お国柄によってこんなに違う!海外プロポーズ事情
音声で聴く!
日本で一般的なプロポーズと言えば、男性が女性に婚約指輪を渡して、「結婚してください」というもの。
では、他の国ではどんなプロポーズが定番なのでしょうか?
ここでは、アメリカ、韓国、イタリアなど、世界各国のプロポーズの仕方をご紹介します!
アメリカ
アメリカでは多くの男性が2月14日のバレンタインデーにプロポーズするそう。
でも日本でバレンタインデーと言えば、女性から男性にチョコレートなどの贈り物をする日。
なぜ、アメリカではバレンタインデーにプロポーズする男性が多いのでしょう?
実はアメリカでは、バレンタインデーは男性が女性にプレゼントをあげたり、女性をディナーに連れて行ったりする日。
よって、バレンタインデーはプロポーズをするのに最適な日、というわけなんです。
プロポーズの言葉は、「Will you marry me?(僕と結婚してくれますか)」が一般的。
日本と同じで、指輪を差し出しながらプロポーズすることが多いようです。
バレンタインデー以外だとクリスマスもプロポーズに人気です。
アメリカでは、ロマンチックでインパクトがあるプロポーズをしようと、趣向を凝らすことが多いよう。
例えば、
・家族や友人を巻き込んだフラッシュモブ
・スポーツの試合のハーフタイム中にたくさんの観衆の前で行うプロポーズ
・新聞の紙面を使ったプロポーズ
など。
サプライズでお祝いすることの多いアメリカ人らしいですね!
韓国
ドラマチックなプロポーズをする国と言えば韓国。
彼女に喜んでもらいたい一心で、ドラマや映画でプロポーズの方法を研究し、プロポーズ演出にこだわる・・・そんな韓国人男性もいるようです。
最近よく見られる演出は、部屋にキャンドルを並べて「I love you」や「Will you marry me?」の文字を作るというもの。
天井いっぱいにバルーンを浮かべたり、壁に飾り付けをしたりして、部屋を華やかにします。
他にも、
・街頭モニターに愛のメッセージを映し出す
・夜中に彼女のもとに突然現れ大きな花束とともにプロポーズ
など、まるでドラマのようなプロポーズをする男性は決して少なくないんだそう。
プロポーズ準備にかなりの時間を費やす男性も多いようで、彼女への愛情を感じますね。
イタリア
イタリア人男性と言えば、女性に優しく、恋多きイメージがありますが、結婚に関してはとても慎重なのだとか。
その理由の一つは「カトリックの教え」にあります。
カトリック教会の影響を強く受けているイタリアでは、1970年まで離婚することは法的に認められていませんでした。
現在では離婚することはできますが、特別な理由が無い限り、3年間別居してからでないと、法的に離婚することはできません。
そのため、「本当にこの人と結婚していいかどうか」を見極めるために、長い期間同棲するカップルも多いようです。
ちなみに「イタリア人は情熱的なイメージがあるし、プロポーズの言葉はさぞかしロマンチックなのでは・・・」と思いきや、意外にシンプル。
もしくはプロポーズの言葉は特にないケースがほとんどなのだそうです。
台湾
恋愛に積極的な人も多い台湾人男性は、プロポーズも情熱的な傾向に。
「プロポーズは、一生の思い出に残るものにしたい」と考えている人が多いようです。
日本と違って、人前でプロポーズすることを厭わないようで・・・
会社の同僚や友人に集まってもらい、そこに彼女を呼び出して、みんなが見ている中プロポーズするのは普通なんだそう。
またプロポーズの際は、基本的にダイヤモンドと花束を贈ります。
ダイヤモンドは手が届かない・・・という人は、「キュービックジルコニア」などの模造ダイヤモンドを贈ることもあるんだとか。
オランダ
オランダではプロポーズはとてもシンプルだそう。韓国や台湾のように、演出にこだわることは少ないんだとか。
普段の何気ない会話の中で「結婚しようか」という流れになるカップルが多いそうです。
その背景には、オランダがパートナー社会に移行しつつあることがあげられます。
オランダでは1998年に「登録パートナー制度」を導入しており、こちらに登録しておけば、法的に夫婦と同じような扱いを受けられます。
2000年にはこの制度に登録したカップルが養子を迎えることも認められました。
そのため、オランダでは法的な婚姻をしているカップルは少なく、事実上夫婦として生活している「事実婚」カップルが多いそう。
法的な婚姻にこだわらない人が多いため、プロポーズもシンプルなものになるようですね。
番外編:海外でプロポーズするならどこがいい?
ここまでは、世界のプロポーズの仕方について紹介しましたが、いかかでしたか?
国の文化によってプロポーズの方法はさまざま。ロマンチックなものから、少し意外なものまでありましたね。
ちなみに、日本人女性に人気の海外のプロポーズスポットはこんな感じ。
・テカポ湖(ニュージーランド)
・パリ(フランス)
・ウユニ塩湖(ボリビア)
・グレートバリアリーフ(オーストラリア)
・アンダルシアのひまわり畑(スペイン)
・アンテロープキャニオン(アメリカ)
・ローマ(イタリア)
美しい星空が話題の「テカポ湖」や、観光スポットとしても人気の美しい渓谷「アンテロープキャニオン」、恋人の街というイメージのある「ローマ」など・・・
海外ならではの絶景やオシャレな街並みのなかでのプロポーズができるスポットが人気のようです。
それぞれのスポットの見どころや詳しい情報はこちらで紹介しているので、「海外でプロポーズをしたい/されたい人」は必見です!
まとめ
世界各国のプロポーズ事情をご紹介しましたが、いかがでしたか?
アメリカ人や、韓国人、台湾人はプロポーズの演出にこだわるようです。
アメリカでは2月14日にプロポーズする男性が多いということも驚きでしたね。
一方で、イタリアやオランダではプロポーズにこだわらず、自然な流れで結婚するカップルが多いようです。
イタリア人が結婚に対して慎重なのは、「離婚してはならない」というカトリック教会の教えが強く影響しているため。
オランダでは、「登録パートナー制度」の導入により、法的な婚姻にこだわらない人が増えているようですね。
「プロポーズ」の他の記事
「プロポーズ」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」