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シーリングスタンプとは?【DIY派の花嫁必見】作り方と簡単オシャレなアレンジ術をご紹介
「シーリングスタンプ」ってどんなものか知っていますか?
実は簡単に作れて、結婚式のさまざまなアイテムをオシャレにしてくれる優れものなんですよ!
今回は、そんなシーリングスタンプの作り方や上手に作るためのコツを分かりやすく解説。
さらに先輩花嫁の実例フォト付きでアレンジ術もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「シーリングスタンプ」とは?
「シーリングスタンプ」とは、専用のワックスを熱で溶かして垂らし、その上からスタンプを押して作られるもの。
封蝋(ふうろう)と呼ばれることもありますよ。
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そしてシーリングスタンプは、このように手紙の封印に使われるのが一般的でした。
というのも本来のシーリングスタンプの役割は、受取人以外がその手紙を開封していないことを証明することだったそう。
確かに封筒を開封するとスタンプ部分が破れるので、受取人ではない誰かが先に開封した場合は一目瞭然ですよね。
他には、差出人の身元を証明する役割もあったため、シーリングスタンプの柄には差出人やその家系を表すシンボルが刻まれていることも多かったようです。
ただ現代では本来の役割はそこまで意識せず、オシャレ感やアンティーク感をプラスするために使う人がほとんど!
スタンプの柄もいろいろなものが販売されていて、オリジナルの柄をオーダーすることもできるそうですよ。
そんなシーリングスタンプは、結婚式のアイテムにも取り入れやすく、DIY派のカップルの中で人気上昇中なのだとか。
どのようなアイテムに取り入れられるかは後で詳しくご紹介しますね。
では次に、シーリングスタンプの作り方を見ていきましょう!
シーリングスタンプの作り方
先ほどもお話しした通り、シーリングスタンプの基本的な作り方は、ワックスを溶かして垂らし、そこに専用のスタンプを押し当てるだけ。
ただワックスを溶かす工程には
・火を当てて溶かす方法
・グルーガンで溶かす方法
の2パターンがあります。
方法によって、必要な道具なども違うのでそれぞれ詳しく解説しますね。
火を当てて溶かす場合の作り方
【道具】
〇シーリングスタンプ用スタンプ
〇ワックス(ビーズタイプがおすすめ)
〇ライターやキャンドル
〇スプーン
〇シーリングスタンプ用の炉(あれば便利)
シーリングスタンプ用の炉
【作り方】
1 ワックスを数粒、スプーンに乗せる
必要な粒数はスタンプの大きさによって異なりますが、スタンプ1個あたり5~6粒が目安
2 スプーンの下に、キャンドルやライターで火を当ててワックスを溶かす
この時、専用の炉があると便利ですが、なくても大丈夫!
3 溶けたワックスをスタンプしたい場所にそっと丸く垂らす
4 垂らしたワックスが固まらないうちにスタンプを押し当て、15秒くらいそのまま待って離せば完成!
専用のスプーンならサイズ感や深さが使いやすいようですが、手持ちのスプーンでも作ることは可能!
ただ煤(すす)が付くので、汚れてもいいスプーンを使ってくださいね。
初心者さんは、スタンプやワックスなど必要な道具がセットになったものを買うと挑戦しやすいかもしれませんね。
またビーズタイプ以外にも、ワックス自体に芯がついたものもあるよう。
その場合は、芯に火をつけて直接溶かすので、スプーンなど溶かすための道具は必要ありませんよ。
ちなみにビーズタイプのワックスは、好きな色を混ぜてマーブル模様にできるというメリットがありますよ!
グルーガンで溶かす場合の作り方
【道具】
〇シーリングスタンプ用スタンプ
〇スティックワックス
〇グルーガン
【作り方】
1 グルーガンにスティックワックスをセットし、電源を入れて温める
2 スタンプしたい場所にグルーガンでワックスを丸く押し出す
3 スタンプを押し当てて15秒くらい待って離せば完成!
シーリングスタンプ専用のスティックワックスを使うのがおすすめですが、百均などで買えるグルースティックで作る人もいるよう。
グルースティックで作る場合は、シーリングスタンプを作った後に好みの色のカラースプレーで着色するという方法もあるようです!
こちらの方法で作られた実例画像も、最後の章でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
どちらの方法にしても初心者さんでも挑戦しやすいと言われていますが「初めてだから、うまくいくか心配・・・」という人もいますよね。
そこで次は、上手に作るためのコツを見ていきましょう。
上手に作るためのコツは?
スタンプを保冷剤で冷やす
シーリングスタンプでよくある失敗は、ワックスとスタンプがうまく剝がれなかったというもの。
そんな失敗を防ぐコツは、スタンプを冷やすこと!
スタンプを冷やしてから押すと、ワックスからきれいに剥がれやすくなるそうです。
保冷剤を手元に用意しておき、1回押すごとにスタンプを冷やすといいですよ。
ワックスは固めで垂らす
スプーンでワックスを溶かす場合は、ワックスが溶けてから少し待って垂らすとベター!
ワックスが熱々のまま垂らすと、流れてしまってうまく丸い形にならないことも。
ワックスが溶けたら少し待って、垂らしやすい粘度になってから垂らすのが成功の秘訣です。
ただ真ん丸でなくても、楕円形や少しゆがみがある形も味があって素敵!
形にはそこまでこだわらなくてもいいかもしれませんね。
ちなみに、グルーガンで垂らすタイプはある程度粘度がある状態で垂れるので、より初心者さん向けとも言えそうです。
ワックスは多めがおすすめ
ワックスはやや多めに垂らすと、ぷっくりとしたきれいなスタンプになります。
ワックスが少ないと立体感がでにくいこともあるようなので、やや多めに使うといいかもしれません。
何度か試して、適量をつかんでくださいね。
クッキングシートを使う
シーリングスタンプをつけたい場所に直接押すのは失敗した時が怖い・・・という人も多いはず。
そんな時は「クッキングシート」を使って、前もってシーリングスタンプを作り置きしておく方法もあるんです!
やり方は次のようにとっても簡単。
まずクッキングシートにワックスを垂らし、スタンプします。
あとは固まるのを待って剥がすだけ!
実際に使う時は、両面テープで貼るといいですよ。
またクッキングシートに両面テープの粘着面を上にして置き、その上にワックスを垂らしてスタンプすれば、両面テープ付きのスタンプを作ることもできちゃいます。
これなら、シール感覚で使うことができますね。
両面テープがはみ出さないように、スタンプの直系より少し短くカットして置いてくださいね。
ちなみにクッキングシートの上なら、失敗してもまたやり直すことができます。
具体的には、失敗したスタンプを剥がしてハサミで刻み、また溶かして作り直せばOK!
こうすれば無駄がありませんね。
ただし、直接スタンプしたものに比べると、両面テープは粘着力が劣ります。
招待状の封筒に使う場合は、郵送の途中で剥がれたり破損したりする可能性もゼロではないよう。
できるだけ丁寧に扱ってもらうために、ポストではなく窓口に持っていき、定形外郵便にするのもアリ。
ちなみに、郵便物の厚さが1cmを超えると定形郵便では扱ってもらえないので、必然的に定形外郵便になります。
そうなると料金も変わってしまうので、厚みのあるシーリングスタンプを貼る場合は、その点にも気を付けてくださいね。
うまく作るためには、いろいろな工夫がありましたね。
他にも、ワックスを溶かして垂らす係と、スタンプする係に分けて、ふたりで行うというのもナイスアイデア!
ふたりで一緒に作ったスタンプは思い出の品になりそうですね。
では最後に、先輩花嫁の素敵なシーリングスタンプの使い方をいくつか見ていきましょう!
使い方色々!先輩花嫁のシーリングスタンプ
招待状に
こちらはグルーガンで作成されたシーリングスタンプ。
ゴールドはアンティークに、ホワイトはスタイリッシュな雰囲気になっています!
シックな色のシーリングスタンプに、ドライフラワーや金箔を散らして。
和にも洋にも合いそうなスタンプです。
マーブル模様×薔薇が優雅なこちらのシーリングスタンプ。
こちらはシーリングスタンプを作った後、模様部分を専用のペンで着色されたそうです。
@kana__wd96
めいっぱいカラフルにするのもGOOD!
相手によって色を選んで貼るのも楽しそうですね。
席札に
@mo_coaki
こちらは、オーダーで作ってもらったシーリングスタンプ。
ピンク×ゴールドで、とってもキュートな仕上がりになっています。
@yuri__wd
シックなカラーのシーリングスタンプを貼って、ワンランク上のオシャレな席札に。
スタンプの柄もさまざまなので、隣の人と見比べるのが楽しくなりそうな席札ですね。
@sa_ku_ra_0722
こちらの6色のシーリングスタンプは、テーブル内で同じ色が被らないように配色したそう!
色とりどりですがどれも落ち着いた色味で、大人っぽく仕上がっています。
@7tslaulea
シンプルな席札でも、シーリングスタンプひとつでこんなにラグジュアリーに。
持って帰って飾りたくなるような席札ですね。
プチギフトに
@wd___a10
クリアラッピングにシーリングスタンプ風シールを合わせて、オシャレにラッピング!
立体感があるシールは、まるで本物のシーリングスタンプのよう!
時間がない花嫁は、シールタイプで雰囲気を楽しむのもアリですね。
このようなシーリングスタンプ風のシールも、たくさん販売されているそうです。
その他のアイテムに
@s05.22y
レジンなど裏にメッセージを書きづらい席札の場合は、席札と別に「小さなメッセージカード」を添える人もいます。
そんなメッセージカードにシーリングスタンプを使ったのがこちらのアイデア!
アジサイ入りのシーリングスタンプが添えられたメッセージカードは、ゲストの宝物になりそうですね。
ゲストへ宛てた手紙を壁一面に貼っておく「ウォールレター」にシーリングスタンプを使うのも素敵!
こちらもグルーガンで作ったシーリングスタンプに、ゴールドスプレーで着色したそう。
こんな手の込んだ手紙を貰ったら、きっとゲストも嬉しくなりますね。
まとめ
DIY派のカップルにおすすめの「シーリングスタンプ」について詳しくご紹介しました。
シーリングスタンプは本来、その手紙が未開封であることを証明するためのものだったそう。
ただ現在では、多くの場合オシャレ感をプラスするアイテムとして活用されています!
結婚式では、
・招待状
・席札
・プチギフト
・メッセージカード
など、さまざまなアイテムに使うことができますよ。
作り方も比較的簡単なので、シーリングスタンプ自体を手作りするのもいいですね。
今回ご紹介したアイデアを参考に、ぜひオシャレなシーリングスタンプを取り入れてみてください!
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