ハリウッドセレブや英国王室に愛される
ニューヨーク老舗ホテルの魅力とは？

Always at The Carlyle「カーライル　ニューヨークが愛したホテル（2018）」

ハリウッドセレブ御用達、
過去にはダイアナ元妃も宿泊したニューヨークホテル

アメリカ・ニューヨークにある５つ星ホテル「ザカーライルアローズウッドホテル」。

ジョージ・クルーニーやジャック・ニコルソンなどハリウッドセレブのほか、英国王室、そして歴代米大統領の御用達の超高級ホテルです。

ニューヨークといえば高級ホテルがたくさんあるイメージですが、なぜこのホテルはこんなにも世界中の著名人に愛されているのでしょうか？

その秘密に迫ったドキュメンタリー「カーライル　ニューヨークが愛したホテル」を今回はご紹介します。

スイートルームは1泊200万円ほど
愛される理由の一つは“口が堅い”

本作の冒頭では、ドキュメンタリー映画スタッフが、ホテルに宿泊したスターたちの秘密を聞き出そうとします。しかし、どの従業員も口を固く閉ざし、情報を一切漏らさないのです。

さらに興味深いのが、セレブたちがホテル従業員に対してフレンドリーで、まるで“家族”のように接している姿。

ホテル側と顧客側の間に絶大なる信頼関係があることを証明するかのようなシーンです。

また本作では、正面玄関でパパラッチが多く集まり写真に対応するセレブの姿が何度か映し出されています。しかしホテルの中に入ると、彼らはまるで「自分の家」のように過ごせる。その理由もセレブたち本人が本作の中で語ってくれています。

「歌がうまいエレベーター係」「吃音症のコンシェルジュ」個性的な従業員たち

本作では、7年勤務のコンシェルジュが「7年ではまだまだ新人」と語る場面も。このホテルでは多くの人が20年、30年以上勤務しているのです。

ホテル内にあるカフェでバーテンを務めるスタッフは、初めて就いた仕事がこの仕事で、「このまま定年まで続けたい」と話すシーンも。

そんなホテルカーライルには、個性豊かな従業員たちがいます。歌がうまいエレベーター係が、子どもに歌声を披露するシーンや、吃音症のコンシェルジュが、なぜ吃音症を治さなかったのかについて語るシーンなど、本作ではホテルカーライルが愛される秘訣となっている従業員たちの魅力にも迫っています。

ダイアナ元妃、マイケル・ジャクソン、スティーブ・ジョブズが同じ空間に

「世界一口の堅いホテル」だからこその仰天エピソードを知ることができるのも本作の最大の魅力。

本作の中では、かつてダイアナ元妃、マイケル・ジャクソン、スティーブ・ジョブズが同じエレベーターに偶然乗り合わせたというエピソードのほか

映画「チョコレートドーナツ」などで知られる俳優のアラン・カミングが、全裸でダンサー2人とホテル玄関口で写真を撮ることができたエピソードなども収録されています。
「世界一口の堅いホテル」だからこその仰天エピソードを知ることができるのも本作の最大の魅力。

もちろんスイートは難しいかもしれないけど・・・最低料金はどのくらい？

セレブ御用達のホテルとだけあって、前述した通りスイートルームは1泊200万円ほど。本作に登場した俳優ジョン・ハムも「1泊の料金で私立学校の年間費が払える」と話すなど、なかなか一般の人からすれば、手を出しづらい価格設定です。

でもせっかくの新婚旅行だからこそ奮発して、セレブ気分を味わいたい！という方にはぜひお勧めしたいホテルです。

ホテル検討の際に、ぜひ本作をチェックして、老舗ホテルの魅力を味わってみてくださいね。

（トキエス）

作品紹介: ニューヨークにある伝説の5つ星ホテル「ザ・カーライルアローズウッドホテル」に迫るドキュメンタリー。英国王室や歴代米大統領、ハリウッドスターなど世界中のセレブたちに愛されるホテルの魅力をひもといていく。

STAFF＆CAST: 監督：マシュー・ミーレー
出演：ジョージ・クルーニー　ウェス・アンダーソンほか（’18米）

「カーライル　ニューヨークが愛したホテル」

DVD¥ 4,180＋税
発売元ニューセレクト株式会社
販売元アルバトロス株式会社
※ DVD価格やBlu-ray価格、配信状況等は最新の情報と異なる場合がございます。詳細は作品の公式サイトでご確認ください。

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