誰でもわかる婚約指輪のデザインの違い!ダイヤモンドの留め方や腕の形状に注目!
婚約指輪のデザインはさまざま。
「デザインがあり過ぎて違いがわからない!」
と、お悩みの人もいるのではないでしょうか。
婚約指輪のデザインを見分けるコツは、
・ダイヤモンドの並び方
・ダイヤモンドの留め方(セッティング)
・腕の形状
の3つのポイントをおさえておくこと。
それぞれのポイントについて詳しく説明します!結婚スタイルマガジンは、ジュエリーブランドNIWAKA(ニワカ)のサポートで運営されています。一部NIWAKAの商品写真を使って解説していることをあらかじめご了承ください。
ポイント1 ダイヤモンドの並び方
婚約指輪、と聞いて思い浮かべる人が多いのは、このようなデザインではないでしょうか。
このように、リングの中央に一粒だけダイヤモンドを配したデザインは、「単独」を意味する「ソリテール(フランス語)」や、「ソリティア(英語)」と呼ばれます。
他には、「一粒タイプ」と呼ばれることもあります。
婚約指輪は、ダイヤモンドをどのように並べるかで雰囲気が変わり、一粒タイプの他には、「脇石タイプ・メレ入りタイプ」と「エタニティタイプ」があります。
それぞれのデザインについて見てみましょう。
一粒タイプ
リングの中央にダイヤモンドなどの宝石を一粒だけセッティングしたデザイン。
メインのダイヤモンドの存在感が際立ちます。
脇石タイプ・メレ入りタイプ
メインとなるダイヤモンドの他に、メレダイヤモンドをあしらったデザインは「脇石タイプ」や「メレ入りタイプ」と呼ばれます。
「メレダイヤモンド」とは、小粒のダイヤのこと。
下の指輪で言うと、中央のダイヤに添えられた2つのダイヤがメレダイヤにあたります。
「月彩(つきさい)」はマーキスカットという形のメレダイヤを使用していて、甘くなり過ぎないのが特徴です。
脇石タイプの婚約指輪は、メレダイヤの数や大きさ、位置によってかわいらしい印象にもなりますし・・・
ゴージャスな印象にもなります。
脇石タイプの婚約指輪について詳しく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
婚約指輪に使われているメレダイヤってどんなもの?デザインや人気の理由は?
エタニティタイプ
「エタニティタイプ」は、同じ大きさのダイヤモンドを全周にセットしたデザイン。
ダイヤモンドが途切れることなく並んでいることから、「永遠の愛」を意味すると言われています。
連なったダイヤモンドは、どの角度から見てもキラキラと輝き、その細やかなきらめきが指先の女性らしさを演出してくれますよ。
エタニティリングについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてください。
婚約・結婚指輪で人気の「エタニティリング」や「ハーフエタニティ」って?
ポイント2 ダイヤモンドの留め方
婚約指輪のデザインを見分けるポイント2つ目は、「ダイヤモンドの留め方」。
ダイヤをリングに留めることを「石留め(セッティング)」と言います。
ダイヤモンドが主役の婚約指輪は、石留めの方法によっても印象が変わります。
そこで、センターダイヤとエタニティ・メレの留め方をそれぞれ見ていきましょう。
センターダイヤの留め方
「センターダイヤ」とは、リングの中央に留められたダイヤモンドのこと。
センターダイヤの留め方は、
・立て爪(爪留め)
・覆輪留め
・はさみ留め
などがあります。
それぞれどんなデザインか見てみましょう。
立て爪(爪留め)
「立て爪」は、高く持ち上げられたダイヤモンドを数本の爪でしっかりと留めたデザイン。
多くの婚約指輪がこの手法を用いています。
ちなみに、爪はリングのどの部分のことを言うのか、下の図を参考にしてみてくださいね。
「立て爪」タイプはダイヤモンドを覆う金属部分が少ないため、さまざまな角度から光が入り、ダイヤモンドの輝きがより増します。
立て爪タイプの婚約指輪については、こちらの記事も参考にしてみてください。
覆輪留め(ふくりんどめ)
ダイヤモンドをぐるっと覆うように金属で囲んだ「覆輪留め」は、シンプルでスタイリッシュな印象に。
高さがあっても爪がないので衣服などにひっかかりにくく、ダイヤモンドを大きく見せてくれます。
はさみ留め
ダイヤモンドを金属ではさみ込んで留めたものは、一般的に「はさみ留め」と呼ばれます。
はさみ留めの一種として下のようなデザインもあります。
こちらも引っかかりにくく、つけやすいデザインとしても人気があります。
エタニティ・メレの留め方
エタニティ・メレの留め方は、
・彫り留め(ほりどめ)
・爪留め
・レール留め
などがあります。
「彫り留め」は、呼び名のごとく金属を彫り起こして作った爪でダイヤモンドを留めたデザイン。
「レール留め」は、レール状の爪で一列に並んだダイヤモンドを留めたデザインです。
電車のレールのように見えることから、この名前が付けられたんだとか。
華やかながらすっきりしたデザインなので、シーンを問わず身につけたい人にもぴったりです。
エタニティ・メレの留め方についてはこちらの記事で詳しく説明しているので、気になる人は読んでみてください。
好みのデザインは?エタニティリングをダイヤの留め方別にご紹介!
ポイント3 腕の形状
「腕の形状」も、婚約指輪のデザインを見分ける要素の一つです。
「腕」とは、指を通すリングの輪の部分のこと。
「アーム」と呼ばれることもあります。
腕の形状は大きく「ストレート」と「ウェーブ」の2つのタイプに分けられ、指につけたときの印象は大きく変わります。
まずは、ストレートから見ていきましょう。
ストレート
「ストレート」は名前の通り、アームがまっすぐになっているデザイン。
他のリングとの重ねづけがしやすく、どんなファッションにも合わせやすいのが魅力です。
また、中央のダイヤモンドに近づくにつれて腕が細くなっている、「しぼり腕」と呼ばれるデザインもあります。
ダイヤモンドに近い部分が細くなっていることでダイヤモンドを大きく、印象づけてみせる効果があります。
ウェーブ
アームが曲線になっている「ウェーブ」。
指を長く見せる効果があり、優しげな印象を与えてくれます。
ウェーブのデザインには、
・S字
・V字
・U字
の3つがあります。
それぞれ詳しく説明します。
S字
アームがアルファベットのS字を描くように緩やかなウェーブがかっているデザイン。
指の流れに沿うような立体的で柔らかな形をしているので、指に優しくなじみ、女性らしい印象を与えてくれます。
S字リングは、そのカーブの美しさを活かしたデザインがたくさんあります。
カーブに沿うようにダイヤモンドがあしらわれたデザインは、躍動感が強調され、優美な雰囲気を醸し出します。
V字
「V字」とは、アームが手の甲へ向かってVの形になっているデザイン。
Vのラインが指を長く見せてくれ、手元をすっきりと見せてくれます。
動きのあるデザインなので、見る角度によって印象が変わります。
スタイリッシュな雰囲気を好む人にはぴったりです。
U字
アルファベットのUのようなカーブの「U字リング」。
V字リングよりもカーブが控え目のため、指をすっきり長く見せつつ、優しい曲線が手元に柔らかい印象を与えてくれます。
まとめ
婚約指輪のデザインを見分けるポイントは次の3つ。
1 ダイヤモンドの並び方
2 ダイヤモンドの留め方(セッティング)
3 腕の形状
○ダイヤモンドの並び方
・中央に一粒だけ配した「一粒タイプ」
・小粒のダイヤモンドを添えた「メレタイプ」
・ダイヤモンドが連なった「エタニティタイプ」
○ダイヤモンドの留め方(セッティング)
リングの中央に留められた「センターダイヤ」の留め方には、
・立て爪
・覆輪留め
・はさみ留め
などがあります。
「エタニティ・メレ」の留め方には、次のようなものがあります。
・彫り留め
・爪留め
・レール留め
○腕の形状
腕の形状は大きく「ストレート」と「ウェーブ」の2タイプに分けられ、指につけたときの印象は大きく変わります。
ストレートタイプは、他のリングとの重ねづけがしやすく、どんなファッションにも合わせやすいです。
ウェーブには、
・S字
・V字
・U字
の3つの種類があります。
曲線の緩やかさによって、かわいらしさも華やかさも演出できるので、手元のアクセントにしたいという人にぴったりです。
ぜひ婚約指輪のデザインを見分けるときの参考にしてみてくださいね。
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