知らないと恥をかく!?結婚式受付でお呼ばれゲストが守るべきマナー5つ
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結婚式に出席すると、必ず最初に通る受付。
初めてだとマナーが分からず、不安な人もいるかもしれませんね。
何度か出席したことがある人でも、細かいマナーは自信がない・・・
なんてことはありませんか?
ここではゲストが押さえておきたい「受付でのマナー」をご紹介。
ぜひ参考にしてください。
1 受付は早めに済ませる!
結婚式の受付は余裕をもって開宴の15分前までには済ませておくのがおすすめです。
会場に着いたら、荷物を預けたり、女性はメイクを直したり、披露宴の開宴前に済ませておきたいことも多いですよね。
また、結婚式では、久しぶりに会う友人も多いもの。
受付へ行く前にばったり友人と出くわして、つい話に花が咲いてしまうこともありえます。
用事を済ませたり、友人と話したりしているうちに、気付けば開宴ぎりぎりで大慌て・・・!
なんてことにならないよう、早めに受付を済ますようにしておきましょう。
また、ゲストで混み合うことも考えられるので、受付をスムーズに済ませるためにも、会場には30分くらい前までに着いておいた方が安心です。
もちろん遅刻は厳禁。
事前に交通機関を調べて、時間に余裕をもって出発しましょう。
ただ、不測の事態でやむを得ず遅刻をしてしまうことも・・・
万が一遅刻しそうになったら、分かった時点ですぐに会場に連絡しましょう。
新郎新婦に直接連絡しても、結婚式当日は準備で慌ただしく、連絡がつきにくいかもしれません。
会場の担当者経由で新郎新婦に遅刻を伝えてもらいましょう。
あらかじめ会場の連絡先をメモしておくと安心ですね。
受付の流れは、
「挨拶」→「ご祝儀を渡す」→「記帳する」
の順に進みます。
次からは、受付の流れに沿ってポイントを見ていきましょう。
2 まずはお祝いの言葉を伝えよう
受付に着いたら、まずは両家の代表である受付係に
「本日はおめでとうございます」
とお祝いの言葉を伝えるのがマナーです。
受付は親しい友人が担当している場合もありますが、照れずにきちんと伝えましょう。
続いて
「新郎(新婦)の友人の○○と申します」
と自分の名前と合わせて、新郎新婦どちら側のゲストなのかを伝えると、さらにGOOD!
受付係は、受付に来たゲストの名前を確認し、手元の出席者リストと照らし合わせてチェックを入れます。
こちらから名前を名乗ることで受付がスムーズになりますね。
3 ご祝儀は一言添えてスマートに渡す
挨拶が済んだら、次はご祝儀を渡します。
ご祝儀は、袋が汚れたり傷んだりしないよう、袱紗(ふくさ)に包んで持参するのがマナーですよ。
ご祝儀を渡すタイミングになったら、ご祝儀袋を袱紗から取り出します。
袱紗をさっとたたみ、その上にご祝儀袋を乗せて渡しましょう。
このときご祝儀袋の向きは、受付係から見て正面になるようにし、必ず両手で渡してくださいね!
渡すときには、
「ささやかですがお祝いの気持ちです」
「心ばかりのお祝いでございます」
など、ひと言添えるとスマート。
あなたが新郎新婦の親族などで、ご祝儀を前もって渡している場合は、
「お祝いは済んでおります」
「お祝いは先日お届けしております」
などと伝えるといいですね。
夫婦や家族などの連名でご祝儀を渡す場合は、代表者が渡しましょう。
4 記帳は自筆で丁寧に
祝儀を渡したら、次は「芳名帳(ほうめいちょう)」というゲストの名前や住所を書く帳簿に記帳をしてください。
芳名帳は自分の分は自分の字で、丁寧に書きます。
「字が上手くないから・・・」といって、友人などに代筆を頼まないようにしましょう。
ただ、小さい子どもの場合は両親が代わりに書いてあげてくださいね。
夫婦や家族で記帳する場合は、代表者が姓名を書き、その横に他の家族が自分の名前を書きます。
芳名帳に記帳する目的は、
・出欠の確認
・席次表の名前に間違いがないかの確認
・住所の変更がないかの確認
のため。
また、芳名帳は新郎新婦の記念として残るものでもあるので、丁寧な記入を心掛けてくださいね。
丁寧に気持ちを込めて、自分で書くことが何よりのお祝いになりますので、頑張って書きましょう。
ゲストカードの場合は事前に記入しておこう
最近では、芳名帳ではなく、「ゲストカード」を使ったスタイルも増えています。
これは、芳名帳の代わりとなるカードに、ゲストがあらかじめ名前や住所を記入しておくスタイルで、受付の時間を短縮することができます。
招待状に「ゲストカード」が入っていた場合は、前もって記入しておき、受付で渡しましょう。
「ゲストカード」にはお祝いの言葉を書く欄があることも多いので、ぜひ心を込めてメッセージを書いてくださいね。
お車代はありがたく受け取ろう
記帳(ゲストカードの受け渡し)が終わると、席次表などの配布物を受け取り、受付は終了です。
その際、受付係から交通費などとしてお車代を渡されることがあります。
もし渡されたら、ありがたく受け取るようにしましょう。
無理に断ろうとすると、新郎新婦から依頼されている受付係も困ってしまいます。
「ありがとうございます」とお礼をしっかり伝えて、受け取りましょう。
後日、新郎新婦にもお礼を言うのも忘れずに。
遠方で直接会えない場合は、電話やメールでも大丈夫ですよ。
5 慌てず、騒がず、落ち着いて
受付をする際、慣れていない分緊張してしまうかもしれませんが、焦って歩きながらご祝儀を取り出したりするのはスマートではありません。
焦る必要はないので、落ち着いて受付を済ませるようにしましょう。
また、親しい友人が受付係を担当していると、つい話しかけたくなりますよね。
でも、たとえ久しぶりに会ったとしても、その場で騒いだり、大きな声で盛り上がったりするのはマナー違反とされています。
受付係とたくさんおしゃべりしたくなるかもしれませんが、他のゲストの迷惑になる可能性もあるので、受付の場では控えてくださいね。
受付係の友人が受付の仕事が終わるのを見計らって話しかけると良いですよ。
まとめ
ゲストとして招待されたときの受付のポイントは、次の5つでしたね。
1 受付は早めに済ませる!
2 まずはお祝いの言葉を伝えよう
3 ご祝儀は一言添えてスマートに渡す
4 記帳は自筆で丁寧に
5 慌てず、騒がず、落ち着いて
初めてでも、ポイントをしっかり押さえて、時間に余裕をもって行動すれば大丈夫!
スマートに受付を済ませて、新郎新婦を祝福しましょう。
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