和装前撮りにも使える「扇子ブーケ」のかんたんな作り方！

扇子ブーケってなに？

ブーケとは、皆さんご存知の通り花嫁が手に持つ花束です。

その中でも、扇子をベースにして花や飾りをつけたものが「扇子ブーケ」。

和装の花嫁にピッタリのブーケですよね。

そんな扇子ブーケは、少ない材料と簡単な方法で手作りできるアイテムなんです！

自分でオリジナルのブーケを作れるなんて、とってもいい思い出になりそうですね。

ではまず、扇子ブーケを作るために必要な材料を見ていきましょう。

扇子ブーケの材料

基本の材料と道具はこちらです。

・扇子
・造花、つけたい飾り
・グルーガンかボンド

この三つがあれば作れます！

造花はこだわるなら花材屋さんで買うこともできますが、基本的にどれも100均で手に入る材料なのでお手軽なのがいいところ。

飾りには水引きや房飾り、折り紙や和柄の布、和紙など自分の好みのものを用意しましょう。

水引きはご祝儀袋を買ってそこからはがして使うと、鶴やリボンなど美しい形が出来上がっているので使いやすいですよ。

結婚式で使う扇子の定番色である「金」「銀」など、もともと好みの色の扇子を使うなら必要ありませんが、もし扇子に色を付けたい場合はカラースプレーも必要。

まわりが汚れないように敷く新聞紙のようなものや、色を着けたくない部分を保護するマスキングテープもあると便利ですね。

スプレーやテープも百均やホームセンターで手に入ります。

さて材料をそろえたら、いよいよ作っていきましょう！

簡単な作り方

まず簡単に説明すると、作り方は扇子に花や飾りをグルーガンで貼りつけるだけ！

とっても簡単ですが、扇子の色を染める場合の工程から詳しくご紹介していきます。

1　

床が汚れないように新聞紙などを敷いて上に扇子を置き、持ち手の部分まで染まらないように境目をマスキングテープで仕切ります。

2　

スプレーをまんべんなく吹きかけて、扇子を染めて乾かします。

裏も同じように。

3　

造花の茎と花を切り離しておきます。これで準備は完了！

4　

扇子の上に造花や飾りを置いてデザインを決め、その通りグルーガンで貼りつけていきましょう。

このとき、先に造花同士をフローラルテープなどでまとめておいて、それを扇子に貼りつける方法でもOKです。

なんとこれだけで完成！

あまり手先の器用さに自信がなくても、頑張ればチャレンジできそうな工程ですよね。

でもどうしてもうまくできるか不安・・・という人には、扇子ブーケの「手作りキット」を使うという方法も。

材料はもちろん、完成写真や作り方の説明がセットになっているものが多いので、失敗が少ないのが嬉しいですね。

では、手作りの参考になるように、扇子ブーケの色々なデザインを見ていきましょう！

デザインいろいろ

季節感を取り入れて

花の種類を、結婚式の季節に合わせた扇子ブーケもおすすめ！

例えば春には桜、秋には紅葉など・・・
手に持つだけでグッと季節感が出そうですよね。

和紙を合わせて純和風に

まんまるいピンポンマムなど和風の花に、ちりめんなどの和紙、水引きなどを飾ります。

ピンポンマム

房飾りをぶらさげれば、純和風扇子ブーケの出来上がり！

垂れる花が美しい扇子ブーケ

あえて扇子の持ち手部分から下に垂らすように花を配置すると、流れるような美しいデザインに。

大人っぽくて上品な扇子ブーケになりますよ。

和×洋の扇子ブーケ

和小物である扇子に、あえてバラやダリアなど洋風の花を合わせるのもステキ！

とても華やかで、斬新なイメージになりますよ。

閉じた扇子にお花を添えて

扇子を開かず、閉じた状態でお花をつけます。

全開にせず、少しだけ開いた状態にするのもステキ。

上品でつつましく、和装花嫁にピッタリの扇子ブーケになりますよ。

文字入りもかわいい！

前撮りに使ったりウェルカムスペースに飾るなら、文字入りの扇子ブーケも面白いですよ。

「妻」「夫」と書いた扇子をそれぞれ持ったり、「ありがとう」などゲストへのメッセージを書いたり。

文字が目立つよう、お花は持ち手や扇子の端にデコレーションしましょう。