宝相華文 蹴彫り魚々子地 宝相華文 蹴彫り魚々子地 宝相華文 蹴彫り魚々子地

蹴彫りの作品

ほうそうげもん けりぼりななこじ

宝相華文 蹴彫り魚々子地

作:株式会社 俄 製作課

先が扁平になった鏨をタテに使い、角を活かした蹴るように打ち込んでいく線刻法で、楔(くさび)の形をした三角形の点の連続ができます。楔形の線刻を施すことで、表現したい意匠と地金面の境界線がより分かりやすくなります。この作品も宝相華文と地金の魚々子地の境に蹴彫りを施しています。宝相華文は、唐草文様のうち、あたかも花を思わせるような豊麗な形のものを一般に宝相華文様と呼び、古くは唐代の中国から日本に伝わりました。

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