結婚式二次会のお料理で気を付けるべき4つのポイント
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出席してくれるゲストのためにも、結婚式の二次会は料理にこだわりたいですよね。
でも二次会には、披露宴から続けて参加のゲストも、二次会から参加のゲストもいて、料理については悩みどころ。
「どんな料理にしたら、ゲストみんなが喜んでくれるかな?」
二次会の料理で気を付けるべきポイントを、4つ紹介します。
ポイント1 料理の提供スタイル
結婚式の二次会の料理について、内容を具体的に見ていく前に、押さえておきたいことがあります。
それは、「料理の提供スタイル」。
二次会の料理の提供スタイルは、「ビュッフェ」と「コース料理」のどちらかを選ぶカップルがほとんどのよう。
それぞれどのようなスタイルなのか、見てみましょう。
ビュッフェ
ゲストが好きな時に好きなメニューを取りに行くスタイル。
コース料理よりもカジュアルなパーティー向きです。
結婚式の披露宴でコース料理をしっかり食べたあとに二次会に参加するゲストは、お腹がいっぱいなことも。
ビュッフェは自分のお腹と相談して食べられるので、嬉しいですよね。
ビュッフェの場合は、「立食形式」 と「着席形式」があります。
○立食形式
ゲストひとりひとりに席を用意せず、ゲストが食事をしながら自由に動くスタイルです。
テーブルや椅子を人数分用意する必要がないので、会場スペースを広く使えて、ゲストをたくさん招待することができます。
自由に移動ができるので、ゲスト同士で会話を楽しんでもらいたいというカップルにオススメです。
ただし、まったくテーブルや椅子がないと、ゲストが荷物を持ったまま立ちっぱなしで疲れてしまうことも。
ゲストに快適に楽しんでもらえるように、誰でも座れる椅子とテーブルをいくつか用意すると良いですね。
○着席形式
「着席形式」のビュッフェでは、ゲストひとりひとりに席を用意します。
自分の席があるので立食ビュッフェより疲れにくく、年配のゲストやマタニティのゲストがいる場合でも安心です。
コース料理
コース料理は、あらかじめ決められたメニューが、ゲストの席に順番に運ばれてくるスタイル。
パーティーの始めから終わりまで、ゲストは指定された席で過ごすのが一般的です。
少人数の二次会で、披露宴とは違うゲストや親しい人たちを招待したいカップルがコース料理を選んでいるよう。
ゆったりと食事や会話を楽しみたいカップルにオススメです。
披露宴もコース料理の場合が多いので、披露宴から続けて出席するゲストがいる場合は、披露宴の料理とかぶらないようにしたいですね。
自分たちがどんなゲストを招待して、どんな二次会にしたいかで料理の提供スタイルを選びましょう。
料理の提供スタイルが決まったら、次は「料理の内容」で気を付けるポイントについてです。
ポイント2 メニューと量
招待するゲストの顔ぶれによって、どんなメニューをどれくらい準備すればいいかが変わってきます。
メニューと量を考えるときの基準になるのは次の2つ。
・男性ゲストと女性ゲストの割合
・披露宴と二次会の両方に参加するゲストの割合
順番に見ていきましょう。
男性ゲストと女性ゲストの割合
男性ゲストが多い場合、ボリュームがあるメニューだと、満足感を持ってもらえそうです。
例えば、「パスタ」や「肉・魚料理」など。
全員がしっかり食べられるように、量も多めに用意しましょう。
逆に、女性ゲストが多いと、男性に比べて量はあまり食べられない場合も多いので、量よりも質にこだわると良いかもしれません。
例えば、旬の食材を使った「サラダ」や「オードブル」など、見た目にもこだわると華やかで喜ばれるかも。
女性に人気のスイーツも充実していると、さらにGOOD!
披露宴と二次会の両方に参加するゲストの割合
披露宴から出席しているゲストは、披露宴が終わってからあまり時間が経っていないと、まだお腹がいっぱい・・・
なんてこともありますよね。
披露宴から続けて出席しているゲストが多い場合は、全体の量は少なめにして、披露宴のメニューとかぶらないようにすると良さそうです。
逆に、二次会からのゲストが多い場合、お腹を空かせて出席しているゲストが多いかもしれません。
その場合、品数、量ともに多めにして、1回分の食事として満足してもらえる料理を準備しましょう。
○量の目安の考え方は?
コース料理の場合は、人数分を準備するのが基本ですが・・・
ビュッフェの場合、披露宴にも出席した人の分の料理は、3/4人前でカウントするとちょうど良いようです。
例えば、二次会のゲストが100名で、うち60名が披露宴も出席してくれたゲストだとすると、
60名 × 3/4人前 + 40人前 = 85人前
と計算して、85人前の料理を準備すると良いんですね。
ただし、お店によっては人数分オーダーしないといけない場合もあるので、事前に確認してくださいね。
ポイント3 インパクトも大事
二次会はゲームや余興など盛りだくさんなので、意外とどんな料理だったかゲストの記憶に残りづらいことも・・・。
1品くらいは、インパクトのある目玉メニューを用意したいですね。
例えば、見た目が華やかな「チョコレートファウンテン」や、シェフがその場で調理してくれる「ステーキ」などがあると、一気に豪華な印象になります。
披露宴のセレモニー要素を取り入れる
披露宴に参加していないゲストのために、セレモニー要素を取り入れるアイデアもあります。
「ウェディングケーキ入刀」も良いですが、披露宴に出席した人にとっては2回目になってしまい、新鮮味に欠けることも。
そんなときは、ウェディングケーキ以外のものをカットする演出を取り入れてもいいかもしれません。
例えば、中に小さな桃まんじゅうをたくさん詰めた、「大桃まんじゅう入刀」はいかがでしょう。
「桃まんじゅう」は中国のお祭りやおめでたい行事でふるまわれることが多いそうなので、結婚式の二次会にもぴったりですね。
他には大きなおにぎりや、お肉のカットなど、ユニークなアイデアで盛り上げるとゲストにも楽しんでもらえるかもしれません。
ポイント4 ドリンクにも気配りを
料理だけでなく、ドリンクのメニューにも気を配りましょう。
「おなかがいっぱいで料理はそんなにいらない」というゲストも、ドリンクが充実していると喜んでくれそうです。
定番のビールやワインだけでなく、おしゃれなカクテルや地酒など、ちょっとこだわってみては。
お酒が苦手なゲストのために、ソフトドリンクも忘れずに準備しましょう。
二次会から参加するゲストが多い場合や夏場であれば、ウェルカムドリンクのサービスを用意するのも良いですね。
パーティーが始まるまでの間、ひと息ついてリラックスしてもらえそうです。
まとめ
結婚式の二次会の料理について検討する際は、まず「料理の提供スタイル」を考えます。
次に、ゲストの「男女比」と「披露宴から二次会に参加するゲストの割合」によって、メニューと量を決めましょう。
ゲストの印象に残るようなインパクトのあるメニューを1品は用意すると良いですね。
また、料理だけでなく、ドリンクメニューも充実させておくと喜ばれそうです。
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