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結婚式のお色直しって何回するもの?2回は多い?
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新郎新婦が披露宴の途中で席を外し、衣裳を変える「お色直し」。
このお色直しは何回くらいするものなのでしょうか。
そこで今回は、先輩花嫁は何回お色直ししたのか、世の女性は何回くらいお色直しをしたいと思っているのかご紹介。
お色直しを2回以上したい人のために、スムーズにお色直しできる方法もお伝えします!
先輩花嫁は何回お色直しした?
先輩花嫁に、披露宴・披露パーティー、食事会でお色直しをしたかどうか聞いたところ、「した」と回答した人は【72.3%】。
では、何回したのか聞いてみたところ、このような結果に。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018(※1)」 より
お色直しをした先輩花嫁の内、約8割は「1回」と回答。
披露宴中のお色直しは「1回」が主流のようです。
お色直しの回数は減少傾向にある?
かつて、披露宴でお色直しが2~3回行われることは珍しくありませんでした。
最近は、ゲストと過ごす時間を重視する人が増えたことから、お色直しは「1回」の傾向が高まっています。
未婚女性に「もし挙式、披露宴をするとしたら、お色直しを何回ぐらいしたいですか」と聞いたところ、このような結果に。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018(※2)」 より
なんと半分もの女性は「お色直しはしなくてもいい」と回答!
次いで「1回」が27.3%、「2回」が20.2%という結果になっています。
お色直しは2回したいと思っている女性の意見としては、
ウェディングドレスとカラードレスは結婚式衣裳の王道の組合せなので着たい。でも、せっかくなら和装もしたい
というものが多かったです。
2番目に多かった「お色直しはしなくてもいい」については、
一生に一度しか着られないウェディングドレスを、できるだけ長く着ていたい
という理由以外に、やはり
衣裳替えに時間を費やすくらいなら、その分ゲストと一緒にいたい
という意見が多かったです。
最近は、親族のみの少人数結婚式を挙げるカップルも多く、
「結婚式は身内だけでこぢんまり行うつもりだから、お色直しは必要ない」
と考える人も多いのかもしれませんね。
そして最も多かった「お色直し1回」ですが、
ウェディングドレス以外の衣裳も着たい
という定番の理由以外にも
お色直しを何回もするのは、ゲストを待たせる時間も長くなるので、気が引ける
という意見もチラホラ。
色んな衣裳が着たいけど、ゲストを待たせる時間はあまり作りたくないから「1回だけ」と考える人が多いのかもしれませんね。
お色直し2回は多い?
「やっぱりお色直しを2回するのは、ゲストから不評なのかな・・・」
ゲストが不満なのは、お色直しの回数が多いことではありません。
新郎新婦が披露宴会場にいない、つまりふたりと話せなかったり、一緒に写真が撮れなかったりすること。
たとえお色直しが1回だったとしても、やたらと時間がかかってしまうと、ゲストは不満に思ってしまいます。
席を外している間はムービーを流すなど、ゲストを退屈させない工夫がしてあれば、むしろお色直し2回は華やかでいいと思う
という意見も。
お色直しで席を外している間、ゲストを退屈させないアイデアについて気になる人は、こちらの記事も読んでみてください。
また、ちょっと工夫すればお色直しの時間を短くすることもできますよ。その方法を見ていきましょう。
2回以上のお色直しをスムーズに行う方法
衣裳を着る順番を工夫する
結婚式の衣裳チェンジで最も時間がかかるのは、「洋装から和装への着替え」で、30~40分ほどかかります。
そのため和装を着たいなら、挙式で着るのがスムーズです。
白無垢(しろむく)から色打掛(いろうちかけ)への掛け替えであれば、時間もかかりません。
例えば、
(挙式)白無垢→(披露宴入場)色打掛→(お色直し1回目)ウェディングドレス→(お色直し2回目)カラードレスなどの順番がおすすめです。
とは言え、挙式はウェディングドレスを着たいという花嫁もいるでしょう。
その場合は、挙式が終わってから披露宴が始まるまでの間に着替えるとGOOD。
髪型は変えないなど、衣裳替えの時間を短くする工夫が重要になってきます。
披露宴会場と控え室が近い会場を選ぶ
着替えている時間以外に、時間を取られるのが「披露宴会場から控え室までの移動」。
会場によっては披露宴会場と控え室がかなり離れているところもあり、往復するだけで時間がかかってしまうことも・・・。
披露宴会場と控え室が近い会場を選ぶのも一つの手です。
他にも、お色直しの時間を短くする方法として、
・髪型を和装にも洋装にも似合うものにする
・お色直しに慣れている会場を選ぶ
などがあります。
披露宴の時間は2時間以上にする
お色直しを2回以上したいなら、披露宴の時間は2時間以上にすることをおすすめします。
一番時間がかからないとされている、洋装から洋装へのお色直しでも約15~20分かかります。
2回お色直しするとなると30~40分はかかるので、2時間の披露宴だと慌ただしくなってしまいます。
せっかく来てくれたゲストと歓談する時間がないのは悲しいですよね・・・。
お色直しを2回以上するなら、披露宴は2時間でなく3時間見ておくと良いでしょう。
衣裳をたくさん着る方法は他にもある
お色直しの回数を増やすこと以外にも、衣裳をたくさん着る方法はあります。
それは、結婚式前に式当日に着ない衣裳を着て写真を撮っておく(いわゆる前撮り)というもの。
最近はリーズナブルな前撮りプランも増えているので、気になる人はチェックしてみてください。
結婚式の「前撮り」はこれでバッチリ!メリット、費用、衣裳、全体の流れなど基本を解説!
撮った写真はウェルカムボードに使ったり、受付やゲストの控え室に飾ったりできますよ。
着たかったけど披露宴で着ることができなかった衣裳を、二次会で着るという方法もあります。
「あの衣裳も着たかったな・・・」なんて悔いが残らないよう工夫して、花嫁もゲストも満足できる結婚式にしてください。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女(※1)
24~69才の男女(※2)
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
お色直しの回数は「1~2回」。最近は、おもてなしの観点からお色直しの回数は減少傾向にあるようです。
とは言え、婚礼衣裳を着られる機会なんてそうありません。
「本当はお色直しをしたかった・・・」と後悔が残るのは残念なこと。
披露宴の構成などを工夫して、ゲストはもちろん二人も満足できる結婚式になるようにしてくださいね。
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