女性の結婚式カバンの定番！「クラッチバッグ」の選び方やデザインは？

クラッチバッグってどんなもの？

「クラッチバッグ」とは、肩ひもがなく、手で持つタイプの小さなハンドバッグです。

結婚式に出席する時は、荷物を必要最小限にまとめるのがマナーとされているので、バッグも小さいほうが、よりフォーマルな場にふさわしいよう。

そのため、バッグの中でもコンパクトなクラッチバッグは、フォーマルな場で重宝されているんですね。

では、クラッチバッグを買うときはどんなことに気を付ければ良いのか、見ていきましょう。

購入時には3つのポイントをおさえて！

1.羽織物や靴に合わせて選ぶ

クラッチバッグを選ぶときは、当日着て行く羽織物や靴の色味と合わせると、統一感が出ます。

ドレスと同系色にするのもおしゃれですが、コーデに自信がない人は、小物同士で色を合わせると失敗しませんよ。

2. 光沢のある素材やビジューがついたもの

結婚式はお祝いの場です。

バッグも光沢のある素材や、ビジューなどがあしらわれたドレッシーなものを選ぶといいですね。

ドレスが落ち着いたトーンの場合は特に、ドレッシーなクラッチバッグで華やかさをプラスするのがオススメ！

3. 小ぶりのタイプがベター

クラッチバッグにも、色々なサイズがあります。

A4サイズの書類が入るようなものから、長財布のような小さなものまで、さまざまですが・・・

結婚式におすすめなのは、「必要最小限の荷物が入るくらいの、小ぶりなもの」。

ドレス姿には小ぶりなバッグがよく合って、フォーマルな場にピッタリです。

具体的なサイズの目安としては、「袱紗（ふくさ）に包んだご祝儀が入る」くらい。

迷ったときは参考にしてくださいね。

結婚式にふさわしいデザインは？

ここからは、「結婚式向きのクラッチバッグ、デザインの具体例」を3つご紹介します。

1.シンプルなサテンクラッチ

ビーズなどの飾りがついていないシンプルなクラッチバッグを持つと、落ち着いた印象に。

光沢のあるサテン素材なら飾りがなくてもドレッシーで、大人のお呼ばれスタイルにぴったりです。

2. バングルクラッチ

クラッチバッグの中でも、バッグを抱える時に手首を通せる輪っかがついているものを、バングルクラッチといいます。

バッグ本体だけでなく、輪っかにもラインストーンなどで飾りがついていて、手首を通すとまるでバングル（ブレスレット）のよう。

アクセサリーのような感覚で身につけられる、おしゃれなクラッチバッグです。

3.パールがあしらわれたクラッチ

パールは上品かつ華やかで、結婚式にピッタリ。

そんなパールがあしらわれたクラッチバッグは、気品のある女性らしさを演出してくれます。

パールの大きさや量によってイメージも変わるので、ドレスに合わせて選ぶとよいですね。

例えば、黒や紺などのシンプルなドレスには、大ぶりのパールがほどこされたものを合わせると、一気に華やかな印象に！

結婚式にふさわしくないデザインは？

今度は逆に、結婚式に向かないとされるクラッチバッグの具体例を、3つ見ていきましょう。

1.地味で真っ黒のバッグ

飾りのない真っ黒のクラッチバッグは、お祝いの場には少し暗すぎるイメージに。

特に黒のドレスと合わせてしまうと、周りからは「お葬式・・・！？」と思われてしまうおそれが。

黒のクラッチバッグにするなら、

・光沢のある素材
・レースやビジューなど、華やかな飾りのついたもの

をチョイスするといいですね。

2.ブランドの大きなロゴが入ったもの

ハイブランドのクラッチバッグは、とってもオシャレで洗練されたものがたくさん。

でもブランドの大きなロゴが入ったバッグは、あまり上品とはいえない上、カジュアルな印象になりがちです。

結婚式には、あまり派手なロゴが入ったものは避けた方が無難ですね。

3.カジュアルなデザインや柄物

カジュアルすぎる普段使いのデザインや柄物のバッグは、結婚式では浮いてしまうかも。

アニマル柄もカジュアルな部類に入るとされるため、控えておいたほうが安心です。

置く場所にも気をつけて！

おしゃれなクラッチバッグでコーディネートはバッチリでも、マナーが悪かったら台無しですよね。

結婚式に参列している時や披露宴中、クラッチバッグはどこに置くのか知っていますか？

片手で持っていたり床に置いたり、ましてや小さいからといってテーブルの上に置くのはNGと言われています。

クラッチバッグは膝の上に置くか、椅子の背もたれと腰の間に置いておくのがマナーのよう。