婚約指輪はいらないと言われたら贈らなくても良いの?みんなはどうした?
彼女に婚約指輪を贈ろうとしたら、「婚約指輪はいらない」と言われた・・・。
そんなときはいったいどうすればいいのでしょうか?
「婚約指輪はいらないと言われた先輩花婿は、贈った?贈らなかった?そう決めた理由ってなに?」
贈らなかった人、贈った人それぞれの選択について、先輩カップルの体験談をもとにご紹介します。
いらないと言われたけど贈った
まずは彼女から婚約指輪はいらないと言われても贈った人の例を見てみましょう。
けじめとして贈りたかったから
もともと「婚約したら、婚約指輪を贈るもの」というイメージがありました。なので、プロポーズが成功した後、彼女に一緒に婚約指輪を買いに行こうと誘ったのですが・・・。「もったいないからいらないよ」とあっさり断られてしまったんです。
でもやっぱり、婚約の証として渡したいという気持ちを抑えられず、「婚約指輪は自分の気持ちだから、ぜひもらってほしい」と話をしたところ、彼女もまんざらではない様子で「じゃあせっかくなら・・・」と受け取ってもらえることに。結果的には喜んでもらえたようで、贈って良かったです。
婚約指輪を贈る理由として「けじめ」を挙げる人もいます。
婚約の証という意味をもつ婚約指輪を彼女に贈ることで、男性自身も満足できるようですね。
また、はじめは婚約指輪をいらないと思っていても、後から欲しくなる女性も少なくありません。
彼女も、彼が受け取ってほしいと言ってきてくれているなら、もらっておいたほうが、後悔しないかもしれませんね。
彼女が実は欲しがっていることを知ったから
前に婚約指輪がいるかと彼女に聞いたら「いらない」と言われたので、いらないなら、と結婚指輪だけ買うつもりでいました。しかし、その後共通の友人を通じて、彼女が実は婚約指輪を欲しがっていると聞いてびっくり。
僕から「いる?」と聞かれて、「欲しい」とは答えにくかったとのこと。どうやら遠慮していたようです。彼女には自分の聞き方が悪かったことを謝り、結婚指輪と同じブランドの婚約指輪を購入しました。重ね付けするときれいに見えるデザインのセットリングに彼女は大喜び。その嬉しそうな顔を見て、ひと安心しました。
女性が婚約指輪をいらない、と言っていても、それが本心とは限りません。
彼に遠慮していたり、いらないと言いつつ少しは欲しい気持ちもあったり・・・なんてことも。
彼女に婚約指輪はいらないと言われても、本当にいらないと思っているのかを確かめるのがベター。
聞き方を変えてみたり、日をあけてから改めて聞いてみたりするのもおすすめです。
「いる?」という聞き方でなく「贈ったらつけてくれる?」というような聞き方だと女性も答えやすいのではないでしょうか。
親から怒られて
彼女の「無理して買わなくていいよ」という言葉に甘えて、婚約指輪は贈っていませんでした。でもふとしたきっかけで、彼女に婚約指輪を渡していないことを自分の母親に話すと、
「婚約指輪を贈らないなんて、○○さんがかわいそうだ。婚約指輪は女性の憧れなんだから」等々、こんこんと説教をされました。最後は父親からも一言「彼女のご両親の気持ちを考えてみろ」と言われて・・・。婚約指輪を贈ることは、彼女だけでなく、彼女を大切に育てたご両親にも誠意を示すことになるのだと気づいてハッとしました。
慌てて彼女に婚約指輪を贈ることにしました。
婚約指輪を贈ることで、彼女だけではなく彼女の両親にも誠意を伝えることになるという意見も。
婚約指輪がないことで、
「娘は大事に思われているのか?」
「経済的に余裕がない状態で結婚して、将来的に二人でちゃんと生活していけるのか?」
「結婚式や披露宴は挙げてもらえるのだろうか・・・」
など、色々心配してしまう親もいるようです。
婚約指輪を贈らないと決めた場合は、贈らない理由やそれを女性側も納得していることを、両家の親にもきちんと説明したほうがよさそうですね。
いらないと言われて贈らなかった
では、反対に彼女からいらないと言われて贈らなかった人の理由は何なのでしょうか。
本当にいらないとわかったので贈らなかった
結婚することが決まってから、彼女に婚約指輪を贈りたいと申し出たのですが、
「アクセサリー類にはまったく興味がないからいらない」とハッキリ断られました。
「せっかくだから記念に持っておいたら?」「将来的にほしくなるかもよ?」など色々な形で聞いてみましたが、答えは変わらず。結局、「婚約指輪を買うより、新婚旅行を豪華にしたい」という彼女のリクエスト通り、婚約指輪の予算はハネムーン代と新生活費に回しました。
このように、彼女が本当にいらないと思っていることが確認できたり、いらない理由が納得できたりした場合、贈らないケースもあります。
代わりに二人で楽しめる新婚旅行や新居代、新生活の費用に充てるカップルもいるようですね。
代わりの品物を購入した
彼女に「婚約指輪を贈りたいから、今度ジュエリーショップに行ってみよう」と提案したところ、
「指輪は結婚指輪があれば十分。婚約指輪は使わないだろうから、何か別のものがほしい」との回答。自分としては婚約指輪を贈りたい気持ちもありましたが、彼女の意思を尊重したほうが良いと納得しました。両親とも相談して、将来必ず必要になると言われたパールのネックレスとピアスをプレゼントしました。
贈った当初は自分も彼女も将来必要という点にピンときていませんでしたが、今となっては大活躍のアイテムとなり、二人で満足をしています。
パールは冠婚葬祭のどの場面でも活躍する万能アイテムです。
ご両親のアドバイスが活きた良い例ですね。
一方で、婚約指輪についても、意外と結婚してから出番があります。
友人の結婚式や子どもの入学式など、特別な場での華やかさは、やっぱり婚約指輪ならでは。
婚約指輪はつけなさそうだから、結婚指輪があるから、という理由だけで婚約指輪を贈らないのはちょっともったいないかもしれませんね。
金銭的に余裕がなかったので
妻と結婚したのは24歳のとき。そのときはまだ給料も少なく、当時の貯金ではどうしても婚約指輪代を出せそうにありませんでした。妻も私の状況をなんとなく察していたのか、「婚約指輪はいらないよ。式のために結婚指輪だけ用意しよう」と言ってくれていました。「生活が落ち着いて余裕ができたら必ず婚約指輪も贈るから」と約束し、当時は結婚指輪のみ購入しました。あれから3年経ち、以前よりゆとりもできたので、遅くなりましたが今度妻の誕生日にダイヤの婚約指輪を贈る予定です。
女性の中には婚約指輪が欲しくても、「高額なものをもらうのは申し訳ない」、「彼の厳しい経済状況を知っているから言い出せない」などの理由で「いらない」と遠慮する人も。
とはいえ、無理して婚約指輪を購入したために、その後の新婚生活が立ち行かなくなってしまっては元も子もありません。
婚約時は彼女に我慢してもらって、結婚後、余裕ができてからプレゼントするのもアリかもしれませんね。
ほかには、数万円程度で購入できるダイヤやパールのピアスやネックレスなどを、婚約の記念として贈る男性もいるようです。
経済的な理由で婚約指輪に手が届かない場合でも、なにか婚約の証になるようなアイテムを贈ってみてはいかがでしょう。
彼女も「彼と一緒に結婚生活を頑張っていこう」という気持ちになるかもしれませんよ。
まとめ
いかがでしたか?
彼女から婚約指輪をいらないと言われても贈った人、贈らなかった人、それぞれ理由や状況はさまざまでしたね。
どちらにも共通して大切なのは、彼女の婚約指輪に対する本当の気持ち。
いらないと言っていても、本当にいらない場合と遠慮している場合があります。
婚約指輪を贈るか贈らないかは、そんな彼女の気持ちも確認した上で決められるといいですね。
また、婚約指輪の有無は、意外と親も気になるポイント。贈らない場合はあらかじめ両家の親にきちんと説明し、納得してもらっておくことが大切ですよ。
「婚約指輪」の他の記事
「婚約指輪の基礎知識」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」