居酒屋もアリ?結婚式二次会をカジュアルな飲み会風にするときのポイント
結婚式の二次会を、カジュアルにしたいと思っているけど・・・
飲み会風の二次会って、アリなんでしょうか?
今回は、カジュアルな二次会のメリット・デメリット、気を付けたいポイントや服装を、おすすめの演出も合わせてご紹介します。
飲み会風の二次会でもいい?
結婚式の二次会といえば、ラグジュアリーな会場で、新郎新婦はウェディングドレスやタキシード、ゲストもドレスアップして・・・
という印象が強いですよね。
結婚式の延長のようなもので、色々なゲームや余興があることも多い二次会。
でもそんな二次会を、もう少しカジュアルにしたい!と思っている人も少なくないんです。
ゲームや余興はなしで、飲み会のような二次会って、アリなんでしょうか?
もちろんアリです!
ただ、飲み会風の二次会には、メリットとデメリットがあります。
さっそく見ていきましょう。
カジュアルな二次会のメリット・デメリット
メリット
ゲストとゆっくり歓談できる
飲み会風の二次会にすれば、ゲームや余興に当てる時間を、ゲストとの歓談タイムにすることができます。
結婚式では少ししか話せなかったゲストとも、ゆっくり交流できるのがうれしいメリット!
ゲームや余興で盛り上がるのももちろん楽しいですが、落ち着いた雰囲気で新郎新婦と会話ができる二次会なら、ゲストの満足度も高くなりそうですね。
幹事の負担が軽く済む
二次会の幹事を頼まれたら、会場の手配、ゲームや余興の企画と準備、タイムスケジュールの管理など・・・やることがたくさん!
結構大変なんですね。
でも飲み会風の二次会なら手配することが限られているので、準備がずっと楽になります。
これなら新郎新婦も、気軽に幹事を頼めそうですね。
会場の選択肢が増える
ゲームや余興をする二次会は、必要な設備も考えて会場を選ばなければいけません。
「歌うからカラオケがついているところ」
「映像を流すからプロジェクターがないと」
など・・・
いいなと思った会場でも、必要な設備がないと断念せざるを得ない場合も。
でも飲み会風の二次会なら、会場の選択肢は広がります!
二人がよく行くなじみのお店にしたり、おしゃれな居酒屋を選ぶなんてこともできますね。
費用の節約になる
ゲームや余興をするには、必要な備品、景品、機材などにかかる費用も必要です。
でも飲み会風の二次会なら、飲食費以外の費用がかかりませんよね。
そのため、結果的に二次会の費用が安く抑えられるというメリットがあります。
デメリット
物足りないと感じることも
飲み会風の二次会だと、ゲームや余興がない分、歓談の時間がメインになります。
ゆっくりできる反面、場が間延びしてしまうというリスクも。
ゲームや景品を楽しみにしているゲストもいるので、ちょっと物足りないかな?と思われることがあるかもしれません。
会費と見合わないと思われることも
ゲームや余興をしない二次会は、ゲストにとって普段の飲み会に近い雰囲気ですよね。
演出を盛り込む一般的な二次会と同じような会費をお願いすると、
「あれ?ちょっと割高かな・・・?」
と感じるゲストがいるかもしれません。
結婚式の二次会とはいえ、飲み会風にするなら会費についても検討したいですね。
メリット・デメリットがあるようですが、デメリットを回避するためにはどうすればいいのでしょうか?
次は、気を付けたいポイントを見ていきましょう。
気を付けたいポイント
新郎新婦の挨拶は必要!
カジュアルな会とはいえ、結婚式の二次会です。
会の始まりと終わりに、きちんと新郎新婦からゲストへ挨拶をすることで、メリハリがついて場が引き締まります。
来てくれたゲストへ感謝の言葉を伝えるといいですね。
貸し切りか個室がおすすめ
飲み会風にしたいからといっても、例えば激安居酒屋の一角で・・・というのはちょっと二次会に不向き。
他のお客さんに囲まれた状態では、騒がしくて新郎新婦の挨拶や会話もままならないかもしれません。
逆に大きな声を出すのも、気を使いますよね。
二次会をカジュアルなお店でするなら、お店を貸切るか、個室があるお店がおすすめ!
おしゃれな居酒屋やバーなら、ドレスアップしたゲストもなじみやすいですね。
料理や飲み物の質にこだわる
ゲームや余興がない分、ゲストは食事や飲み物を楽しむ時間が多いですよね。
おいしい料理や、見た目が華やかなデザートなどが充実していれば、その場も盛り上がります。
披露宴で食事をしているゲストには、飲み物の種類が充実していると喜ばれますよ。
新郎新婦が各卓をまわる
結婚式の二次会では、初対面のゲストや、普段交流が薄いゲスト同士も集まりますよね。
「飲み会風だから」といってほったらかしでは、なかなか場が盛り上がらないこともあります。
そこで新郎新婦が各テーブルをまわり、ゲスト同士を紹介したり、一緒に会話を楽しむことが大切!
ゲスト同士が打ち解けられるきっかけになることはもちろん、新郎新婦と話ができればゲストの満足度も上がります。
一つのテーブルに長く居過ぎず、各テーブルを平等にまわるのがポイントですよ。
会費は低めに設定する
ゲームや余興がある一般的な二次会と比べて、できれば会費は低めに設定しましょう。
そうすればゲストも、「割高」と感じることがないですよね。
他にも、ゲストに配るプチギフトを少し豪華にしたりと、演出にお金がかからなかった分をゲストサービスにまわせるといいですね。
幹事や会計係は必要
ゲームや余興がないから幹事はいらないか・・・と思いがちですが、幹事や会計係はいたほうが安心。
結婚式準備で忙しい中、会場探しや予約、土壇場での人数変更の連絡などを、新郎新婦が担当するのはとても大変です。
会費集めも、途中参加のゲストからもらい忘れたりなど、トラブルがあるかもしれません。
新郎新婦はゲストのおもてなしに集中できるよう、幹事や会計係は前もってお願いしておくといいですね。
このようなポイントに気を付けることで、ゲストに「物足りない」「割高」と思われるリスクは回避できそうですね。
ではカジュアルな二次会の場合、服装はどうするのでしょうか?
次は服装について見ていきましょう。
服装はどうする?
カジュアルなお店で飲み会風の二次会にするなら、新郎新婦もゲストも、お店に合わせたカジュアルな服装がおすすめ。
ただ、披露宴から出席するゲストはスーツやドレス、着物での出席になることが多いですよね。
例えば新郎や男性ゲストはノーネクタイにジャケット。
新婦や女性ゲストはきれいめのワンピースやスカートなど、少しカジュアルダウンしたドレスコードなら、スーツやドレスのゲストが浮くこともありませんよ。
二次会が居酒屋などカジュアルなお店の場合、ゲストはどんな服装で行けばいいのか迷いがち。
ドレスコードを決めたら、できるだけ具体的に伝えましょう。
「男性はノーネクタイ、女性はきれいめのカジュアルスタイルで」
「披露宴から参加の方はそのままの服装で」
「ジーパン・サンダルはご遠慮ください」
など、わかりやすく明記すれば、ゲストも服装に迷いません。
また、ドレスコードをカジュアルにする場合、披露宴から出席のゲストのために、披露宴会場で着替えができるスペースを確保しておくと安心。
そのうえで「更衣室があります」と伝えておけば、着替えたいゲストは安心して着替えを持参できますよ。
では次に、派手なゲームや余興はしなくても、少しゲストを楽しませたい…という場合、使えそうな演出をご紹介します。
飲み会風二次会の内容
二次会を飲み会風にしたいけれど、歓談以外に、少しゲストに楽しんでもらえる演出があるといいですよね。
そんな時におすすめの演出はこちらです。
ムービー演出
結婚式で撮ったムービーがある場合、プロジェクターがあるお店ならムービーを流すのもおすすめ。
BGM代わりに繰り返し流しておけば、ゲストが歓談の合間に楽しむこともできます。
二次会から参加のゲストにとっては、披露宴の風景が観られて嬉しいですね。
ゲストの紹介
新郎新婦が、簡単にゲストの紹介をしていくという演出です。
「高校時代の同級生で、テニスが上手で盛り上げ上手!」など、簡単な紹介でOK。
ゲスト同士が交流しやすい雰囲気になりますね!
ケーキカット
ケーキを用意し、新郎新婦が二度目のケーキカットをする演出。
華やかなウェディングケーキでなくても、みんなが食べられるサイズなら大丈夫です。
新郎新婦が切り分けながらゲストにサーブすれば、話も弾んで盛り上がりそうですね。
簡単な演出ならカジュアルな会場でも取り入れやすく、準備の手間も少ないですよ。
では最後に、実際に飲み会風の二次会をした先輩カップルや、参加したゲストの体験談を見ていきましょう。
先輩カップルやゲストの体験談
私たちは、仲のいい友人だけで楽しく過ごしたかったので居酒屋で二次会をしました。
会費を安く設定し、ゲームなどはナシ。式の最中話せなかった友人とゆっくり話せて、すごく楽しい時間でした
おしゃれな居酒屋で二次会をしました。
貸切りにして、会場に到着した友人たちから先に飲んでいてもらえるようにしました。私たちは着替えとか準備がたくさんあったので、その間待たせないようにできたのは好評でしたよ。後から新郎新婦の登場でさらに盛り上がってくれました!
飲み会風の二次会は、新郎新婦にとってもゲストと濃密な時間を過ごせて満足感が高いようですね。
では次に、参加したゲストの声をご紹介します。
友人の二次会が、演出なしの飲み会に近いパーティーでした。初めての体験だったので驚きましたが、ゲームや余興のある二次会ばかり参加していたので新鮮でした。でも料理もおいしかったし、久々に会った友人や新郎新婦ともゆっくり話せて、こういうのもいいなあと思いました
居酒屋での二次会に参加しました。披露宴からの参加だったのでドレスで座敷でしたが、他にもドレスやスーツの人、ワンピースの人など色々で、気になりませんでした。会費も安かったので、気軽に参加できてよかったです
いつも参加している二次会と雰囲気が違い、少し驚いたという声も。
でもやっぱり、新郎新婦や友人と交流できること、会費の安さなどで結果的に楽しめたという人が多いようです。
みんなが楽しめる工夫をすれば、飲み会風二次会は満足度が高そうですね。
まとめ
結婚式二次会は、ゲームや余興なしの飲み会風でもいいんですね。
カジュアルな二次会のメリットは、新郎新婦とゲストがゆっくり歓談できること。
準備が少ない分幹事の負担も減り、会場の選択肢も増えます。
結果、費用の節約にもなりますね。
ただ、「なんだか物足りない」「会費が割高」と思われてしまうかもしれないデメリットもあります。
そこで、会の前後に新郎新婦がきちんと挨拶することで、場を間延びさせないことが大切。
貸切りか個室の会場を選び、料理や飲み物の質にもこだわりましょう。
新郎新婦が各テーブルを平等にまわり、積極的にゲストと交流するのもポイント。
会費は低めに設定し、当日のバタバタを避けるために幹事や会計係はきちんとお願いしておきましょう。
服装は、会場に合わせてカジュアルダウンさせるのがおすすめ。
ドレスコードは、できるだけ具体的にゲストへ伝えるといいですよ。
飲み会風の二次会でも、工夫をすればじゅうぶんに楽しい時間になります。
ゲストと一緒にいい時間を過ごせるよう、企画したいですね!
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