結婚式二次会のウェルカムスピーチや謝辞のコツ＆文例集

結婚式二次会の新郎新婦スピーチのポイント

結婚式の二次会では、パーティーのはじめと終わりに、新郎新婦からゲストに向けてスピーチをすることが多いですよね。

はじめのスピーチが「ウェルカムスピーチ」、終わりのスピーチが「謝辞」と呼ばれています。

「人前に出て話すのは緊張する・・・」

という人もいるかもしれませんが、次の2つに注意すれば大丈夫です。

・自分のことばで話す
・長くなり過ぎないように簡潔にまとめる

結婚式の二次会は、仲の良い友人を招待して、カジュアルな雰囲気のパーティーが多いもの。

周りは気心の知れた人たちばかりです。

「自分たちが主役のスピーチだから・・・」

と変に堅くならず、自分らしいことばでリラックスして話しましょう。

また、スピーチの長さもポイントのひとつ。

長くなり過ぎず、1分から1分半くらいにまとめると、聞いていてちょうど良い長さのスピーチになります。

スピーチは新郎か新婦どちらかだけでも、二人からひと言ずつ話してもOKです。

ではさっそく、ウェルカムスピーチと謝辞のポイントと文例を見ていきましょう。

ウェルカムスピーチのポイント＆文例

ウェルカムスピーチは、パーティーが始まって新郎新婦が入場した後、新郎新婦からゲストに向けてするのが一般的です。

ウェルカムスピーチのポイントと文例を見ていきましょう。

ウェルカムスピーチのポイント

パーティーの始まりですので、次の3つのポイントをゲストに伝えるスピーチにすると理想的です。

1 二次会に参加してくれた感謝の気持ち
2 挙式・披露宴の感想や新郎新婦のエピソード
3 パーティーを楽しんでほしい気持ち

まずは、結婚式の二次会にわざわざ来てくれたことのお礼を伝えます。

次に、二次会は挙式や披露宴の後に行われることが多いので、その時の感想を率直な言葉で伝えると場が和みますよ。

また、新郎新婦のなれ初めや、お付き合い当時のエピソードなどを簡単に紹介するのも、二人の背景が知れてゲストはほっこりします。

最後に「パーティーを楽しんでいってくださいね」と伝えましょう。

ウェルカムスピーチの文例

みなさん、今日はお忙しい中、僕たちのために二次会にお越しくださいまして、ありがとうございます。先ほど、○○ホテルにて、挙式・披露宴を無事に行うことができました。挙式・披露宴では二人ともずーっと緊張していました・・・

でも今、みなさんの顔を見てようやくほっとできました。今日は日ごろお世話になっているみなさんに、感謝の気持ちをお伝えできればと思います。短い時間ですが、リラックスして楽しんでいってください！どうぞよろしくお願いいたします。

結婚式の率直な感想や、ゲストへの感謝の気持ちがまっすぐに伝わりそうですね！

謝辞のポイント＆文例

謝辞は、パーティーのお開き前に、最後の挨拶として新郎新婦からゲストへ感謝を伝えるスピーチ。

そんな謝辞のポイントと文例を見ていきましょう。

謝辞のポイント

次の3つをふまえたスピーチにすると二次会がビシッと締まります。

1 ゲストや幹事へのお礼
2 今の気持ちや今後の抱負
3 これからのお付き合いへのお願い

パーティーの締めとなる謝辞では、改めて二次会に参加してくれたゲストに感謝を伝えます。

二次会を準備してくれた幹事や司会、余興をやってくれた人にも、お礼の言葉を伝えると、より丁寧ですね。

最後に今の気持ちやどんな家庭を作っていきたいのかなど抱負を述べ、今後の支援のお願いをしてスピーチを締めくくりましょう。

謝辞の文例

みなさん、今日はお忙しい中、僕たちの結婚式の二次会に参加してくれてありがとうございました。みなさんのおかげで、本当に楽しい時間を過ごせました。

忙しい中、幹事を快く引き受けてくれたAくん、Bさん、スムーズに司会進行をしてくれたCくん、余興でキレッキレのダンスを披露してくれた同期のみんな、本当にありがとうございました。みなさんからも、もう一度拍手をお願いできますでしょうか。

今日は、僕たちにとって大切な人たちを招待させていただきました。みなさんにたくさんの祝福の言葉をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ未熟な僕たちですが、二人で力を合わせて、温かい家庭を築いていきたいと思っています。みなさんにはどうぞこれからも、末永いお付き合いをお願いできればと思います。今日は本当にありがとうございました！

ゲストへの感謝の気持ち、そして、二人の明るい未来を思わせるステキなメッセージになりそうですね。

ご紹介した例文を参考にしながら、幹事やゲストへの感謝の気持ちをストレートに表現するスピーチ原稿を考えてみてくださいね！