婚約指輪と結婚指輪を重ねてつけられる「セットリング」ってどんなもの?
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みなさんは「セットリング」という言葉を聞いたことがありますか?
「聞いたことはあるけど、どんな指輪なんだろう?」
セットリングの特徴や、どんな人におすすめなのか、良いところとあわせて注意点もお届けします!
色んなタイプのセットリングをご紹介するので、セットリングのイメージがしっかりつかめると思いますよ。結婚スタイルマガジンは、ジュエリーブランドNIWAKA(ニワカ)のサポートで運営されています。一部NIWAKAの商品写真を使って解説していることをあらかじめご了承ください。
セットリングってどんなもの?
セットリングとは、婚約指輪と結婚指輪の「重ねづけを前提に」デザインされた指輪のこと。
婚約指輪と結婚指輪を選ぶときに、重ねづけができるかどうかという視点で考えるのも良いですね。
セットリングなら婚約指輪と結婚指輪の組み合わせで悩まずに済むので、指輪選びもスムーズに進みそうです。
では、セットリングにはどんなものがあるのか見ていきましょう。
まずはこちら。
ほぼ隙間がない状態で重ねづけできるセットリングです。
この写真のようなストレートタイプの婚約指輪と結婚指輪なら、あまり隙間が生まれません。
ただし、婚約指輪の石座(ダイヤモンドを留めている部分)の下部の形状が大きいと、結婚指輪とぶつかり隙間は大きくなります。
その結果、指輪がガタついたり、つけ心地が悪くなったりすることも。
下のセットリングは、緩やかなカーブを描く2つの指輪が、ぴったりと隙間なく重ねづけされています。
上:婚約指輪 木洩日(こもれび)
左上から差し込む木洩日を小粒のメレダイヤモンドで表現
下:結婚指輪 せせらぎ
木洩日を受けてキラキラと輝くせせらぎの水面をメレダイヤモンドで表現
セットリング:木洩日・せせらぎ
カーブがかった指輪やV字の形状を持った指輪の場合、重ねづけすると隙間が生まれやすいのですが、こちらのセットリングは綺麗に重なっていますね。
見た目のバランスが整っているだけではなく、指輪に込められたデザインの意味までセットでイメージできます。
重ねづけをした際に小粒のメレダイヤモンドの繋がりも美しい、完成度の高いセットリングです。
上:婚約指輪 結(ゆい)
ダイヤモンドを留めている部分は、お祝いのときに使用する水引きの結び方である「あわじ結び」の結び目をモチーフにしてデザインされています
下:結婚指輪 結(ゆい)
女性の結婚指輪には、二人の絆がほどけぬように、結び目のデザインを入れ、メレダイヤモンドを留めています
セットリング:結(ゆい)
ストレートラインの婚約指輪とV字ラインの結婚指輪がバランスよく重なったセットリングです。
結婚指輪にメレダイヤモンドが留められたパーツがあることで、より隙間を感じさせず一体感が生まれます。
また、同じ名前の2本の指輪を重ねており、コンセプトの繋がりがセットリングとしての意味合いを強めているのも素敵なところ。
上:婚約指輪 初桜(ういざくら)
ダイヤモンドを桜の花に見立てて、5本の爪を桜の花びらとして表現。枝に咲く桜の花をイメージしています
下:結婚指輪 初桜(ういざくら)
桜の花びらをメレダイヤで表現した指輪。出会ったころの初々しい気持ちを忘れないようにとの願いが込められたデザイン
セットリング:初桜(ういざくら)
初桜は人気の指輪です。
ぴったりと重なったセットリングとしての完成度と、咲き始めの初々しい桜の情景イメージが結婚するカップルの気持ちにマッチするからかもしれません。
また重ねづけをした初桜には隙間が生まれています。
これは、婚約指輪のダイヤモンドを桜の花に見立て、その周辺にあえて空間を作ることで、桜の枝を表現しているからです。
ジュエリーブランドNIWAKA(ニワカ)には、完成度の高いセットリングが揃っているので、気になる人はこちらを読んでみてくださいね。
いかがだったでしょう?
セットリングのイメージが湧いたでしょうか?
デザインを重視したい人は、セットリングで重ねたときの完成度にも注目すると良いかもしれませんね。
どんな人におすすめ?
セットリングは、結婚後も婚約指輪を色々な場面でつけたい人におすすめです。
一般的に、結婚してから普段身につけるのは結婚指輪。
婚約指輪は、他の人の結婚式やパーティーなど、少し改まった場へ行くときにつけることが多いようです。
結婚指輪はシンプルなデザイン、婚約指輪は中央にダイヤモンドのついた華やかなデザインが多いので、場に応じて使い分けるイメージですね。
でも、婚約指輪はふたりにとって大切な婚約の証。
せっかくならずっとケースにしまっておくのではなく、身につける機会を増やしたい!
そんな人にこそ、セットリングがおすすめです。
セットリングなら、すでにつけている結婚指輪の上から婚約指輪をはめても、違和感なくお洒落に見えます。
婚約指輪を重ねれば、シンプルな結婚指輪にも華やかさが加わります。
改まった場だけでなく、夫婦でのデートなど、ちょっとおめかしするときにも気軽に使えますよ。
実際、海外では普段から婚約指輪と結婚指輪を重ねづけする人も多いようです。
日常の中で女性の指にダイヤがきらきら輝いていると、見ている側も幸せな気分になる・・・なんて声も上がっています。
また、指輪を贈った男性も、女性が普段から婚約指輪と結婚指輪の両方をつけてくれていたら嬉しいのではないでしょうか。
セットリングはつける女性本人はもちろん、それを目にする周りの人の心にも潤いを与えてくれるのかもしれませんね。
セットリングではない婚約指輪と結婚指輪を重ねづけすることもできますが、その場合デザインのバランスを考えて選ぶ必要があります。
はじめから重ねづけを考えてデザインされたセットリングであれば、バランスが美しく整い、一体感が生まれます。
セットリングの意味
セットリングは重ねることで素敵な意味が生まれるとも言われています。
一般的に重ねづけをするときは、まず左手薬指に結婚指輪をして、その上に婚約指輪をはめるという順番です。
これには「ふたりの結婚」を表す結婚指輪を上から婚約指輪でロックして、「愛を永遠にとどめる」という意味があるのだとか。
とってもロマンチックですね!
指輪に込められた意味に思いを馳せれば、結婚後も自然と指輪を身につけたくなりそう。
指輪を見るたびにふたりの絆を感じられそうで、素敵ですね。
デメリットや注意点は?
魅力がいっぱいのセットリングですが、あえてデメリットを挙げるとすれば、傷がつきやすいこと。
2本の指輪を重ねるので、接触する側面の部分は傷つきやすくなります。
ただ、側面ですし面積も小さいため、傷はあまり気にはならないかもしれません。
もう1つ、注意したいのがセットリングを別々につけたときのこと。
重ねづけではぴったりと隙間もなく良い感じに見えても、結婚指輪と婚約指輪を別々に見ると、デザインのバランスが悪すぎる・・・なんてことも。
1本ずつで見てもセンスよく、2本を重ねてつけてもバランス良く。
この辺りはブランドのデザインに対する意識に差が出る部分でもあります。
お店でセットリングの試着をするときは、重ねづけの印象と、1本ずつつけたときの印象の両方を確かめると良いですよ。
まとめ
婚約指輪と結婚指輪の重ねづけを前提につくられた「セットリング」。
別々の指輪を重ねづけすると合わないこともありますが、セットリングならきれいにバランスが整うのが良いところ。
結婚後も普段から婚約指輪をつけたいという人には、特におすすめできます!
指輪のブランドによっては、「セットリング」というカテゴリを設けてホームページで紹介していることも。
下記におすすめのセットリング紹介ページを挙げておくので、参考にしてみてくださいね。
NIWAKA BRIDAL セットリング
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