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ウェディングブーケをドライフラワーに!代表的な加工方法や手順をご紹介

ドライフラワーのブーケ

公式インスタグラムはじまりました!

思い出いっぱいのウェディングブーケ。

結婚式が終わっても、記念に残しておきたい!

そんなときは、ドライフラワーとしてアフターブーケにするのがおすすめなんです。

今回は、自分でブーケをドライフラワーにする4つの方法を、ポイントも合わせてご紹介します。

INDEX

ドライフラワーにするときのポイントは?

具体的な加工方法をご紹介する前に、どんな方法にも共通するポイントを見ておきましょう。

できるだけ早く加工する

ブーケをドライフラワーにするなら、結婚式後できるだけ早く加工するのがポイント。

目覚まし時計

花が傷み始めてからドライフラワー作りにとりかかると、ドライフラワーになる前に花の色が悪くなったり、枯れ始めてしまうこともあります。

短時間で水分を蒸発させる

花の色を残して綺麗なドライフラワーにするには、なるべく短時間で花の水分を蒸発させることが大切。

砂が落ちている途中の砂時計

花が傷んだり、色が褪せてしまったりする前に乾燥させるよう工夫しましょう。

ブーケの形によっては加工が難しい場合も

花をラフに束ねたクラッチブーケはわりと簡単にドライフラワーにできます。

でもラウンドブーケやキャスケードブーケなどは、形を綺麗に残すのが難しい場合も。

綺麗な形のまま美しくドライフラワーにしたいなら、プロの業者にお願いするという方法もあります。

もちろん料金はかかりますが、美しい仕上がりが期待できますよ。

ドライフラワーに仕上がった花

ブーケの形によって難易度は違いますが、自分で加工してアフターブーケにすれば、さらに愛着がわきそうですよね!

ではさっそく、自分でブーケをドライフラワーにする方法をいくつかご紹介していきます。

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ハンギング法

花を吊るして乾燥させる「ハンギング法」は、最も簡単なドライフラワーの作り方。

花びらの薄い花や、水分の少ない花に向いている方法です。

1 ブーケを分けて紐をつける

ハンギング法_1

花は一本ずつ分けるか、数本ずつの束にして輪ゴムや紐でまとめます。

花同士が重なると形が悪くなり、乾燥も遅れるので、花数が少ない場合は1本ずつにするのがおすすめですよ。
余分な葉もとっておきます。

2 花を紐で吊るす

ハンギング法_2

直射日光の当たらない風通しのいい場所に、花を下にして吊るしましょう。
フックにかけたり、ピンチハンガーを使うと便利です。

1~2週間吊るしておけば完成!
ブーケの形にしたい場合は、乾燥した花をリボンなどでまとめると良いですね。

色を綺麗に残すために少しでも早く乾燥させるには、エアコンや扇風機の風が当たる位置に吊るしたり、浴室乾燥を使ったりするのもアリ。

他にはドライヤーを使う方法もあります。

ドライヤーを使う方法

1 紙袋に花を入れる

ドライヤーを使う方法_1

紙袋を用意し、花が下になるように入れましょう。

2 紙袋にドライヤーを当てる

ドライヤーを使う方法_2

温風を直接花に当てると傷むので、紙袋の外から温風を当てます。

風は弱めにし、まんべんなく5分程度当てましょう。

3 花を吊るす

ドライヤーを使う方法_3

後は普通のハンギング法と同じように、花を吊るしましょう。

先にドライヤーで乾燥させておけば、1~2日程度で完成しますよ!

ドライインウォーター法

水を使ってドライフラワーにする方法です。

ドライインウォーター法は、あじさいやかすみ草など、小花が集まっているような花にピッタリ。

花をさかさまに吊るさないので、ふんわりとした花のシルエットを崩さず、ドライフラワーにすることができます。

花瓶に飾りながらできるので、作っている間もインテリアになりますね。

1 少量の水が入った花瓶を用意する

ドライインウォーター法_1

花瓶に、底から1~5cmほどの水を入れ、花を挿します。

ただし茎が曲がりやすい植物は、花の重みで花首が曲がってしまうことも。

他の方法を選ぶか、花首を花瓶のふちに置くようにして、茎が曲がらないよう工夫するといいですよ。

2 風通しのいい場所に置く

ドライインウォーター法_2

直射日光の当たらない、風通しのいい場所に花瓶を置いておきましょう。

少しずつ水分が蒸発し、1~2週間程度で完成です!

ここまでご紹介した二つの方法は、簡単ですが乾燥までに時間がかかります。

そのため、花が色褪せやすいというデメリットも。

花の色を綺麗に残したいなら、次に紹介する方法もおすすめです。

シリカゲル法

「シリカゲル」とは、水分を吸収する乾燥材のことです。

シリカゲルが入った袋

シリカゲルを使った方法なら、立体的な花の形や鮮やかな色も残りやすいのが特徴。

ただし、すぐに密閉容器に入れないと褪色してしまうというデメリットもあります。

そのかわり密封しておけば、綺麗な状態で長期保存ができますよ。

1 茎を1~2cmほど残して切る

シリカゲル法_1

シリカゲル法にする場合、茎は切り落とすのが一般的。

茎がついたままでもできますが、茎ごと入る大きな容器と、大量のシリカゲルも必要です。

2 容器にシリカゲルと花を入れる

シリカゲル法_2

タッパーなど、花が重ならずに入る大きさの容器を用意します。

シリカゲルを底から1cmくらいまで敷き詰め、その上に花をそっと置きます。

3 花を埋める

シリカゲル法_3

2の上からさらにシリカゲルを振りかけ、花を完全に埋めてしまいます。

花の形が崩れないよう、スプーンなどを使ってそっと振りかけましょう。

容器のふたを閉め、1週間ほどで完成!

グリセリン法

薬局で手に入る「グリセリン」で作った、グリセリン溶液を使う方法です。

グリセリンの入ったビーカーとスポイト

花にグリセリンを吸い上げさせる方法と、全体をグリセリンに浸けてしまう方法があります。

グリセリンに浸ける方法なら葉や木の実の乾燥もできますが、花の部分まで浸けてしまうと腐ってしまうことも。

生花には、グリセリンを吸い上げさせる方法が向いています。
この方法なら花のボリューム感が失われないという嬉しいメリットも。

ただ、花が古くなっている場合、グリセリンを吸収する前に枯れてしまい、失敗するリスクがあります。

できるだけ早く、ブーケが新鮮なうちに加工しましょう。

グリセリンを吸い上げさせる方法

1 グリセリン溶液を作る

グリセリン法_グリセリンを吸い上げさせる方法1

グリセリンと熱湯を1:3の割合で混ぜ、グリセリン溶液を作り、冷まします。

2 花を挿す

グリセリン法_グリセリンを吸い上げさせる方法2

花瓶にグリセリン溶液を入れます。
花の部分が溶液に浸からないよう注意して花を挿し、冷暗所で保管しましょう。

茎の断面に十字の切込みを入れておくと、花がグリセリンを吸い上げやすくなりますよ。

グリセリン法_グリセリンを吸い上げさせる方法3

1週間から10日ほどで、溶液が花びらや葉の表面に染み出てきたら完成!

グリセリンに浸ける方法

1 グリセリン溶液を作る

グリセリン法_グリセリンに浸ける方法1

グリセリンと熱湯を1:3の割合で混ぜ、グリセリン溶液を作り、冷まします。

2 容器に入れ、葉や実を浸す

グリセリン溶液をタッパーやバットなど、葉や実が全部入る浅めの容器に流し込みます。

グリセリン法_グリセリンに浸ける方法2

葉や実を浸け、蓋やラップなどをかけましょう。

1週間ほどで取り出し、液を拭えば完成!

ドライフラワーの保存法は?

ドライフラワーに加工したとしても、残念ながら永久に保存できるわけではありません。

長持ちしても半年~1年程度と考えておきましょう。

作ったドライフラワーは密閉容器に入れたり乾燥材を添えたりすれば、比較的綺麗な状態で色も長持ちします。

でもせっかく作ったアフターブーケ・・・目につく場所に飾っておきたい!という人もいますよね。

そんな場合は直射日光を避け、できるだけ風通しがよく湿気の少ない場所に飾っておくといいですよ。

部屋の中に飾られたドライフラワー

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まとめ

ウェディングブーケをドライフラワーにする方法をご紹介しました。

花を吊るすだけのハンギング法や、少量の水に挿すドライインウォーター法は、簡単で初心者にもおすすめ。

ただ、花の色が褪色しやすいというデメリットはあります。

花の色や形を鮮やかなまま残したいなら、シリカゲル法やグリセリン法がベスト。

ただし、シリカゲル法の場合、基本的に茎を切る必要があったり、グリセリン法は花が新鮮でないと失敗するリスクもあります。

どの方法にしても、結婚式が終わったらできるだけ花が新鮮なうちに加工するのがポイント。

花が傷む前に短期間で乾燥させるのも、色を綺麗に残すコツです。

ブーケに合った最適な方法でドライフラワーにして、結婚式の余韻を楽しみたいですね!

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