

かしこまりすぎなくてもOK！

親族や会社関係のゲストも集まる披露宴とは違い、二次会は親しい友人中心のことが多いもの。

だから乾杯の挨拶も、披露宴に比べると多少ラフな感じでもいいんです。

新郎新婦と友人ゲストがなごめるような、固すぎない挨拶を心がけるといいですね。

新郎新婦の名前も、「ちゃん・くん」付けや呼び捨てでも大丈夫。

くだけすぎると失礼になりますが、基本的に「楽しく」挨拶をすればOKです。

ユーモアを交えつつ褒める

新郎新婦の人柄がわかるようなエピソードを盛り込み、クスッと笑える失敗談などを紹介しながら最終的には新郎新婦を褒める方向に持っていければベストです。

「独身仲間だと思っていたのに、いつの間にこんなに素敵な人と…正直悔しいです」など、親しいからこそ笑えるエピソードで、会場をなごませましょう。

笑顔で祝福を伝える

新郎新婦がなにより嬉しいのは、あなたが「心から祝福してくれている」と感じること。

笑顔を絶やさず、「おめでとう」の気持ちをストレートに伝えましょう。

新郎新婦はもちろん、心からの祝福はゲストの心にも響きますよ。

乾杯の掛け声は明確に！

スピーチが終わった後、いきなり「乾杯！」でも間違いではありませんが、それでは乾杯に出遅れる人がいるかもしれません。

「それでは、お手元にグラスをご用意ください」

「皆さん、飲み物は行き渡りましたか？」

・・・など、乾杯の掛け声の前に一言あると、タイミングがわかりやすくて親切ですね。

NGポイントに気をつける

いくらくだけた挨拶でいいとはいえ、乾杯の挨拶としてNGな内容は避けるようにします。

例えば、ごく少数の人にしかわからない「内輪ネタ」、下品な「下ネタ」、新郎新婦の「異性関係」など、誰かが嫌な気持ちになるような話題はNG。

「別れる」「切れる」など縁起が悪いとされる「忌み言葉」や、「度々」「いよいよ」など同じ言葉を繰り返す「重ね言葉」も使わないように注意しましょう。

ポイントと注意点はこんな感じです。
では最後に、具体的な文例をご紹介します。

【二次会】乾杯挨拶の文例

基本的な文例

ただ今ご紹介にあずかりました、新郎新婦友人の〇〇と申します。
△君、●さん、ご結婚おめでとうございます。お二人の仲睦まじい様子を結婚式で拝見し、心から嬉しく思いました。二次会から参加の方もいらっしゃると思いますので、ここで改めて祝福の乾杯をしたいと思います。それでは皆さま、お手元にグラスをご準備ください。
新郎新婦の幸せを願って、乾杯！

新郎友人の場合

ただ今ご紹介にあずかりました、新郎の友人〇〇と申します。
まずは△△、●さん、結婚おめでとう！結婚式、披露宴、すごく感動しました。私と△△とは、中学時代からの長い付き合いになりますが、こんなに嬉しそうな△△を見たのは初めてかもしれません。そしてこんなに緊張している△△を見たのも初めてでした（笑）それほど、●さんのことが大切なんだなと感じました。とってもお似合いな二人。
これからは、家族ぐるみでよろしく！それでは皆さま、グラスをご準備ください。
△△、●さん、結婚おめでとう。乾杯！

新婦友人の場合

ただ今ご紹介にあずかりました、〇〇と申します。
△△さん、●●ちゃん、ご結婚おめでとうございます。私は●●ちゃんの幼馴染で、子供のころからいつも一緒でした。
よく二人で絵本を読んでは、王子様に憧れてたよね。大人になってからは、仕事にも一生懸命で皆にも優しくて、とてもカッコいい女性になった●●ちゃん。でも結婚式で△△さんと歩く●●ちゃんは、まるで絵本にでてくるお姫様みたいでした。
あの頃の夢を叶えたんだなぁと、胸が熱くなったよ。●●ちゃん、王子様と末永く幸せにね。それでは、2人の幸せを願って乾杯をしたいと思います。結婚おめでとう！乾杯！