新婚旅行から帰って来た後の「挨拶回り」の仕方って？

挨拶回りって？

一般的に挨拶回りとは、親戚や近所の人に結婚の報告や結婚相手の紹介をすることを指します。

挨拶回りは結婚が正式に決まった段階や、結婚式や新婚旅行が終わってから行うことが多いようです。

今回は、新婚旅行から帰ってきたタイミングで行う挨拶回りについて説明していきます。

新婚旅行から帰ってきたタイミングで行う挨拶回りには、結婚報告や結婚相手の紹介に加えて

「新婚旅行から無事に帰ってきました」

ということを伝える意味もあります。

次に、新婚旅行から帰ってきた際に行う挨拶回りでは、どのようなポイントがあるのか見てみましょう。

押さえておきたいポイント

まずは、挨拶回りを行うタイミングについて。

目安としては、新婚旅行から帰って10日以内に挨拶回りを済ませることが多いようです。

挨拶回りに行く時間帯は、仕事が休みであることが多い土曜日や日曜日などの休日で、ご飯の時間と被らない昼過ぎから夕方に行くと良いとされています。

とは言え、相手にも都合があるかもしれないので、事前に一度連絡してから行くようにしましょう。

また、挨拶回りには手土産も必要です。

新婚旅行から帰ったタイミングで挨拶を行うのであれば、手土産として新婚旅行のお土産を持って行くのがオススメ。

挨拶をする相手によっては、旅行先の写真なども一緒に渡しても良いかもしれません。

その他のポイントについては以下の記事を参考にしてみて下さいね。

「結婚の挨拶回り」って必要？誰にするの？手土産や服装など挨拶回りの基礎知識を解説

それでは、挨拶回りを行う相手別のポイントを順番に見ていきましょう。

親族への挨拶回り

両親

新婚旅行から帰ってきたら、まずはお互いの実家に挨拶に行くようにしましょう。

ただし、実家が遠方にある場合は電話で連絡を入れ、行けるタイミングに挨拶に行くと良いですよ。

手土産として旅行先のお土産はもちろん、写真を一緒に渡すとより喜んでもらえるのではないでしょうか。

また、お土産を渡すときはお互いの家同士のやり取りとなるように

「夫の実家から妻の実家へ」
「妻の実家から夫の実家へ」

となるように、夫の親に渡すときは妻が、妻の親に渡すときは夫が、それぞれ手渡すようにしましょう。

親戚

「親戚ってどこまで挨拶回りに行けばいいの？」

と思う人もいるかもしれません。

どの親戚まで挨拶に行かなければならないという決まりはありませんが、結婚式でお世話になった親戚には挨拶しておきたいところ。

また、新居の近くに住んでいる親戚にも、結婚を機にお世話になることがあるかもしれないので挨拶に行っても良いかもしれません。

親戚に挨拶に行く場合も両親と同様に、お土産や写真を持って行くようにしましょう。

職場での挨拶回り

職場への挨拶回りも大切です。

職場に持って行くお土産は、配りやすく多くの人に渡すことができる個別に包装されているものがGOOD。

また、新婚旅行に行くために休みをもらった人は、代わりに仕事をやってもらったことなどのお礼を伝えると良いですよ。

友人への挨拶回り

友人への挨拶回りと言っても誰にどこまで行けば良いのか迷いどころ。

基本的には、披露宴や二次会で受付や幹事、余興などを担当してくれた友人の元へ挨拶に行きましょう。

友人への挨拶回りに行くときも、親族の人と同じように電話で聞いてから、お土産を持って訪問すればOK。

また、より親しい友人であれば、都合や住んでいる場所にもよりますが、「新居に招待」という形にしても良いかもしれませんね。

結婚式でお世話になった友人に改めてお礼を伝えたり・・・

新婚旅行先の土産話で盛り上がるなど、パーティー感覚で楽しめるのではないでしょうか。

お世話になった人たちへの挨拶回り

結婚式でお世話になった人たち

新婚旅行から帰ってきたら、仲人・媒酌人をしてくれた人にも忘れることがないよう、すぐに挨拶に行くようにしましょう。

こちらも電話で都合を聞き、お土産を持って訪問すればOK。

また、結婚式でお世話になったお礼をまだ渡せていないのであれば、挨拶回りのときに渡すと良いですよ。

他にも、主賓やスピーチでお世話になった人にも挨拶に行きたいところ。

どうしても時間や都合が合わないという場合は、お礼状だけでも送っておくと良いのではないでしょうか。

お礼状の書き方については以下の記事をどうぞ。

結婚式が終わったらやることは？お礼のあいさつやお礼状を書こう！

近所の人

近所の人への挨拶回りも大切。

実家の近所の人たちには「結婚しました」と報告の意味を込めた挨拶をしましょう。

新居に引っ越しするのであれば新居の近所の人に、引越しの挨拶も兼ねてお土産を渡すと良いですよ。