年代問わず使いやすい
ロマンチックな名曲カバーは必聴！

Love Actually「ラブ・アクチュアリー（2003）」

PHOTO:AFLO

主要キャスト19名の名作ラブストーリーはBGMも名曲がたくさん！

2003年公開の「ラブ・アクチュアリー」は9通りのストーリーが一度に楽しめるアンサンブル・ラブストーリー。

ヒュー・グラント、キーラ・ナイトレイ、コリン・ファースなど顔を見れば「知っている！」というレベルの豪華な俳優陣がメインキャストをつとめます。

クリスマスに関するお話なので、クリスマスソングが全面に出ていますが「愛は意外と身近にある」というテーマ通り、ラブソングもたくさん登場します。

PHOTO:AFLO

キーラ・ナイトレイが演じるジュリエットと、夫の親友であるピーターとのストーリーは、ジュリエットの結婚式からスタートします。

新郎新婦が退場する際、入口上の幕が開き聖歌隊が生歌を披露、と思いきや歌手本人が登場。さらに楽器隊まで現れる素敵なサプライズ！

ここで歌われるのが、海外のウェディングではBGMの定番！ビートルズの「All you need is love」のカバー曲です。

リンデン・デイビッド・ホールがしっとりと歌いあげるR&B風なアレンジで、アカペラで始まるため、さまざまなシーンにピッタリ！

映画と同様に入退場に使うのも良いですし、歓談や両親への手紙・花束贈呈のBGMにもオススメ。エンドロール・ビデオのBGMにも良さそうです。

PHOTO:AFLO

ラジオで流れる曲についつい首相役のヒュー・グランドが踊り出してしまうシーンで使われているのは、ポインター・シスターズの「Jump (For My Love)」です。

元気いっぱいの曲でシンセサイザーの音が印象的です。二次会の入退場や余興の際に使うと盛り上がりに花を添えてくれるかもしれません！

少し使いにくいかも知れませんが、エンドロールで流れるガールズ・アラウド版のカバーもあるので、お好みで使い分けても◎

エンドロールで使われる主題歌「The Trouble With Love Is」はドラマチックな名バラードです。

ケリー・クラークソンが歌うこの曲はパワフルな歌声で“恋にトラブルはつきもの、それでも抗えない”といった感じの歌詞です。

馴れ初めなどを紹介するプロフィールビデオのBGMや二次会の歓談タイムにおすすめです。

PHOTO:AFLO

幅広い年代の19名のメインキャストはそれぞれ友人だったりお隣さんだったりと複雑につながっていて、まさに愛はそこかしこにあるのでした。

切ないストーリーもありますが、やっぱり恋っていいなぁ、愛は大事にしたい、家族を大切にしよう！と思える素敵な映画です。

言葉の通じないポルトガルの女性に恋したミステリー作家（コリン・ファース）や、秘書にひと目ぼれした新首相、気の迷いによる夫婦のトラブルなど、盛りだくさん。

誰かに自分を重ねてしまう、というよりは、どの人のストーリーも日常で共感できるところがたくさんあります。

PHOTO:AFLO

クリスマスが近づくとやはり見たくなる映画のひとつです。

映画スタントマンカップルのストーリーなど女性の裸のシーンはありますが、笑える感じなので家族で観られる映画だと思います。

たくさんの名曲が劇中で使われているので、ぜひ大切な人とBGMチェックがてら、一緒に映画も楽しんでみては？

（じぇみじぇみ子）