婚約指輪に使われているメレダイヤってどんなもの?デザインや人気の理由は?
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婚約指輪に使われている「メレダイヤ」って、
どんなものかご存知ですか?
メレダイヤについて知識を持っておくと、婚約指輪を選ぶ際に、そのデザインの良さやクオリティの高さが分かるようになります。
そこで今回はメレダイヤの基礎知識をお届け。
併せてメレがついた婚約指輪のデザインや、購入した人の声もご紹介します。結婚スタイルマガジンは、ジュエリーブランドNIWAKA(ニワカ)のサポートで運営されています。一部NIWAKAの商品写真を使って解説していることをあらかじめご了承ください。
メレダイヤってどんなもの?
こちらの婚約指輪をご覧ください。
リングの中央に配された大粒のダイヤモンドの両脇に、小さなダイヤモンドがいくつか並べられていますね。
この小粒のダイヤモンドが「メレダイヤ」です。
そして、メレダイヤがついている指輪のことを「メレリング」、「メレタイプ」などと呼びます。
ではこのメレダイヤ、具体的に何カラットくらいのものをそう呼ぶのでしょう?
調べてみると国や地域によって基準は異なっているようです。
日本ジュエリー協会発行のジュエリー用語辞典では、通常0.1カラット以下の小粒ダイヤモンドをメレダイヤとしています。
メレダイヤの品質もチェックしよう
婚約指輪では、主役のダイヤモンドの引き立て役として扱われることが多いメレダイヤですが、ダイヤモンドと同じように品質の良し悪しがあります。
ダイヤモンドの品質を決めるのは、「4つのC」からなる「4C」という基準。
4つのCとは
・Carat(カラット:重さ)
・Color(カラー:色)
・Clarity(クラリティ:透明度)
・Cut(カット:形、研磨状態)
のこと。
メレダイヤにも当然、ダイヤモンドの品質によって違いがあります。
品質の高いメレダイヤと低いメレダイヤを比べてみると一目瞭然。
品質の高いメレダイヤは澄んだ無色透明で綺麗ですが・・・
品質の悪いものは少し黄色っぽくくすんでいたり、氷砂糖のように白く濁っていたりします。
メレダイヤの色がくすんでいたり、輝きが鈍かったりすると、主役のダイヤモンドまで安っぽく見えてしまうことも・・・。
婚約指輪全体の完成度が下がってしまうのは嫌ですよね。
一方、品質の高いメレダイヤはキラキラまばゆい輝きを放ち、指輪全体に華やかさをもたらしてくれます。
メレダイヤの品質にまでこだわっているかどうかに、そのブランドの姿勢が垣間見えます。
実際に品質の低いメレダイヤは本当に格安で入手できてしまいます。
そのため、商品の価格を抑える目的でメレダイヤの品質を下げているブランドもあるので注意が必要です。
安かろう、悪かろうの世界です。
結婚するカップルのほとんどは、本格的なジュエリーを目にする機会が少ないと思います。
見慣れると明確な差があるのですが、一般的にはメレダイヤの品質の差に気が付かない場合が多いのが現実。
ブランドの信頼度で選ぶのが一番分かりやすい判断基準なのかもしれません。
高品質なメレダイヤの選び方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
小粒なメレダイヤも品質で差が付く!メレ入りの婚約・結婚指輪を選ぶコツ
メレ入りの婚約指輪にはどんなものがある?
メレダイヤはセンターストーンの輝きを引き立てるだけではありません。
メレダイヤの大きさや形にはさまざまなバリエーションがあるので、オリジナリティを出すことができます。
また、メレダイヤの数によっても雰囲気が変わります。
ほんの数石なら上品に、リング上にずらっと複数のメレダイヤを並べればゴージャスな雰囲気に。
上:花麗(はなうらら)メレあり、ショート
下:花麗(はなうらら)メレあり、ロング
メレダイヤをあしらった婚約指輪のデザインをいくつかご紹介します。
サイドストーン(サイドメレ)
まずご紹介するのは、リングの中央に配された大粒のダイヤモンドの左右に、一粒ずつメレダイヤを添えたデザイン。
白鈴(しろすず)・・・中央のダイヤモンドとその両サイドに寄り添うように留められたダイヤモンドが、連なって咲く可憐なすずらんの花を表現
ロズレ・・・一面に広がる薔薇園をイメージ
メレタイプの婚約指輪の中では、最もメジャーなデザインです。
キラッと瞬く小粒のダイヤが、かわいらしい印象を与えてくれますよ。
例えメインのダイヤモンドが小ぶりでも、メレダイヤを添えることでダイヤの塊としてボリュームが出るので、シンプルながらも華やかな印象になります。
片側メレ
こちらは片側にメレダイヤをあしらったデザイン。
唐花(からはな)・・・腕のアウトラインに沿うように、大きさの異なるメレダイヤが留められたデザイン。有機的な曲線の美しさが感じられます
アシンメトリーなデザインで、指をきれいに見せてくれます。
S字リングにメレをあしらったデザイン
S字リングにメレダイヤを数粒あしらったものも人気が高いデザインです。
露華(ろか)・・・腕の曲面に沿って二粒ずつメレダイヤが留められたデザイン
アームの流れに沿ってあしらわれたメレダイヤが、動きのあるデザインを強調しています。
先輩花嫁がメレリングを選んだ理由
最後に、なぜ婚約指輪にメレタイプを選んだのか、実際に購入してみてどうだったのか、先輩花嫁の声をいくつか見てみましょう!
華やかな印象に
予算に合った一粒タイプだと少しさみしく感じたのですが、メインのダイヤを少し小さくして、メレ入りのデザインにすると意外にも華やかな印象になり大満足です
結婚指輪をダイヤなしのシンプルなものにしたかったので、婚約指輪は重ねてつけても華やかに見えるようメレ入りにしました
手を動かしたときの小さな輝きのキラキラ感がきれいで、ついうっとり眺めてしまいます。メインのダイヤの輝きも一層引き立ててくれるので、まさに一石二鳥のデザイン!
メインのダイヤモンドが小さくても、メレダイヤを数石あしらうだけで、華やかな印象になって嬉しい、という意見が多く見られますね。
自分のファッションにも合うのでつけやすい
ソリティアの一粒デザインだと仰々しいイメージだったので少しメレが入ったデザインにしたら、普段の服装にも合うしつける機会が多く大満足!
ソリティアはなんだか高貴なイメージで、かわいいデザインが好きな私にはしっくり来なかったのですが、小さなダイヤが少し入ったメレはとてもかわいくて一生の宝物です
リングの中央に一粒だけダイヤがついたソリティアタイプは、婚約指輪のザ・王道のデザイン。
“いかにも婚約指輪”というデザインで、ちょっぴり仰々しいなと感じる人もいるかもしれませんね。
「ちょっとしたお出かけにも使いたい」
「かわいらしさがほしい」
という人は、メレありの婚約指輪を選んでみてはいかがでしょう。
オリジナリティが出せる
一粒タイプだとどれも同じに見えて違いが分かりづらかったのですが、メレ入りだとたくさんの種類があり、彼も違いが分かるようで意見を言ってくれて、試着しているだけで楽しかった
メレダイヤの大きさや形のバリエーションはさまざまで、どのようにセッティングするかによっても指輪の印象は大きく変わります。
メレタイプの婚約指輪には色んなデザインがあるので、オリジナリティがほしいという人にはおすすめです。
まとめ
メレダイヤのメレはフランス語の「melee」に由来していて、小粒のダイヤモンドのことを言います。
婚約指輪ではセンターストーンの引き立て役として扱われることが多いメレダイヤですが、ダイヤモンドと同じように品質はあります。
メレダイヤの品質は指輪全体の完成度にも大きく関わってきます。
婚約指輪を選ぶ際は、メレダイヤの品質までこだわっているかどうかもチェックしてみてくださいね。
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