【男性の親への挨拶】結婚の報告、自己紹介など使える言葉 例文集！

男性から自分の親へ、結婚を報告

まずは、男性が自分の親に結婚の報告をするところから。

大事な話なので、本当なら直接会って伝えるほうが良いのですが、今回は電話で報告する場合です。

そのときの例文を2つご紹介します。

電話にて　その1
彼女がいることを親がまだ知らない場合

自分の親に彼女の話すらしたことがない、なんて人も中にはいるのでは？

彼女の話なんてなんだか気恥ずかしい、という人もいますよね。

でも、何も知らない親に突然
「俺、結婚するから」
と言ったらビックリさせてしまいますよね。

まずは、「付き合っている相手がいる」と伝えるところから始めましょう。

実は今まで言ってなかったんだけど、2年ぐらい前から付き合っている彼女がいるんだよね。実はこの間プロポーズをしてOKをもらえたから、結婚したいと思ってる。結婚の前にちゃんと会ってもらいたいから挨拶に連れていきたいんだけど、時間を作ってもらえないかな？

電話にて　その2
彼女がいることを親が知っている場合

すでに親公認の彼女であったとしても、改めてきちんと報告をします。

○○さんのことなんだけど、この前プロポーズをしたらOKをもらえたんだ。彼女も「改めて挨拶にうかがいたい」って言っていて、都合がいいときに会ってもらいたいんだけど大丈夫かな？

「会ってもらいたい」「いつだったら都合がいい？」など、「お願いする立場」で話すのが大切です。

第一印象が決まる！【玄関先での言葉】

ついに2人そろって男性の親に会いに行く日が来ました！

まずは玄関で挨拶をします。

「男性が自分の親に女性を紹介」した後、「女性から簡単に挨拶」をするのが自然です。

親からの第一印象が決まる、大切な場面ですね。

ふたりのコンビネーションでスムーズな挨拶となるようにしましょう。

例文はこちら。

玄関にて　その1
彼女が彼の親と初対面の場合

男性
この間電話で話をした、お付き合いしている○○さんです。女性
初めまして。○○と申します。
本日は、お忙しいところお時間を作っていただきありがとうございます。
よろしくお願いいたします。

玄関にて　その2
彼女が彼の親と面識のある場合

男性
あらためまして、お付き合いをさせてもらっている○○さんです。女性
△△さんとお付き合いさせていただいてます○○です。
今日はあらためてご挨拶に参りました。よろしくお願いいたします。

しっかり彼の親御さんの目を見て笑顔で挨拶したあとは、体の前に両手を重ね、お辞儀をしましょう。

しっかりと挨拶すれば、少しぐらい緊張して、ぎこちなくなってしまっても大丈夫です。

【客間での挨拶と歓談】アピールチャンス！

客間に通されたら、女性からあらためて挨拶をします。

このとき気をつけたいのは、イスや座布団に座らず、立ったまま挨拶をするということ。

きちんと姿勢を正してくださいね。

客間にて
本日はお時間を作っていただき、ありがとうございます。△△さんとお付き合いさせていただいている、○○と申します。よろしくお願いいたします。
最初に「時間を割いてくださったことへの感謝」を伝えるのがポイントです。

挨拶が終わったら、歓談の時間。

特に初対面の場合には、彼の親から女性に向けて、たくさん質問があるはずです。

「うちの息子は、いったいどんな相手を連れてきたのかな？」

と、気になって仕方がない親御さんもいるでしょう。

事前に彼から親へ、ある程度彼女のプロフィールを伝えておいてもらうと、質問攻めを避けられます。

彼に伝えてもらったプロフィールをもとにして、ふたりの方でも話をする内容を事前に考えておきましょう。

ここではひとまず、よくある質問を一つご紹介します。

【よくある質問】

Q：趣味は？A：・・・（困った。何を答えよう）

趣味が知りたいというわけではなくて、その答えから彼女の人柄を知りたいと思って、この質問をする人もいるようです。

正直に答えたほうが良いのですが、事前に彼に親の性格を教えてもらって、答え方を考えておきましょう。

他によくある質問としては、
・兄弟はいるの？
・親御さんは何をされているの？
・地元はどこ？
・どこに住んでいるの？
・結婚式はするの？

などなど。

質問されて焦ることがないように、きちんと答えを考えておきましょう。

ただし、「しゃべりすぎ」は禁物ですよ。

緊張すると沈黙が怖くなってしまって、ついつい自分ばかりしゃべり過ぎてしまう人もいます。

しゃべり過ぎはあまり良い印象を与えないこともあるので、質問には明るく素直に、なるべく簡潔に答えるようにしましょう。

また、適度に相手を立てるようにすると好印象につながりますよ。

本題の【結婚挨拶】はどうすれば？

軽く雑談をはさんだあとは、いよいよ本題。

男性の実家であっても、男性から結婚の挨拶をするのが一般的。

この時点で、彼女の親には結婚の挨拶を済ませている場合が多いので、その話から始めます。

結婚挨拶の言葉　男性
彼女の親御さんに先日ご挨拶にうかがい、結婚の承諾をいただきました。本日は改めて結婚の報告にあがりました。私たちふたりはこれから結婚をして、幸せな家庭を作っていきたいと思っています。どうか私たちの結婚を認めて下さい。
よろしくお願いします。
男性からの挨拶が済んだら、次は女性から。

結婚挨拶の言葉　女性
先日、○○さんが私の親に結婚の挨拶をしてくださいました。私の親は、○○さんと私との結婚を快諾して喜んでくれております。まだまだ未熟な私ではありますが、〇〇さんと協力し合って、温かい家庭を築いていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

最後に笑顔で【おいとまの挨拶】を

無事に挨拶が終わったら、あとはなごやかに歓談を。話が盛り上がっても、2時間を目安においとましましょう。

男性から、「明日もあるのでそろそろ・・・」と切り出してもらうとスムーズです。

最後に女性から軽く挨拶をします。
スマートなおいとまの言葉はこちら！

本日はお時間を取っていただき本当にありがとうございました。すっかり長居をしてしまいました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

笑顔で、丁寧に挨拶できるといいですね。

「息子の結婚相手がいい子で良かった～」
と彼の親御さんも安心してくれるはずです。

当日、帰宅したら彼の親にお礼の電話を。
さらに3日以内にお礼の手紙を出すと尚良しです！

お礼状についてはこちらの記事でまとめています。

【結婚挨拶のお礼状】そもそも出す？便箋の選び方や折り方は？気になるマナーを徹底解説

こちらの記事では、結婚挨拶の事前準備から当日までの流れを詳しく解説しています。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

親への結婚挨拶【完全ガイド】服装、手土産、当日の流れからNGワード・失敗談まで紹介！