非日常を味わえる素敵なホテルが満載!新婚旅行先の参考になる映画10
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憧れのホテルで過ごす
夢のような幸せな時間

Our Souls at Night「夜が明けるまで(2017)」
PHOTO:AFLO
永遠を誓った伴侶を失った男女が
寄り添い合うラブストーリー
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“永遠の別れまで”と誓い合って結婚しても、そのときを迎えるのはつらくて寂しいものそして、伴侶を亡くした悲しみは当事者にしかわかりえぬものがあると思います。
Netflixオリジナル映画「夜が明けるまで」で描かれるのは、ともに伴侶に先立たれた男女が寄り添うことで、互いに抱えていた孤独を乗り越えていく大人のラブストーリーです。
結婚を控えた人たちからすれば「永遠の別れ?」「その後の出会い?」と思うかもしれませんが、その先にはとてもステキなホテルでのエピソードがあるので、そこまでは主人公たちの物語におつき合いを。
孤独な夜を乗り越えるための
たったひとつの提案
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妻に先立たれ、孤独な日々を過ごしている元教師のルイス(ロバート・レッドフォード)は、突然来訪してきた隣人で未亡人のアディ(ジェーン・フォンダ)から「いつかうちに来て、一緒に寝ない?」と誘われます。
それまであまり親交のなかったアディの言葉に驚き、とまどうルイスでしたが、「肉体関係はなく、寂しい夜を乗り切るために、それぞれが眠るまで一緒に話をしたい」という彼女の提案を受け入れます。
初日こそ、ぎこちない会話を交わすだけのふたりでしたが、それぞれ過去を含めての話をするうちに互いの関係は深まっていきます。
ですが、それと同時に、小さな町ではふたりのウワサ話でもちきりに・・・。
人の目を気にすることなく
ふたりは家族同然の仲に
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しかし、アディは「(ウワサが)立ってもいいわよ。これまで人目を気にしすぎて生きてきたわ」と言いきり、ルイスもその言葉を受け入れます。
その後、アディは孫のジェイミーを預かることになり、ルイスもかつて自分の娘のために買った列車のおもちゃを通じてジェイミーと仲良しに。
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さらには、ジェイミーには友達が必要だというルイスの提案によって、保護犬の迎え入れたことで、彼らは一緒にキャンプに行くほど家族同然の仲になりますが、楽しい時間はそれほど続きませんでした。
というのも、ルイスはかつて家族のもとを去り、愛人との生活を優先した時期がありました。それはアディも知っていましたが、かつてルイスの教え子でもあった彼女の息子は「あいつは家族を捨てたヤツじゃないか」と非難します。
それをきっかけにジェイミーは息子の家に連れ戻され、アディは孫と一緒に暮らすことのできない寂しさを募らせていきます。それはジェイミーを自分の孫のように感じていたルイスも同じ気持ちでした。
寂しい気持ちを晴らすために
向かったのは憧れの5つ星ホテル
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ぽっかりと穴の空いたような気持ちを一瞬でも晴らすため、ルイスはアディを「デンバーのホテルに行かないか。一度、泊まってみたいんだ」と誘います。
そのホテルこそが、創業120年を超えるデンバーの老舗ブラウン・パレス・ホテルであり、歴代のアメリカ大統領が宿泊してきたという5つ星の高級ホテルです。
そこで描かれるのは、ルイスがドレスアップしたアディを迎える場面。わずか数秒のシーンでありながら、憧れのホテルを一緒に訪れることができたふたりの喜びと胸の高鳴りがこちらにも伝わってきます。
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そして、ふたりはそこでディナーの後にダンスを踊り、初めてのキスを交わします。それはふたりを、ただの“添い寝”関係から恋人へと変えるものになりますが、その幸せは長く続くことはなく……。
そんなふたりが下した決断は、観ている側からすると「なぜ?」「どうにかできるんじゃないの?」と思うかもしれません。それでも、彼らがラストで交わす会話を聞けば、「ふたりが育んできた絆は本物だった」と感じられるはず。
あの日に行った、あのときの、あの場所でのデート。もちろん、その思い出は当人たちだけのものですが、ルイスとアディーにとって「ブラウン・パレス・ホテル」が特別な場所になったのは間違いないでしょう。

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