【男性の結婚挨拶】彼女の父親が“服装以外”で見ている6つのこと！

基本的なマナーは守れるか

マナーとひとくちに言ってもいろいろありますが・・・

まず大切なのは、目に見えてわかる「基本的なマナー」。

第一印象を左右する、最初の一歩です！

具体的には、こんなところが見られがち。

・基本的な挨拶ができるか
・身だしなみに清潔感があるか
・時間を守れるか
・手土産をきちんと用意しているか
・食事マナーは守れるか

「挨拶」は基本中の基本ですね。

玄関先では
「初めまして」
「お邪魔します」

お家に上がってからは
「ありがとうございます」
「よろしくお願いいたします」

などなど、しっかり挨拶ができる人は信頼されやすいものです。

「身だしなみ」は、単にきちっとした服を着て行けば良いということだけではありません。

服が汚れていないか、爪は短く切ってあるか、髪が長すぎないか・・・といった「清潔感」が大切です。

約束の時間に遅れないことも大切。

ただ、あまりに早く着きすぎても、親御さんに気を使わせてしまうかも。

チャイムは時刻ぴったり、早くても約束の時間の3分前に押すといいですよ。

また、少しでも遅れそうなときは、連絡を入れましょう。

「手土産」は、挨拶のために時間を空けていただいたことへのお礼です。

持って行ったほうが印象は良くなりますよ。

手土産についてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事をどうぞ。

親への結婚挨拶に持っていく手土産のマナー、おすすめの品は？

食事をいただく場合は、マナーに気を付けましょう。

食べるときに音を立てたり、口の中に食べ物を入れたまま喋ったりしないようにしてくださいね。

また、お酒は、すすめられてもほどほどに。
飲みすぎてフラフラになってしまっては大変ですからね。

どんな人柄なのか？

基本的なマナーがクリアできれば、まずは第一関門を突破！

次に彼女の父親が見るのは、あなたの人柄です。

人柄を知るためには、やはり「会話」が大切ですよね。

緊張して全然喋らない男性に対しては、「うーん・・・」と思ってしまう父親もいるようです。

お互い共通の趣味などがあれば話も盛り上がりそうなので、前もって彼女に父親のプロフィールを教えてもらいましょう。

また、知ったかぶりや、親御さんの考えを最初から否定するような物言いは避けたほうがいいかも。

知らないことに対しては、「詳しくないので、教えていただけませんか？」と尋ねる。

意見が違ったときも、受け入れる姿勢を示す。

というように、無理に背伸びをせず、誠実に受け答えをするよう心がければ、きっと好印象を持ってもらえるでしょう。

具体的な受け答えの文例を知りたい人はこちらの記事をどうぞ。

【結婚挨拶の文例集】女性の親への結婚報告、自己紹介など使える言葉を紹介！

また、避けたほうがいい言葉などについてはこちらに載っています。

彼女の父が激怒！？結婚挨拶、言ってはいけないNGワードと成功のためのポイントを紹介！

話すときはハキハキとしているか

会話では内容と同じくらい、態度も大切。

話すときは、背筋を伸ばしてハキハキと！
語尾を伸ばしたりしないよう気をつけましょう。

相手の目を見て、笑顔でいることもポイントです。

彼女の父親と目を合わせるのは緊張する・・・そんな気持ちも分かりますが、

「しっかり目を見てもらえると誠意を感じる」という声は多いもの。

ここは勇気を出して、がんばりましょう！

また、笑顔は彼女の父親だけでなく、母親にも好印象。

多少の失敗も、笑顔の素敵な人であれば逆に「親しみやすい」「かわいげがある」と良く思ってもらえることもあるかもしれません。

「トークに自信がないなあ」という人こそ、「態度でカバー」を目指しましょう！

将来のことをしっかり考えているか

「ふたりで安定した生活が送れるか」
これも親御さんにとっては気になるポイントとなります。

今現在、収入が安定している職業についている人や、仕事で実績を残している人は、それを伝えれば安心してもらえそうですね。

ただ結婚挨拶では、まだ若いふたりにそこまで求めるのも・・・ということで、「将来性」を見るという父親もいます。

もう少し具体的に言うと、
「しっかりした考えを持っているか」
「仕事ができそうかどうか」
といった観点です。

先ほどご紹介した「基本的なマナー」を守ることは、「仕事ができそう」と思ってもらうためにも大切だったりします。

また、将来の計画をきちんと練っているか、お金に対する考え方がしっかりしているか、などもポイント。

親御さんから、「将来の住居はどうするのか」「仕事での目標は？」などの質問をされたときに備えて、回答を考えておくと良いかもしれません。

「○年後までにマイホームを持ちたいので、○万円貯金したいと考えています」

「キャリアアップのため、こういった資格の勉強をしています」

ここまで答えることができれば、「彼なら娘と協力して頑張っていけそうだ！」と思ってもらえる確率はかなり高まるのではないでしょうか。

娘との相性は良さそうか

あなたのことが分かったら、次に父親が見るのは「ふたりの相性」。

たとえば次のようなことが分かれば、安心してくれそうです。

・ふたりの価値観が似ている
・お互いに良い影響を与えている
・彼女があなたに大切にされている

こういった点が伝わるようなエピソードを、ふたりから話すのもアリかもしれません。

わざとらしくならないよう、質問をされた時や会話の流れで自然に話せると良いですね。

ふたりの仲の良さを見せたいからといって、ボディタッチをしたり、あだ名で呼んだりなど、ベタベタするのはやめておきましょう。

「結婚したい」という意思が明確かどうか

さて、ここまでいろいろなポイントをご紹介しましたが、結局「いちばん見られていること」は何なのでしょうか？

「息子や娘が連れてきた相手に期待することは何ですか？」という親御さんたちへのアンケート（※）で1位になっている回答は、

「結婚したいという意思が明確であること」

つまり、「娘さんと結婚させてください」という強い気持ちがハッキリ分かることです。

なので結婚挨拶では、
「○○さんとの結婚を認めていただけませんでしょうか」

といったように、「結婚したいという意思がストレートに伝わる言葉」をちゃんと口にしましょう。

もしかしたら、父親の中には
「娘がどんな男性を連れてきても必ず一度は反対して、相手の気持ちを確かめる」
という人もいるかもしれません。

反対されても、めげずに「結婚したい意思」を伝えることで、親御さんも安心し、結婚を認めてくれるかもしれませんよ。

結婚挨拶に向けた準備や当日の流れ、注意点などをまとめた記事はこちらです。

男性から女性の親へ結婚挨拶！成功させるためのマナーやポイントとは？【挨拶例文付き】

※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象：24～69才の男女
調査時期：2018年7月
対象人数：男性500人　女性500人