【結婚式二次会】費用はどれくらいかかる？項目ごとの相場や予算の考え方を紹介します

二次会ではどんな費用がかかる？

「二次会にかかる費用」と一言で言っても、その内訳はどのようなものなのでしょうか？

二次会の費用に含まれる主な項目はこちらです。

・会場・飲食代
・演出・設備・備品代
・景品代
・プチギフト代
・新郎新婦の衣裳代
・新郎新婦のヘアメイク代
・司会・幹事への謝礼代 など

ざっと見ただけでも、いろいろな費用がかかりますね！

これらすべての費用を足した合計が、「二次会にかかる費用」です。

二次会全体の費用相場は、ゲストを50人呼ぶとすると、45万～55万円くらいと言われています。

どんな二次会にするか、ゲストをどれくらい呼ぶかによって、総額費用は変わりますよ。

項目ごとの費用相場はどれくらい？

つづいて、二次会にかかる費用の項目ごとに、その相場を見ていきましょう。

会場・飲食代

ゲスト人数にもよりますが、会場・飲食代の相場は25万～35万円くらいのようです。

会場代と飲食代をセットにして、「お一人様○○円」という形式で金額を定めている会場が多いよう。

たとえば、一人あたり5,000円のプランで、50人のゲストを呼ぶ場合、

5,000円×50人＝25万円

が会場・飲食代の合計となりますよ。

一人当たりの相場は地域によっても異なるので、二次会をやりたいエリアの会場の料金をいくつかチェックしてみるとGOODです。

ちなみに、会場によっては「最低保証料金」というものが設定されていることがあります。

最低保証料金とは、会場を貸切る場合などに「最低でもこの金額は払わなければならない」という費用のことです。

たとえば、さきほど一人5,000円のプランで50人を呼ぶなら、25万円がかかると説明しました。

しかし、このお店の最低保証料金が「30万円」だった場合、30万円を支払わなくてはいけません。

もちろん、最低保証料金を超えた場合は、実際にかかった金額を支払いますよ。

最低保証料金の有無や金額、二次会の予算とのバランスを考えて会場を選ぶといいですね。

演出・設備・備品代

演出・設備・備品代の費用は、人によってさまざま。

どんな演出・余興を取り入れるかによって、必要な費用は大きく異なります。

会場にもよりますが、音響設備やプロジェクターなどを借りると、だいたい3万円～5万円かかると言われていますよ。

そこからさらに、ムービー作成の費用だったり、ケーキ入刀をするためのウェディングケーキの費用だったり・・・やりたい演出によって、費用が増えていきます。

他にも、プロのカメラマンに二次会の撮影を依頼したり、幹事代行業者に幹事を依頼したりする場合なども、数万円～の追加費用が必要。

演出・余興を考えるときに、それぞれどれくらい費用が必要になりそうか調べておくといいいですね。

景品代

ゲームなどで景品を用意する場合、「ゲストの数×1,000円」が大体の相場。

たとえば50人のゲストを呼ぶなら、

50人×1,000円＝5万円

の費用がかかりますよ。

プチギフト代

二次会で贈るプチギフトの相場は、ゲスト一人当たり「200～400円」前後。

披露宴で贈るプチギフトの相場と、そんなに大きな違いはないようです。

ゲストが50人の場合、1～2万円前後くらいかかることにありますよ。

プチギフトは必ず贈らなければいけないというわけではありませんが、ゲストに感謝の気持ちを伝えるいい機会として、用意する人も多いようです。

新郎新婦の衣裳代

二次会で新郎新婦が着る衣裳は、カップルによってさまざま。

ウェディングドレス・カラードレスやタキシードを着る人もいれば、フォーマルなワンピースやスーツに着替える人も。

二次会の雰囲気によっては、普段着という人もいるようです。

結婚式や披露宴で着たドレスをそのまま着用する場合でも、レンタルの「延長料金」や式場からの「持ち出し料」がかかることがあるので注意してくださいね。

「延長料金」はレンタル料金の20％、「持ち出し料」は20～30％とられることが多いようです。

また、「二次会で、挙式や披露宴とは違うウェディングドレスをレンタル、または購入した」という人にその料金について聞いてみると、結果は次のとおり。

「2万円未満」と答えた人が25.6%で最も多く、「4～6万円未満」が20.0%、「2～4万円未満」が18.9%と続きます。

購入・レンタル合わせて、平均金額は48,984円でした。

挙式や披露宴の衣裳と比べると安く感じますね。

二次会の衣裳は自由度が高いので、あまり高い費用をかけずに選んだという人が多いようです。

二次会ドレスについては、こちらの記事も参考にしてください。

結婚式二次会で花嫁が着るドレスはどう手配する？費用はいくらかかる？

新郎の衣裳も用意する場合、その費用もプラスされますよ。

挙式や披露宴と同じ衣裳を着る場合も、新婦と同じように延長料金や持ち出し料がかかることが多いので、確認しておきましょう。

新郎新婦のヘアメイク代

「ヘアメイクも二次会用に直してほしい！」という場合は、その代金もかかります。

二次会用のヘアメイクにお直ししてもらう場合、5,000円～15,000円前後の料金が相場のよう。

希望のヘアメイクによって料金も変わるので、こだわりがある場合は高額になる場合もあるようですね。

幹事や司会への謝礼代

忘れがちなのが、幹事や司会を引き受けてくれた人への謝礼。

謝礼を現金で渡す場合、5,000円～1万円程度が相場のよう。

その人との間柄によっては、現金で渡す以外のやり方でお礼を伝えることもありますよ。

たとえば、幹事の会費分は新郎新婦が負担し、後日食事会を開いてごちそうしたり、プレゼントを贈ったりという方法があります。

お礼の仕方については、こちらの記事も読んでみてくださいね。

結婚式二次会の幹事・司会をしてくれた友人へ！お礼はどうしたらいい？

以上、それぞれの費用の相場について紹介しました。

ざっくりまとめるとこんな感じです。

費用項目	費用相場
会場・飲食代	25万～35万円
演出・設備・備品代	3万～5万円
景品代	ゲスト人数×1,000円
プチギフト代	ゲスト人数×200～400円
新郎新婦の衣裳代	4万～5万円
新郎新婦のヘアメイク代	5,000～15,000円
幹事や司会への謝礼代	5,000～1万円
合計（ゲスト50人想定）	45万～55万円

これらを参考にして、自分たちの二次会の費用がどれくらいになりそうか、見積もってみてくださいね。

会費に含めていい費用はどれ？

ここまで、二次会に必要となる費用項目を紹介しました。

二次会の費用は、ゲストから集めた会費をあてることが一般的です。

しかし、中には、
「それはゲストの会費じゃなくて、新郎新婦の負担で支払ってほしい！」
とゲストに思われるものも。

最後に、一般的にゲストの会費に含める項目・含めない項目をそれぞれ紹介しましょう。

まず、以下の項目はゲストの会費に含めていいと言われています。

・会場・飲食代
・演出・設備・備品代
・景品代
・プチギフト代

基本的には、ゲストに還元できるものであれば、会費として徴収してもいいと考える人が多そうです。

一方で、「会費でまかなうのはちょっと・・・」と思われがちなのがこちら。

・新郎新婦の衣裳代
・新郎新婦のヘアメイク代
・幹事や司会への謝礼代

二次会は、新郎新婦がゲストに感謝を伝える場でもあります。

新郎新婦がお色直しをしたり高い衣裳を着たりするために、会費が高く設定されている・・・となると、残念な気持ちになるゲストが多いようですね。

二次会でも衣装にこだわりたいなら、自己負担で済ませると印象がいいですよ。

また「幹事や司会の謝礼代」も、感謝の気持ちを伝えるものですから、ふたりの負担で行うのが自然ですね。

ゲストが欠席…キャンセル料はどうする？

「体調不良で参加できなくなった・・・」

など、ゲストの急なキャンセルが発生してしまうことはありますよね。

会場の予約人数が確定していて、直前に人数が変更になる場合は、費用として「キャンセル料」が発生します。

・キャンセル料はいつから発生するのか
・欠席一人あたりのキャンセル料はいくらか

をあらかじめチェックしておきましょう。

キャンセル料は基本的に欠席する本人が払うことになるので、二次会の招待をする時点であらかじめその旨を周知しておくといいですね。

なお、キャンセルが発生しても大丈夫なように、会費の金額を少し高めに設定したくなりますが・・・

欠席する人のために元々高く払わなければいけない、というのはゲストからすれば不満に感じる人も多いでしょう。

キャンセル料分は会費に含めないようにした方が良さそうですね。

その他、具体的な会費の決め方については、こちらの記事を参考にしてくださいね。

結婚式二次会の会費はどうやって決めればイイの？

「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象：入籍3年以内の男女
調査時期：2018年7月
対象人数：男性500人　女性500人