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黒のウェディングドレスってアリ?込められた意味や魅力、先輩花嫁の着こなし実例をご紹介
最近じわじわ人気が出ているらしい「黒のウェディングドレス」。
でも実際、結婚式に黒のウェディングドレスを着てもいいの?と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、黒のウェディングドレスにまつわるマナーや、込められた意味などを詳しく解説!
黒のウェディングドレスを着こなすためのポイントや、先輩花嫁の実例フォトもたくさんお届けしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
黒のウェディングドレスってアリなの?
「ウェディングドレス」といえば、白のドレスを思い浮かべる人が多いはず。
黒色は、なんとなく縁起が悪いようなイメージもあるし・・・
ウェディングドレスに黒はふさわしくないのでは?と不安に思いますよね。
でもそんなことはないんです!
一般的に、黒のウェディングドレスを着るのはマナーとしては問題ないとされています。
実はそれどころか、黒のウェディングドレスが主流だった時代もあるんですよ!
ここでウェディングドレスの歴史を少しのぞいてみましょう。
黒のウェディングドレスが着られはじめたのは16世紀頃のスペイン宮廷。
その後宮廷だけでなく一般市民にも広がっていったと言われています。
当時は、黒のウェディングドレスに白のベールを合わせるのが定番スタイルだったそうですよ。
しかし19世紀に入ると・・・
イギリスのヴィクトリア女王が白いウェディングドレスを着たことをきっかけに、白いウェディングドレスが普及していったそうです。
黒のウェディングドレスが定番だった時代があるなんて、なんだか意外ですよね!
また日本にも、黒引き振袖という婚礼衣装があります。こちらも最近ではあまり見かけなくなっていますが、明治時代の頃はポピュラーな衣裳だったようですよ。
このようなことからも、黒は花嫁衣裳のカラーとしてマナー違反ではないと言えそうです。
そうなると、黒のウェディングドレスが気になる!という人も多いのではないでしょうか。
そんなあなたのために次は、黒のウェディングドレスに込められた意味や魅力についてお話していきますね。
黒ドレスに込められた意味や魅力
黒に込められた意味は?
白のウェディングドレスには、
「あなた色に染まります」という意味があるのは知っている人も多いはず。
でも実は、黒のウェディングドレスにも込められた意味があるんです!
それは「あなた色以外には染まりません」というもの。
一生相手と添い遂げるという、強い意志が感じられますね。
ウェディングドレスは白でも黒でも、結婚に対する花嫁の決意が込められているんですね。
黒いウェディングドレスの魅力は?
スタイリッシュな印象になる
大人っぽくて高級感がある黒のウェディングドレスを着れば、洗練された印象に。
ただ一口に「黒のウェディングドレス」といっても、雰囲気はさまざま。
合わせる小物によっても雰囲気は変わります。
コーディネート次第では、エレガントさや可愛らしさを加えることもできそうです!
ドレスのデザインや合わせる小物については、後で詳しくお話ししますね。
スリムに見える
黒は、引き締めカラーとして有名な色。
そんな黒のウェディングドレスを着れば、ボディラインが引き締まって見えるという視覚効果も!
花嫁の美しさをより引き出してくれそうですね。
個性を出せる
注目されつつあるとはいえ、黒のウェディングドレスを見たことがある人はきっと少数派。
そのため黒のウェディングドレスを着て登場すれば、ゲストの目はくぎ付けになるでしょう。
ゲストの印象に残るウェディングドレス姿を披露できますよ!
他の花嫁とかぶりたくないという人にももちろんピッタリです。
黒のウェディングドレスには素敵な意味もあり、魅力もいっぱいなんですね。
ただ繰り返しになりますが、黒のウェディングドレスはまだ珍しいものと言えそう。
そのため着用する場合は気を付けた方がいいポイントもあるようです。
次は、その点を解説します。
黒ドレスを着るときに気を付けることは?
着用シーン
黒のウェディングドレスを、挙式で着るのもマナー的には問題ないとされています。
でも、まだまだ挙式では白のウェディングドレスが主流なので、ゲストの目が気になるとの声も。
そんな時は、お色直しで挑戦してみるといいかもしれません。
というのもお色直しは、比較的さまざまなカラーのドレスを着用するものですよね。
挙式で黒ドレスを着るのは勇気がいる・・・という人でもチャレンジしやすいのではないでしょうか。
白のドレスから黒のドレスに着替えれば、劇的チェンジに、会場も盛り上がりそうです!
ゲストの年齢層
「ウェディングドレスといえば白」
「黒=喪服」
というイメージは、若者より年配者の方が強く持っていることも。
年配ゲストの中には「ウェディングドレスが黒なんて!」と驚く人が多いかもしれません。
そのため、年配者が多い結婚式では黒のウェディングドレスを避けた方が無難と言えそうです。
年配者の多い結婚式で黒ドレスを着たい場合は、前もって両親などに相談しておくと安心ですよ。
このように黒のドレスを着るときは、配慮が必要なケースもあるんですね。
では黒のウェディングドレスを着るのに向いている結婚式とはどのようなものなのでしょうか。
早速見ていきましょう!
黒ドレスが向いている結婚式とは?
ナイトウェディング
大人の魅力たっぷりの黒ドレスは、ナイトウェディングと相性◎!
輝きのある小物やアクセサリーをプラスすれば、まるで美しい星空のように夜の雰囲気へ溶け込めそう。
キャンドルや装飾で幻想的な空間を作り出し、黒いウェディングドレスの魅力をさらに引き出しましょう。
テーマが黒に合う結婚式
「スタイリッシュ」や「大人っぽい」などがテーマの結婚式に、黒のウェディングドレスはよく合います。
シンプルにまとめられた会場装飾や装花・・・そんな中、黒のウェディングドレスを纏った花嫁が登場すれば、まさにテーマ通りですよね。
きっとゲストの印象に強く残るオシャレな結婚式になりますよ。
カジュアルな結婚パーティーや二次会
比較的カジュアルな雰囲気の結婚パーティーなら、黒のウェディングドレスも気兼ねなく着ることができそう!
年配ゲストの目が気になる場合でも、友人のみが参加する二次会なら問題ありません。
ゲストも新郎新婦も、個性を出して思いっきり楽しめそうですね。
フォトウェディングや前撮り・後撮り
写真だけの結婚式ともいわれる「フォトウェディング」で、黒のウェディングドレスを着るのも良いアイデア。
ゲストのいないフォトウェディングなら、思う存分ふたりらしさを出せるのではないでしょうか。
他にも、結婚式ではありませんが、前撮りや後撮りも同じようなケースですね。
前撮りの場合は、結婚式で写真を飾ればゲストに見てもらうこともできますよ。
以上、黒のウェディングドレス向きの結婚式をご紹介しました。
では逆に、黒ドレスを避けた方がいい結婚式はあるのでしょうか?
続いて見ていきましょう。
黒ドレスは避けた方がよさそうな結婚式は?
黒がテーマカラーの結婚式
結婚式のテーマカラーが黒で、会場に黒をふんだんに使っている場合は、黒のウェディングドレスが目立たない可能性も。
会場も黒、ドレスも黒では、写真映えもしませんよね。
それに黒ばかりだと、重く暗い雰囲気になってしまう心配もあります。
黒のウェディングドレスを着るなら、会場カラーとの相性も考えておきたいポイントです。
可愛らしい雰囲気の結婚式
可愛さをテーマに結婚式を考えている場合、会場装飾ももちろん可愛くまとめますよね。
パステルカラーのお花や装飾、可愛いぬいぐるみなどでファンシーに仕上がった会場に、スタイリッシュな黒ドレスの花嫁・・・
これでは少しミスマッチかも。
可愛さがテーマの結婚式で黒ドレスを取り入れるなら、ピンク×黒のドレスにするなど、甘さをミックスするといいですよ。
和風の会場で挙げる結婚式
洋装で結婚式をする場合でも、和風の結婚式場や、料亭などを会場に選ぶケースもありますよね。
その場合、黒のウェディングドレスは少し馴染みにくいかもしれません。
というのも日本の伝統的な装飾の中では、個性的な黒ドレスが浮いてしまう可能性があるんです。
会場に溶け込めるかどうか、よく考えてから選ぶとよさそうですね。
和風の会場で黒の衣裳が着たい場合は、黒引き振袖を着るというのもアリですよ。
黒引き振袖について詳しくはこちら。
黒引き振袖ってどんな衣裳?再び注目を集めている和装の歴史や魅力を詳しく解説します!
では次に、黒のウェディングドレスをコーディネートする時のポイントを解説します。
黒ドレスを着こなすためのポイント
黒のウェディングドレスを着るなら、ドレスの選び方やコーディネートにもこだわりたいところ!
黒ドレスを美しく着こなすためのポイントは、こちらです。
暗くなりすぎないようにする
ウェディングドレスを黒にすると、暗い雰囲気になりがち。
ただ先ほども少しお話しした通り、黒のドレスにはさまざまな素材やデザインのものがあります。
例えば、オーガンジーやシフォン素材など、透け感のある生地を使ったドレスは柔らかな印象に。
シルクなら上品な光沢で高級感が出るので、より大人っぽいイメージになるでしょう。
フリルやレースが使われたデザインなら可愛らしさもプラスできますし、ラメが散りばめられたものなら華やかに。
このように、素材やデザインにこだわれば、黒のウェディングドレスでも暗くなりすぎることはありません。
たくさん試着して、自分好みの黒ドレスを見つけてみてくださいね。
小物で華やかさをプラスする
シンプルな黒ドレスを選んだ場合でも、小物で華やかさをプラスすることはできます。
例えば、
・大きめのヘッドドレスをつける
・輝きの強いアクセサリーをつける
・グリッターたっぷりの靴を履く
など・・・
黒×輝き系小物の相性は抜群なので、主役にふさわしい華やかさをプラスできますよ。
ヘアメイクも大人っぽく
黒ドレスに可愛らしいパステル系のメイクでは、少しちぐはぐな印象に。
黒ドレスには、どちらかといえば大人っぽいメイクや、くっきりとしたメイクが合うようです。
ヘアスタイルもシンプルにまとめるなど、大人っぽくするといいでしょう。
@___blue.wd
こちらは黒ベロア素材の上半身と合わせて、髪にもベロアリボンをつけて統一感を持たせたコーディネート。
このようにドレスとの相性を考えたヘアメイクを心がけたいですね。
ブーケもバランスを考えて選ぶ
ブーケもコーディネートの雰囲気を左右する大切なポイント。
ドレスとのバランスを考えて選びましょう。
ちなみに黒ドレスの場合は、パステルカラーなど淡い色のお花より、ビビットカラーのお花の方がよく映えると言われています。
@_s.wed_
まさに華を添えるイメージですね。
もしくは、ドライフラワーなどアンティークな雰囲気のカラーも、オシャレに仕上がるのでおすすめ!
@f_wd16
ドレスに使われている素材と同じ素材のリボンを飾ると、コーディネートに統一感も出ますよ。
新郎衣裳ともバランスをとる
もう一つ忘れてはいけないのが、新郎衣裳とのバランス。
結婚式では新郎新婦はずっと隣に並ぶので、ふたりの衣裳の相性は大事なポイント。
具体的には、新郎の衣裳も、黒のウェディングドレスと合う色をチョイスするとGOODです。
@03mi.m
新婦に合わせたダークネイビーのスーツに、ブーケとお揃いのブートニアが華やかですね。
ただ、ふたりとも黒一色のみの衣裳を着ると、並んだ時に暗くみえてしまう可能性も。
新婦がお色直しで黒のドレスを着る場合は、必要に応じて新郎のお色直しも検討してみてくださいね。
相性バッチリの衣裳を着れば、より仲良しな雰囲気が伝わるかもしれませんよ!
では最後に、先輩花嫁の素敵な黒ウェディングドレス姿をたくさんご紹介します。
先輩花嫁が着た黒のウェディングドレス
@__hnhwd
ふんわりとしたオフショルダーがとってもエレガント。
スカートのAラインも美しく、360度どこから見ても美しいですね。
@w.d_rico
チュール素材なら黒でもどこか軽やか。
大胆に背中を出したデザインも華やかで素敵です!
@wd_ao_ry_
こちらはシンプルで大人っぽい黒のウェディングドレス。
トロンと落ちるスレンダーなドレスラインを、かっこよく着こなしています。
@_s.wed_
胸元にお花が咲いたような、華やかなデザイン!
袖のリボンが垂れているのも、可愛らしいですね。
胸下はスレンダーなシルエットで、甘くなりすぎないのもポイントです。
@03mi.m
とてもシンプルな黒のウェディングドレス。
大きめ×スタイリッシュなブーケがよく映えます!
@__mn.7.15
街中で前撮りするなら、こんなナチュラルな黒ドレスもアリ!
普段より少しドレスアップしたふたりで、かっこよく前撮りできそうですね。
まとめ
黒のウェディングドレスについて詳しくご紹介しました。
実はかつて、ウェディングドレスの定番カラーにもなっていた「黒」。
「あなた色以外には染まりません」という意味が込められていて、挙式で着てもマナー違反ではないとされています。
黒のウェディングドレスはスタイリッシュで、スタイルアップ効果も期待できそう!
ただまだ馴染みのないアイテムなので、特に年配ゲストの目が気になることも。
そのため実際には、比較的カジュアルな結婚式や二次会、前撮り・後撮り・フォトウェディングなどで着る花嫁が多いようです。
結婚式のテーマや会場・小物との相性も考えてデザインを選ぶといいですね。
素敵な黒のウェディングドレスを着て、ゲストと新郎の目をくぎ付けにしましょう!
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