エタニティとハーフエタニティ、婚約指輪・結婚指輪にはどちらを選ぶ?
音声で聴く!
ダイヤモンドが一列に留められた「エタニティリング」は、婚約指輪としても結婚指輪としても選ばれています。
そんなエタニティリングを選ぶときに悩みがちなのが・・・
フルエタニティにするか、
ハーフエタニティにするか、
ということ。
そこで今回はフルエタニティとハーフエタニティリングそれぞれの特徴をご紹介します。
フルエタニティの魅力
まずはフルエタニティリングの魅力から見ていきましょう。
「フルエタニティリング」とは、リング全周に同じサイズのダイヤモンドが一列に留められたリングのこと。
デザインによっては、指につけたときにダイヤモンドだけで構成されているかのように見えます。
そんなフルエタニティリングは、キラキラと輝きを放ち、とってもゴージャス!
手元を華やかに演出してくれ、パーティーや知人の結婚式といった晴れの場にぴったりです。
婚約指輪としてダイヤモンドが連なったフルエタニティリングを頂きました。どこから見てもダイヤの輝きが楽しめるので、ふとした瞬間に指先を眺めては、幸せな気分に浸っています
など、フルエタニティのダイヤの輝きに癒されている、という人がたくさんいました。
また、リング全周にダイヤが留められているので、リングがくるくる回って、ダイヤが手の内側に隠れてしまう・・・なんてこともありません。
そんなフルエタニティリングは、どんな点に気を付けて購入したほうが良いのでしょうか。
いくつか見ていきましょう。
未来の使用イメージを持って購入しよう
フルエタニティリングはダイヤが全周に留められているため金属部分が少なくなることから、強度の面で気を付けたいデザインでもあります。
例えば、大きめのダイヤを使ったこちらの指輪、「久遠(くおん)」のようなデザインは、とっても華やかですが・・・
指輪の側面にも透かしが入っているため、あまりにも強い力が加わると変形してしまう可能性があります。
日常使いではなく、華やかなシーンで使うことが前提になるデザインですね。
一方で、下の「フェイス」は金属部分が多く、ダイヤがしっかりと埋め込まれているため、フルエタニティであっても強度面において安心。
普段使いにも十分耐えることができます。
とは言え、フルエタニティのリングに限った話ではありませんが、貴金属は鋼鉄のように硬いわけではありません。
重いものを持つ、スポーツをするなど、指に大きな力がかかる動作をする際には、必ず指輪を外すように気を付けましょう。
これはどの結婚指輪・婚約指輪にも言えることですね。
このように、フルエタニティのリングを購入する際には、将来の使用シーンをイメージしてみることが大事。
普段使い用なのか、華やかなシーンで身につける用なのかなどをお店で伝えて、自分にぴったりのフルエタニティを購入してください。
サイズ直しができないという課題も
フルエタニティリングはリング全周にダイヤが留められているため、基本的にサイズ直しができません。
ぴったりのサイズのフルエタニティを購入しましたが、太ってしまって指が入らなくなってしまいました。サイズ直しはできないし、今はケースの中で眠っています・・・
こんなことが起こらないようにするために・・・
フルエタニティを購入する際のコツをお教えしましょう!
それは、少し大きめのサイズで注文をすること。
フルエタニティは全周同じデザインのため、サイズが大きくて指につけたときにクルクル回っても問題ありません。
「でも、指から抜けそうになるほどサイズがブカブカになってしまったら・・・?」
そんなときの解決策がこちら。
フルエタニティの上からサイズぴったりの指輪を重ねてつけることで、指から抜け落ちるのを防ぐことができるのです!
指のサイズが変わっても対応できるよう、上に重ねる指輪はサイズ直しがしやすいものを選ぶのがポイント。
これは裏技的ですが、かなり有効な方法なので覚えておくと良いかもしれません。
その他にフルエタニティで気になる点は?
その他にフルエタニティで気になる点はと言うと、指あたりとひっかかりではないでしょうか。
まずは、指あたりの問題から見ていきましょう。
指あたりは気にならないの?
指あたりとは、薬指につけている指輪と横の指(小指と中指)との当たり具合のこと。
フルエタニティリングはダイヤモンドが全周に留められているので、どうしてもダイヤモンドの高さ分以上の厚みが出ます。
指輪に厚みがあるほど、指あたりが気になる人が増えてきます。
ただ、この感覚には個人差があります。
気になるのは最初だけという場合が多いのですが、人によってはずっと気になることも。
実際に店舗で指輪をつけてみて、どのように感じるのかを体験してみるのが一番ですね。
ダイヤのサイズが小さい細めのエタニティリングなら指輪の厚みが抑えられるので、より気にならなくなりますよ。
ひっかかりはどう?
続いて、ひっかかりの問題について。
フルエタニティは手のひら側にもダイヤが留まっているので、
「何かに触れたときに傷がつくのでは・・・?」
と気になるという人もいるのではないでしょうかか。
普段使いするなら、ひっかかりはないほうが良いですよね。
そんな人におすすめなのはこんなデザイン。
こちらは「彫り留め」のフルエタニティリング。
ダイヤモンドの周りの金属を彫り起こすことで爪を作り、その爪でダイヤを留めています。
金属の中にダイヤモンドを留めているので、爪がひっかかりにくく、強度があります。
ひっかかりを気にしたくない人であれば、「フェイス」のようなデザインをフルエタニティとして選ぶと良いでしょう。
ハーフエタニティはいいとこ取り?
リングの半周にだけダイヤを留めたものを「ハーフエタニティリング」と言います。
フルエタニティと比較して、ハーフエタニティは「いいとこ取り」のリングと言えます。
ハーフエタニティはダイヤの数がおおよそ半分になるので、フルエタニティに比べて価格が抑えられます。
けれども、手の甲からの見た目はフルエタニティと変わりません。
お得感がありますね。
また、手のひら側はダイヤが留まっていないので、物を持つときにダイヤが当たったりするのを気にする必要がなくなります。
そして、フルエタニティの課題であるサイズ直しについて見てみると・・・
ダイヤが半分しか留められていないということは、手のひら側のもう半分は金属でできています。
つまり、サイズ直し可能なデザインであるということですね。
フルエタニティのサイズ直し問題は、ハーフエタニティで解決です!
ただ、ハーフエタニティもデザインによってはサイズ直しができなかったり、サイズ直し可能なサイズ範囲が狭かったりすることもあります。
ハーフエタニティを購入する際には、お店でしっかりと確認しておきましょう。
最後に、フルエタニティでもお話をした「指あたり」についてはどうでしょう?
ハーフエタニティは半分までダイヤが入っているということですから・・・
小指と中指にダイヤが当たりますね。
つまり、隣の指にあたる部分の指輪の厚みはフルエタニティと変わらないことになります。
ハーフエタニティを購入する場合でも、指あたりについては、お店で試着して感覚を確かめてみるのがおすすめです。
まとめ
リング上に途切れることなくダイヤモンドが留められたフルエタニティリングは華やかなデザイン。
フルエタニティは、ハーフエタニティに比べて金属部分が少ないことから、強度面には注意が必要。
また、基本的にサイズ直しができないので、少し大きめのサイズで注文しておくと安心です。
一方、ハーフエタニティリングはリングの半周にしかダイヤモンドが留められていないので、価格が抑えられ、サイズ直しも可能。
ただ、指あたりについてはフルエタニティだけでなく、ハーフエタニティでも小指と中指に当たるようです。
人によって指当たりの感覚には個人差があるので、購入前に試着して感覚を確かめると良いですよ。
エタニティリングの魅力や後悔しない選び方については、こちらの記事も参考にしてみてください。
婚約・結婚指輪で人気の「エタニティリング」や「ハーフエタニティ」って?
「結婚指輪のデザイン・素材」の他の記事
「結婚指輪のデザイン・素材」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」