婚約指輪や結婚指輪に傷が付いたら直せるの?
婚約指輪や結婚指輪に付いてしまった傷。
気づかないうちにできた細かな傷から、物にぶつけてできた深い傷まで・・・
傷にも色々ありますが、直すことはできるのでしょうか。
今回は婚約指輪や結婚指輪に傷が付く原因や、傷ができたときの修理についてご紹介します。
指輪に傷が付く原因って?
指輪は身につけて使うものなので、使っているうちにどうしても細かな傷が付いてしまいます。
例えば、結婚指輪ならお料理の際にお鍋などの硬いキッチン用品を持ったりしたときに傷がつくことがあります。
また婚約指輪でも、披露宴の際に食器やカトラリーにぶつけてしまうと傷がつく可能性が・・・。
他にも、スポーツやアウトドアの場面は要注意。
テニスやゴルフなど直接指輪に強い力が加わるスポーツ時には、傷だけでなく変形する可能性があるため、指輪は基本的に外しましょう。
アウトドアのシーンではテントを張ったり硬い岩に指輪が当たったりするときに傷がつくこともあるので、注意が必要です。
ブライダルリングに限らずジュエリーは金属でできているため、場合によっては傷がついたり曲がったりすることがあります。
婚約指輪や結婚指輪の素材として人気のプラチナやゴールドも例外ではありません。
一般的に硬さを出すために別の金属を混ぜて強度を増すことが多いですが、それでも多少の傷が付くのは仕方ないと言えます。
でも安心してください。
もし指輪の傷が気になる場合、きれいにしてくれるサービスがあります。
具体的にどのように行うのか、続けて見てみましょう。
傷を修復する方法
指輪についた傷は基本的に磨いて直します。
ジュエリーショップに持って行くと、専門の機械や工具を使って指輪を磨くことで、傷を取ったり目立たなくしてもらえます。
これは「磨き直し」や「研磨」、「ポリッシング」などと呼ばれ、購入者向けのアフターサービスに含まれていることも多いです。
それにしても、なぜ磨くだけで傷がなくなるのか不思議ですよね。
傷が消える理由は、指輪の表面をうすく削って研磨しているから。
傷によって微細な凸凹ができてしまった部分を削ることで表面をなめらかにしているんです。
磨くことで指輪の内部にあるキレイな層を表面に出すというイメージですね。
そうすることで傷がなくなり、指輪がまたピカピカ、つるつるの状態に戻ります。
ただし、磨く方法からもわかるとおり、指輪を削ってキレイにするため、何度も研磨すると指輪が薄くなり、強度が損なわれてしまうことがあります。
深い傷が付いている場合、もし無理やり深くまで削ってしまうとその部分が薄くなり強度に影響が出るため、十分な研磨ができず傷が残ることも・・・。
傷の修理をお願いしたいときは、まずは指輪を購入したお店に持ち込み、修理方法や磨いても問題ない回数などを相談してみてくださいね。
ちなみに、ジュエリーブランドNIWAKA(ニワカ)では指輪を削るだけでなく、深い傷には金属を足すことによって指輪の強度を保ったまま美しく仕上げています。
婚約指輪や結婚指輪を購入するお店選びでは、指輪の修理方法について注目してみるのもおすすめです。
磨けない指輪もある?
婚約指輪や結婚指輪の中には、磨き直しなどができなかったり、注意が必要なものがあります。
代表的な特徴をいくつか見てみましょう。
・コーティング加工がされている
・繊細な宝石が付いている
・彫りなどの模様が入っている
コーティングなどの加工がほどこされている場合、研磨剤などで磨くと、せっかくの加工が取れてしまいます。
また、ダイヤモンドは頑丈なので磨けますが、硬度が低い宝石が留められている場合、磨けないことも・・・。
彫りなどの模様が入っている指輪についても、磨くときに注意が必要です。
磨きすぎると、彫りや表面に入れられた模様まで傷と一緒に消えてしまいます。
消えるまではいかない場合でも、磨くことで模様が薄くなり、元々のデザインが損なわれてしまうおそれがあります。
こういった場合は新しい指輪に交換で対応してくれるブランドもあります
細かい傷は、自分で市販の研磨剤入りクロスを使って磨くこともできますが、デザインや素材によっては注意が必要。
自己流で磨くとキレイな部分までこすって傷つけてしまったり、元々施されていた加工に気づかず磨いた結果、風合いが変わってしまう可能性があるからです。
さらに、お店によっては研磨などを自社以外のところで行った場合、その時点で指輪の保証がなくなり、アフターサービスなどを受けられなくなる場合があります。
これは他のお店や修理専門店に持ち込む場合のほか、自分で磨いて指輪の状態が変わってしまった場合も含まれます。
磨き直しはなにかと注意することが多いので、傷が気になったときは、まず購入したお店に相談してみたほうが安心ですよ。
まとめ
いかがでしたか。
婚約指輪や結婚指輪に使われるプラチナやゴールドは傷つくこともあります。
傷の直し方としては、細かな傷であれば、指輪の表面を薄く研磨して消す方法が一般的。
深い傷の場合、修理方法はお店や指輪の状態によって変わってきます。
また、指輪の加工やデザインによっては磨き直しができない場合もあります。
でもたとえ指輪に傷が付いていても、大切な指輪であることには変わりません。
特に結婚指輪についた傷は、ふたりが夫婦として歩んできた月日をあらわすものとしてよしとする人もいます。
アフターサービスがしっかりとしたお店で購入すれば、それほど傷を恐れずに安心して身につけることができるでしょう。
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