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媒酌人って必要?媒酌人を依頼するか、検討しよう

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頬杖をついて考える男女

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媒酌人(ばいしゃくにん)という言葉をご存知ですか?お酌する人ではありません。

昔の結婚式ではよく見かけたようですが、最近は知らない人のほうが多いかもしれませんね。

「媒酌人ってなに?必要なの?」

媒酌人の意味や役割をチェックしてみましょう!

あわせて媒酌人を立てる派・立てない派の意見もご紹介します。

INDEX

媒酌人とは?

一言でいうと「結婚式で二人の結婚を取りもつ人」。

式当日に立ち会い、結婚を誓う二人の証人となります。

媒酌人の夫婦

「仲人」と似ていますが、二人を結ぶ縁談から関わる「仲人」に対し、「媒酌人」は式の当日だけ参加するのが特徴。


一般的に媒酌人は、結婚する二人のことをよく知っている夫婦にお願いします。

媒酌人の役割は、披露宴のスピーチで二人を紹介したり、当日二人の身の回りのサポートをすること。

二人を見守ってくれる目上のおじ様、おば様というイメージです。

披露宴では新郎新婦の両脇に座り、二人と同じく結婚式や披露宴の主催側としてゲストを迎えます。

仲人と媒酌人の違いについて詳しく知りたい人は、こちらをチェックしてみてくださいね。
仲人、媒酌人、立会人はどう違うの?それぞれ誰に頼めばいい?

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媒酌人は立てなくちゃダメ?

「二人の結婚の証人」と聞くと、「媒酌人って、絶対に必要なのかな?」と思う人がいるかもしれませんが、絶対ではありません。

実際に先輩たちへのアンケートでも、
「結婚式で仲人(媒酌人)を立てた人」
は全体の11.6%という結果に。
(「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」より)

全体の約1割と、媒酌人を立てる人は少数派です。

しかし、2、30年前の親世代では、形として媒酌人を立てるのは割とよくあることだったよう。

新郎新婦と媒酌人の写真

そのため、両親や親戚から
「媒酌人を立てないの?」と聞かれる人も。

そんな時はどうすればいいのでしょうか?

媒酌人を立てた人、立てなかった人、それぞれの理由を探ってみましょう。
ヒントがみつかるかもしれません。

媒酌人を立てなかった派の理由

まず多数派である、媒酌人を「立てなかった派」の理由から見ていきましょう。

必要がなかったから

必要としていないカップル

「媒酌人を立てなかった理由」として多いのが、「特に必要を感じなかったので」というもの。

お見合い結婚が一般的だった昔は、「お見合いでの仲人が、結婚式で媒酌人もつとめる」という流れがありました。

また、恋愛結婚の場合でも、「形として」媒酌人を会社の上司や親戚にお願いしていたことがあったようです。

しかし、恋愛結婚が主流になり、式の形式にこだわらない人が増えるにつれ、媒酌人の必要性を感じない人が増加。

右肩上がり

媒酌人が行う二人のプロフィールや馴れ初め紹介も、最近では司会者が行うことが一般的です。

お付き合いが大変そうだから

困った表情のカップル

色々とお世話になる媒酌人とは、式の後も、節目ごとに挨拶にうかがったり、お中元やお歳暮を贈ったりとお付き合いが続きます。

お中元やお歳暮は、3年ほどでやめてもOKと言われていますが、中には20年以上贈り続けているという声も。

こういったことを考えると、ちょっと・・・とためらってしまうのもわかりますね。

依頼する人がいなかったから

疑問に思うカップル

「媒酌人に思い当たる夫婦がいなかったから」

「社内は転職する人が多く、自分も転職組。付き合いの短い上司にお願いしにくかった」

など、身近に付き合いの深い知人や上司がいないことも理由になるようです。

費用がかかるから

困った様子のカップルと貯金箱

ほかには、費用がネックになることも。

媒酌人には、お礼やお車代として10~30万円ほどお渡しするのが一般的です。

結婚式の費用をなるべく抑えたいカップルは、あまり積極的に媒酌人を立てようという気持ちにならないのかもしれませんね。

媒酌人を立てた派の理由

一方、媒酌人を立てた人たちの理由は何だったのでしょうか?

媒酌人を立てた人も、はじめから媒酌人を立てようと決めていた人ばかりではないようです。

両親や親戚の希望で

自分の親を思い浮かべるカップル

両親や親戚から
「媒酌人がいないと披露宴で高砂がさびしい」「媒酌人を立ててほしい」
と言われ、気持ちを汲んで立てることにしました

という優しいカップルもいれば、

両親から
「媒酌人のいない結婚式なんてダメよ!それにもう○○さんにお願いしたから」
と言われてしまい、仕方なく媒酌人を立てました

と、強いこだわりをもつ両親に折れたという人たちも。

溜息をつく猫

また、
「家がしきたりを重んじる」
「結婚相手が自分の家の跡継ぎになる」

といったケースでは、媒酌人を立てる話が自然と出てくることもあるようです。

仕事の関係で

職場の上司

彼の職場では、「結婚式を挙げるときは部長夫婦に媒酌人を依頼する」という暗黙のルールがあり、それにならいました
私と彼は職場結婚。元々媒酌人を立てることは考えていなかったけど、二人の縁を取り持ってくれた上司から「媒酌人になるよ」と申し出があったので、お願いすることにしました
という例もあります。

自分たちのことを結びつけてくれた「仲人」からのオファーは嬉しいものですね。

自分たちの希望で

微笑むカップル

昔から「結婚式を挙げるなら、媒酌人を立ててきちんとしたい」と思っていたので、知り合いの夫婦に媒酌人をお願いしました

とカップル自ら希望したケースもあるようです。

立てる?立てない?どう決める?

では、「媒酌人を立てる、立てない」をどのように決めたらよいのか考えてみましょう。

最近は媒酌人を立てないことが多いとはいえ、家や地方のしきたりによって考え方はさまざまです。

住宅

自分たちは「立てないのが普通」と思っても、親や親戚は、立ててほしいと考えているかもしれません。

一度お互いの両親に確認すると安心です。

立てる、立てないと意見が分かれたときは、両家の両親を含めてきちんと話し合いましょう。

その他、
・媒酌人を快く引き受けてくれそうな人
・二人をよく知っている、など媒酌人に向いている人

がいるかどうかもポイントです。

ご紹介した先輩カップルたちの理由も参考にしてみてくださいね。

※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人

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まとめ

媒酌人は結婚式で「二人の結婚を取りもつ人」。

ただし、媒酌人は「立てなければいけない」と決まっているわけではありません。

最近の結婚式では媒酌人を立てないことが一般的ですが、中には親の意向や上司の申し出で立てるケースも。

媒酌人とは結婚式当日だけではなく、その後も長いお付き合いが生まれます。

媒酌人を立てるか立てないかについては、念のためお互いの両親にも確認しておきましょう。

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