受付係をする人必見!結婚式受付の挨拶の文例集まとめ
音声で聴く!
結婚式の受付は、両家の代表として、とても重要な役割。
挨拶もしっかりこなして、スムーズにゲストに応対したいですよね。
そこで、結婚式受付の挨拶の文例をまとめてご紹介します。
これを読めば受付の応対はバッチリ!
受付係をする人は必見です。
受付開始前は親族に挨拶を
受付開始前に時間があれば、新郎新婦の親族に挨拶に行きましょう。
挨拶は、
・お祝いの言葉
・自己紹介
・受付をしっかり務めることなどひと言
を伝えるといいですね。
次のような感じできっちり挨拶できると、新郎新婦の親族にも安心してもらえそうです。
例1) 友人の場合ご結婚、誠におめでとうございます。
本日、受付を担当する (新郎or新婦の名前)さんの友人の ○○と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
例2) 同僚の場合本日はおめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。私、受付を務めさせて頂く(新郎or新婦の名前)さんの同僚の△△と申します。
(新郎or新婦の名前)さんにはいつも大変お世話になっております。本日は精一杯務めさせて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
受付係同士も挨拶しておこう
他の受付係の人と初対面の場合は、受付係同士も挨拶しておきましょう。
新郎(新婦)の友人の○○と申します。
よろしくお願いいたします。
ゲストが来たら
ゲストが来たら、必ず立って一礼をして迎えます。
ゲストが、「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉を述べたら、出席への感謝を伝えましょう。
本日はお忙しい中、ご出席いただきありがとうございます。
ただし、受付が混雑している時には「ありがとうございます」と応じるだけでもOK。
また、天候が悪いときなどは、こんな感じで気遣いの言葉を添えると丁寧ですよ。
例)雨のとき本日はお足元の悪い中お越しくださいまして、ありがとうございます。
親族の場合は
ゲストが新郎新婦の親族と分かった場合には、こちらからお祝いの言葉を伝えられるとベター。
例)新郎新婦の親族のとき 本日は誠におめでとうございます。
ご祝儀を預かるときは
挨拶が終わると、ゲストからご祝儀が差し出されます。
両手で受け取り、お礼を伝えましょう。
ありがとうございます。お預かりいたします。
「ご祝儀はございますか?」など、こちらから催促するのはNG。
ゲストから差し出されるのを待って、預かりましょう。
記帳をお願いするときは
ご祝儀を預かったら、芳名帳(ゲストの名前や住所を書く帳簿)に記帳してもらいます。
筆記用具を手渡し、芳名帳に手を添えながらお願いしましょう。
恐れ入りますが、こちらにご記帳をお願いいたします。
場合によっては、芳名帳には住所は省略し、名前だけ記入してもらうこともあります。
その場合には、
こちらにご署名をお願いできますでしょうか。
でもわかりやすくて良いですね。
記帳が終わったら、「ありがとうございます」と一言お礼を言いましょう。
配布物と控え室の案内
記帳が終わったら、ゲストの座る場所が書かれている席次表などを渡し、控え室への案内をします。
こちらが本日の席次表です。お席をご確認ください。
会場の準備が整いましたらご案内いたしますので、もうしばらく控え室でお待ちください。控え室は右手奥にございます。
控え室は新郎側と新婦側で分かれていることも。
その時は、どちら側かまできちんと案内しましょう。
例)控え室が新郎側と新婦側で分かれている場合こちらが披露宴の席次表でございます。
披露宴の10分前になりましたら係の者がご案内いたします。
それまで、控え室でお待ちください。右側が新郎側の控え室になっております。
また、控え室に飲み物が用意してある場合は、
お飲み物をご準備しておりますので、控室にて今しばらくお待ちください。
と案内しても丁寧ですね。
すでに会場が開いているとき
すでに開場しているときは控え室ではなく、会場へ案内します。
こちらが本日の席次表でございます。すでに開場しておりますので、お席におかけになってお待ちください。
お車代などを渡す
新郎新婦から、ゲストに渡す交通費などの「お車代」を預かっている場合は、このタイミングでゲストに渡しましょう。
その場合、新郎新婦から預かったことをしっかり伝えて渡します。
新郎新婦より、こちらをお預かりしております。
ゲストを親族に引き継ぐ
また、新郎新婦や親族から、
「来られたら知らせてください」
「控え室に案内してください」
などと頼まれているゲストの場合は、そのゲストの受付が終わった段階で引き継ぎます。
新婦の母が直接〇〇様にお会いしたいと申しております。
すぐに呼んで参りますので、こちらで少々お待ちいただけますでしょうか?
ゲストから質問があったら
ゲストからよく質問のある
・トイレ
・クローク
・待合室(控室)
・喫煙所
・更衣室
の場所については事前に確認しておきましょう。
聞かれたときに
「お手洗いは左の突き当りにございます」
など、すぐに答えられるようにしておくとスマートですよ。
預かったご祝儀を渡すときは
受付が終わったら、預かったご祝儀を決められた人に渡します。
渡す相手は親族であることがほとんどなので、お祝いの言葉を伝え、無事に受付が終わったことを報告しましょう。
本日はご結婚おめでとうございます。無事滞りなく受付を済ませました。
こちらが本日皆様からお預かりしたご祝儀になります。
もし、受付開始前に挨拶できていなかった場合、ここで自己紹介をすることも忘れずに。
例)自己紹介がまだの場合本日は、誠におめでとうございます。○○さんの友人の△△です。
本日は受付を任せて頂きました。無事に受付が済みましたので、ご祝儀をお持ちしました。
ご祝儀はとても大事なものなので、渡す相手を間違えないようにしましょう。
「新郎(または新婦)から、新郎のお母様にお渡しするよう申し付かりました」
などと確認しながら渡すと安心ですね。
まとめ
受付の挨拶で、いつ、どんなことを言えばいいのか、わかりましたか?
文例を参考に、両家の代表らしい丁寧な言葉で応対しましょう。
あとは、新郎新婦の晴れの日にふさわしい、明るく爽やかな笑顔で務められるとバッチリですね!
新郎新婦の信頼に応えられるよう、スマートに受付を務めましょう。
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