結婚式の司会者との打ち合わせで伝えておきたいポイント5つ
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結婚式の披露宴を成功させるためには、司会者との綿密な打ち合わせが大切!
しかし、ほとんどの場合、司会者との打ち合わせは挙式の1ヶ月~2週間前に「1回」のみ。
時間も1~2時間と短めです。
限られた打ち合わせの中で、どんなことに気を付ければいいのでしょうか?
司会者に伝えておきたい大切な5つのポイントをご紹介します。
そもそも、司会者は誰に頼む?
結婚式の進行において大切な役割の司会者ですが、そもそも誰に頼むものなのでしょうか?
実際に結婚式を行った人にアンケートをとってみたところ、次のような結果になりました。
※「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
全体の約8割のカップルが「式場手配の司会者」に依頼していました。
式場手配の司会者に依頼する場合は、プランナーが、ふたりの希望に合った司会者を紹介してくれるケースが多いようですよ。
そのほか、フリーの司会者にお願いする人や、友人や親族に依頼した人などもいました。
自分たちで司会進行したという人もいるようですね!
それぞれのメリットとデメリットについて、以下の記事でわかりやすくまとめています。
司会者を誰に依頼するかを決める参考にしてみてくださいね。
さて、誰かに司会を依頼する場合は、しっかりと打ち合わせをしておく必要があります。
それでは、司会者との打ち合わせで伝えたいポイントをご紹介していきましょう。
司会者との打ち合わせで伝えたいポイント5つ
まず、司会者との打ち合わせでは、どんなことを話し合うのか気になりますよね。
司会者と話し合うのは、
・二人が希望する披露宴のイメージや雰囲気
・当日の進行プログラムやタイムスケジュール
・ゲストの名前・肩書や新郎新婦との関係性
・ゲストに紹介してほしくないこと
・サプライズの内容・タイミング
などの内容。
打ち合わせは、各テーマについて司会者が二人にヒアリングしながら進める形式が一般的ですよ。
では、具体的に、どんなことに気を付けて、どのようにふたりの希望を伝えていけばいいのでしょうか?
詳しくチェックしていきましょう。
1 披露宴のイメージや雰囲気
披露宴の印象は、司会によってまったく違ったものになります。
どんな雰囲気の披露宴にしたいのか、打ち合わせの場でイメージをきちんと伝えておきましょう。
特に伝えずにいると、
「家族や友人中心のカジュアルな披露宴だったのに、司会者が堅苦しい言葉づかいで司会をして、なんだかチグハグな雰囲気になった」
など、希望と違う雰囲気になってしまうことも。
二人が望むイメージによって、司会者の声のトーンや話し方、盛り上げ方も変わってきます。
打ち合わせでは、
「年配の親族が多いので、落ち着いた雰囲気で聞き取りやすくしてください」「友人中心なので明るく、にぎやかな会にしたいです」
というように、具体的な希望やイメージを伝えるのがおすすめです。
2 名前の読み方や肩書き
司会者のミスでときどきあるのが、名前の読みや肩書きの間違い。
新郎新婦の名前はもちろんのこと、ゲストの名前や肩書きを間違えると、とても失礼なことに・・・
そうならないように、打ち合わせの場で名前や肩書きを丁寧に伝えましょう。
特に、あいさつやスピーチ、余興をしてもらうゲストの名前の読みや肩書きは要チェック。
人数が多いようなら事前にメモを作って渡すなどの対策ができるといいですね。
3 当日のタイムスケジュール
冒頭でもお伝えしましたが、司会者との打ち合わせが行われるのは、結婚式の1ヶ月~2週間くらい前。
そのため、当日の進行やプログラムは、司会者との打ち合わせまでにある程度決まっていることになります。
打ち合わせでは流れを確認しつつ、それぞれのプログラムの内容など、細かい部分を司会者と共有していきます。
ここできちんと伝えたいのは披露宴の終了時間や時間配分。
披露宴では、余興や演出などで時間が押してしまうこともあります。
そのせいで終了時間が予定よりオーバーしてしまったり、歓談の時間が極端に短くなってしまったりするのは避けたいところ。
「二次会の開始時間に間に合わない!」「余興の時間が長引いて、歓談の時間が満足に取れなかった・・・」
という事態になる可能性もあります。
そういった事態を回避するためにも、司会者には打ち合わせのタイミングで、
「二次会が○○という場所で△△時から始まるので、間に合うように終わってほしい」「演出の時間を短縮してもいいので、歓談の時間はしっかり取れるように進行してほしい」
など、こだわりをしっかり伝えておきましょう。
4 ゲストの前で話してほしくないこと
打ち合わせでは二人のプロフィールや馴れ初めなどを詳しく聞かれます。
二人のプロフィールについては、以下のような項目が書かれたプロフィールシートに記入して共有しますよ。
・新郎新婦の名前
・生年月日
・生い立ち
・家族構成
・趣味、特技
・学歴、職業
・二人の馴れ初め
・相手の第一印象
・思い出のエピソード
事前に作成したプロフィールシートを参考にしながら、二人について司会者に伝えていきます。
初対面の司会者に馴れ初めなどを話すのは恥ずかしいかもしれません。
でも、ゲストに二人のことを紹介するのも司会の役割。
頑張って伝えましょう。
それらをもとに、当日の披露宴で、二人がどんな人で、どのような経緯で結婚したのか、ゲストへ紹介します。
しかし、二人の出会いや学歴、職業のことなど、あまりゲストに披露してほしくないことがある人もいるかもしれません。
例えば授かり婚の場合。
当日の新婦の体調もふまえて進行してもらうために、司会者には妊娠を伝えたが、ゲストにはまだ知らせたくない・・・
というケースも。
紹介してほしくないことがある場合は、打ち合わせで伝えておきましょう。
また、当日、新郎新婦がゲストの前で話せる機会は、披露宴の始めの挨拶と、締めの挨拶くらい。
ゲストに伝えたいことは、司会者に代弁してもらうことが多くなりますよ。
したがって、「ゲストに紹介してもらいたいこと」も伝えておくとGOOD。
たとえば・・・
・ゲストとの思い出エピソード
・ゲストへの感謝の言葉
・自分orゲストが手作りしたウェディングアイテム
などがありますね!
忘れずお願いしておきましょう。
5 サプライズの内容やタイミング
披露宴でサプライズを仕掛けたい!という場合も、司会者の協力が必須です。
途中で気づかれてしまわないよう、流れやタイミングをきっちり詰めておきたいところ。
ただ、驚かせたい相手がゲストの場合はさておき、打ち合わせに同席している彼や彼女だと、話をなかなか切り出せないことも。
相手が離席したタイミングや別の日に、しっかりと打ち合わせを行いましょう。
電話での相談がOKな司会者もいるようですよ。
どうすればいいか迷ったときは、まずプランナーに相談してみてくださいね。
※「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
調査時期:2024年3月
回答人数:182人
まとめ
結婚式の1ヶ月~2週間前に行われる司会者との打ち合わせ。
当日の進行や二人のプロフィール、馴れ初めなど、打ち合わせでは話し合うことがたくさんあります。
打ち合わせで特に司会者に伝えておきたいことは次の5つ。
・二人が希望する披露宴のイメージや雰囲気
・ゲストの名前・肩書の読み方
・披露宴の終了時刻や時間配分のこだわり
・ゲストに紹介してほしくないことや伝えてほしいこと
・サプライズの内容・タイミング
打ち合わせで聞かれたときすぐに答えられるよう、あらかじめ二人で内容を考えておくとスムーズに進みますよ。
充実した打ち合わせを行い、理想の結婚式を挙げましょう!
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