立て爪タイプの婚約指輪でも普段使いできるの?デザインの選び方や注意点は?
爪でダイヤモンドを掲げた立て爪タイプは、婚約指輪の王道のデザイン。
そんな立て爪タイプの婚約指輪でも普段使いはできるのでしょうか?
そこで今回は、立て爪タイプの使い方や、使うシーンの幅を広げたいならどのような点に留意して選べばいいのかご紹介します。結婚スタイルマガジンは、ジュエリーブランドNIWAKA(ニワカ)のサポートで運営されています。一部NIWAKAの商品写真を使って解説していることをあらかじめご了承ください。
立て爪タイプは普段使いには不向きなの?
立て爪の婚約指輪とは、高く持ち上げられた一粒のダイヤモンドを、数本の爪で留めたデザインを言います。
婚約指輪と言われたら、このデザインを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
ちなみに「爪」とは、ダイヤモンドを留めている細い金属部分のことを言います。
金属で覆われている部分が少ないため、四方から光が入り、ダイヤモンドの輝きが際立ちます。
アームの部分に「メレダイヤ(小粒のダイヤモンド)」がずらっと留められたデザインならより華やかに。
知人の結婚式や子どもの入学式など、特別な日の装いをより華やかに彩ってくれます。
立て爪タイプの婚約指輪のデザインについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もどうぞ。
そんな立て爪タイプの婚約指輪ですが、埋め込みタイプやメレダイヤを並べたエタニティタイプと比べて、高さがあるデザインが多いです。
そのため、引っかかりやダイヤモンドをぶつけないか心配する人もいます。
家事やスポーツをするとき、またショッピングに出かけるときなどは外すことをおすすめします。
「でも特別な日だけじゃなくて、彼とのデートや友達とのランチにも婚約指輪を身につけたい・・・
使いやすい立て爪の婚約指輪ってないの?」
と思う人もいることでしょう。
デザインの選び方次第では立て爪タイプの指輪も使いやすくなります。
どんな点に注目して選べばいいのか見てみましょう。
使いやすい立て爪リングの選び方
石座の高さは控えめのものを
「石座(いしざ)」とは、中央のダイヤモンドをセットする台座のこと。
この石座が高ければ高いほど、ダイヤモンドがせり出し、つけたときに引っかかりが気になりやすくなります。
使いやすさを求めるなら、石座とリングの高低差が少ないデザインを選ぶのも一つですね。
ただ、座が高くても下の婚約指輪のように、中央のダイヤに向かって肩部分が高くなっているデザインだと引っかかりにくいです。
石座の高さも感じにくいので着用しやすいですよ。
ダイヤモンドの大きさを控えめにする
ダイヤモンドの大きさを控えめにする(カラット数を下げる)ことでも、高さを抑えることができます。
ダイヤモンドの大きさを控えめにする分、ダイヤの色やカットなど他のグレードを上げてみても良いですね。
ダイヤモンドの色やカットについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
角が尖っていたり、厚みのある爪は避ける
角が尖っていたり、がっしりとして厚みのある爪は引っかかりやすいので避けたほうがベター。
ただ、最近はそのようなデザインの爪は少なくなっていて、全体的に爪は細く小さくなっています。
また、角も尖っているものより丸みを帯びているものが多いので、引っかかりにくくなっています。
デザイン性のあるものならシーンを選ばない
メレダイヤがあしらわれた立て爪リングや、デザイン性のあるものなら、“いかにも婚約指輪”というデザインに比べて、かしこまった場面以外でも合わせやすいですよ。
下の「唐花(からはな)」は、大小異なる大きさのメレダイヤが留められた立て爪の婚約指輪。
有機的な曲線を描くデザインで可愛らしさも感じさせます。
立て爪リングをつけるときの注意点
立て爪タイプの婚約指輪をつけるときのポイントや注意点を見ていきましょう。
出かける直前につけて帰宅後一番に外す
出かける際は、メイクや着替えなど全て終わってからつけて、帰宅後すぐに外すと服やストッキングなどにひっかける心配が少なくなります。
ダイヤのお手入れはこまめにする
立て爪タイプの婚約指輪はダイヤが際立つデザインなので、その分ダイヤの曇りも目立ちます。
購入店でのクリーニングを利用するだけでなく、家でもこまめにお手入れしたりしましょう。
やわらかいクロスでその日についた汗や皮脂を優しく拭き取るだけでも、かなり違ってきます。
また月に一度は、中性洗剤を数滴入れたぬるま湯に婚約指輪をつけ、やわらかい歯ブラシなどでダイヤの裏側まで磨くとGOODです。
ただ、地金部分までゴシゴシ磨いてしまうと、やわらかい歯ブラシであっても細かい傷がつき、指輪が曇ってきてしまうので気を付けましょう。
立て爪を幅広いシーンでつけている人の声
最後に、実際に立て爪リングを幅広いシーンで身につけている女性の声をいくつか紹介します。
つけているうちに感覚がつかめるように
婚約指輪をつけはじめた頃は何かに引っかからないか気になっていました。でもちょっとしたお出かけにもつけたりしているうちに、リングの出っ張っている部分も自分の体の一部という感覚になるのか、気にならなくなりました
つけはじめは引っかかったりぶつけたりするのではないかと心配する人もいるようですが、つけているうちに慣れてきて、感覚がつかめてくるようですね。
普段着でも馴染むようになってきた
若いときは特別な装いでないときに立て爪の指輪をつけるとなんだかしっくりこないな・・・と思っていたのですが、年を重ねるとカジュアルな服装でも馴染んできたように思います。なので最近では、友人とのランチにもつけて行ってます
フォーマルな服装でないと立て爪リングは似合わないと思っている人もいるかもしれませんが、そうでもありません。
デザインによっては、カジュアルな服装にもしっくり来る立て爪リングもありますよ。
カジュアルな服装で、立て爪の婚約指輪をさりげなくつけるのもおしゃれですね。
まとめ
ダイヤモンドを爪で留めた立て爪タイプの婚約指輪は高さが出るので、一般的には特別なときしか使えないと思われがちです。
でも、デザインの選び方次第で立て爪タイプの婚約指輪も使うシーンの幅は広がります。
婚約指輪をつける機会を増やすなら、お手入れや扱い方を知っておくと、婚約指輪をいつまでも美しく保つことができます。
立て爪の婚約指輪がほしいけど、使うシーンが限られないか気になる・・・という人はぜひ参考にしてみてくださいね。
「婚約指輪のデザイン・素材」の他の記事
「婚約指輪のデザイン・素材」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」