【DIY実例付き】ブートニアの作り方を分かりやすく解説
新郎衣裳の胸元に飾る「ブートニア」。
せっかくならDIYして、オンリーワンのブートニアを飾ってみませんか?
そこで今回は、ブートニアの作り方を紹介!
ブートニア作りに必要な道具や材料とともに手順をわかりやすくまとめました。
先輩カップルが手作りしたブートニアの実例も紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね!
「ブートニア」ってどういうもの?
「ブートニア」とは、新郎衣裳の胸元に飾る小さな花束のこと。
新郎のブートニアは、新婦のブーケとお揃いの花材で作られるのが一般的です。
というのも、ブートニアにはこんな由来があるんですよ。
ヨーロッパではかつて、プロポーズする際に花束をプレゼントしていました。
そして女性はプロポーズをOKする場合、その花束から1本の花を引き抜き、男性の胸元に挿したんだそう。
とっても素敵な由来ですよね。
ちなみに「ブートニア」とは、フランス語で「ボタン穴」のこと。
単にジャケットの襟の「ボタン穴」に通す花という意味もあるようなので、新郎新婦の父親用のものも「ブートニア」と呼ばれることがありますよ。
ブートニアについてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事もどうぞ。
結婚式の「ブートニア」って何?新郎を引き立てる選び方のポイントとコーデ実例を紹介
こんなロマンチックな由来があるブートニアを手作りして新郎にプレゼントできたら・・・
いっそう思い出に残りそうですよね!
「手先はあんまり器用じゃないしな・・・」
という方もご安心を!
ブートニアは小さくてシンプルなデザインのものも多いので、わりと手軽に手作りできるアイテムなんです。
ではここからは、ブートニアのDIYについて詳しく見ていきましょう!
手作りに必要な材料や道具
まずは、ブートニアを手作りするときに必要な材料や道具からご説明します。
材料
ブートニア作りに必要な材料は、こちら。
〇花や葉
〇細いワイヤー
〇フローラルテープ
〇リボン
〇ブートニアピン(襟元にピンでつける場合)
ブートニアをDIYする時は、手軽な造花を選ぶ人が多いよう。
生花で手作りする方法は、後で詳しくご紹介しますね。
またブートニアは、胸ポケットに挿す場合と、襟元にピンでつける場合があります。
ピンでつけたい場合は、とめるためのブートニアピンも用意してくださいね。
必要な道具
必要な道具はこちら。
〇ハサミかニッパー
〇アイスピック
花材の茎やワイヤーが柔らかいものなら、ハサミで大丈夫!
ただ、茎に太めのワイヤーが入っている場合は、ハサミでは切りにくいこともあります。
そんな時は、ニッパーがあると便利ですよ。
ではいよいよ、ブートニアの作り方を見ていきましょう!
ブートニアの作り方&実例
まずは造花を使う場合の作り方をご紹介します。
1. 用意した造花から、使いたい花や葉を決める
組み合わせて手に持ち、完成形をイメージしながら決める
2. 使いたい花材の花首から1センチ程度下の茎をハサミかニッパーで切り落とす
3. 残した茎にアイスピックで穴を開け、ワイヤーを通す
4. 通したワイヤーをねじって茎に巻き付ける
5. さらにワイヤー部分をフローラルテープで巻く
フローラルテープは、粘着力が増すよう引っ張りながら巻く
6. すべての花材・葉にフローラルテープを巻き終えたら、バランスを見ながら組み合わせ、さらに全体をフローラルテープで巻いて固定する
正面から見た時に、きれいに花が見えるよう組み合わせる
7. ワイヤーの根元から包むようにリボンを巻き上げ、上まで来たら、ブートニアの背面(服に付く方)で結んでカットする
8. 飾り用のリボンを花の根元に結び、きれいにリボン結びにする
(別にリボンを作ってワイヤーで留めてもOK!)
これで完成です!
この作り方はあくまで一例なので、アレンジすることもできます。
例えばもっと簡単にするなら、造花の茎をそのまま使うという方法もアリ。
細くて真っ直ぐな茎の造花なら、そのまま茎をフローラルテープでまとめてブートニアにすることもできそうです!
また、造花の代わりにドライフラワーを使ってみるのも、シックな味わいが出て良いかもしれませんね。
生花の場合はどうする?
先ほどは造花でブートニアを作る場合について紹介しましたが、生花で作りたいという場合もありますよね。
そこで続いては、生花でブートニアを作る場合について紹介していきます。
ブートニアは生花でもDIYできる?
もちろん生花でブートニアをDIYすることもできます。
でも生花で作る場合は、作るのがあまりに早いと結婚式の日に枯れてしまうことも・・・
結婚式の前日か当日に用意するようにしましょう。
なお、ハンドメイドが得意な人は手際よく進められるかもしれませんが、DIYに慣れていない人は造花にしておいた方が無難かもしれません。
自信はないけど生花で作ってみたい・・・という人は、前撮りや後撮りの時に挑戦してみましょう。
前撮りや後撮りの時は、結婚式当日に比べるとスケジュールに余裕がありそうですよ。
生花ブートニアの作り方は?
生花で作る場合も、造花の時と基本的には同じ作り方です。
1つ違うのは、「水を与えること」。
そのため、造花の時の材料に加えて、メイクで使うようなコットンも用意しておいてくださいね。
それでは生花で作る場合の工程を詳しく見ていきましょう!
1. 花材を花首から1センチ程度のところでカットします。
2. 切った茎の先をしばらく水につけておく。
※この時、小さく切ったコットンも一緒に水につけておく
3. 花材にワイヤーを通す
4. コットンを茎の根元に巻き、さらにその上からフローラルテープを巻く
この後は、造花での作り方と同じです。
造花との違いは
・茎をカットした後しばらく水につけておく
・水を含ませたコットンを根本に巻く
ということです。
ブートニアは造花でないとできないという訳ではありませんので、スケジュールに気を付けながら、ぜひ挑戦してみてくださいね。
【DIY】手作りのブートニア実例集
では最後に、実際に先輩花嫁がDIYした素敵なブートニアの実例を見てみましょう。
@yryrykls_omg @yryrykls_omg
こちらのブートニアは、花嫁用のボールブーケを作るときに余った造花を活用したそう!
とってもかわいらしいブートニアですね。
同じ花材を使っているので、ブーケとの相性も抜群です!
@mico_wd
純白のブートニアは神秘的な雰囲気でステキ!
シルバーのタキシードに相性ばつぐんです。
@ko_______wd @yuk__wd
手作りとは思えないクオリティ!
あえて全体にリボンを巻かずにクラッチブーケ風にするのも可愛いですね。
まとめ
ブートニアの手作り方法をご紹介しました。
必要な材料や道具は、どれも簡単に揃うものばかりでしたね。
ブートニアはウェディングアイテムのなかでも、案外簡単にDIYできるアイテム。
興味がある人は、手作りを考えてみても良いかもしれませんよ。
ただ、生花で作る場合は、造花で作る場合と違ってスケジュールに配慮する必要があるので気をつけましょう。
DIYしたブートニアをつけて結婚式を挙げたら、きっとよりステキな思い出になりますよ!
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