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自分らしいイメージを見つけるために!装花・ブーケの参考になる映画10

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斬新で独創的!有名デザイナーが選ぶ
美しい花々にうっとり

Dries「ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男(2016)」

©2016 Reiner Holzemer Film-RTBF-Aminata bvba-BR-ARTE

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花を愛する世界的ファッションデザイナーから装花とブーケのヒントを得てみて

結婚式での装花やブーケ。もちろん式を彩る重要なアイテムになってきますよね。
 
ブーケにも言えることですが、特に装花は、花の配置や色の組み合わせによってガラッと印象が変わるため、特に注意して選びたいもの。
 
今回は、お花だけでなく、独創的なファッションの虜となってしまうドキュメンタリー作品「ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男」をご紹介します。
 
エスニック調などのデザインを得意とし、世界中から愛されるドリスですが、もちろん知らないという人もいるかと思います。
 
本作は、彼の野心やプライベートをさらけ出しているため、まるで自己啓発本を読んでいるようなプラス思考になることができます。
 
そのため、ドリスの名を聞いて「知ってる!」という人はもちろんのこと、ファッションにそこまで興味がなかった人でも、楽しむことができますよ。
 
お花を愛する彼の日常を覗きながら、装花やブーケのヒントを得てみましょう。

世界中のセレブやファッションアイコンに愛される、ドリスとはどんな人?

©2016 Reiner Holzemer Film-RTBF-Aminata bvba-BR-ARTE

ベルギー・アントワープで生まれ育ったデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテン。
 
ニコール・キッドマンやミシェル・オバマなど世界中のセレブから人気を博すファッションデザイナーです。
 
1980年代、ドリスを含むアントワープ王立芸術学院出身の6人のファッションデザイナーが、共同でロンドンの有名なショーにコレクションを出展。
 
そこで注目を集めたことをきっかけに、彼らを敬称した「アントワープシックス」というワードが誕生。
 
以降、アントワープ発のモードが世界中から注目されるようになったのです。
 
ちなみに日本では、2009年に東京南青山に旗艦店がオープンしました。

パリを舞台に開催されたコレクションの本番直前までの1年に密着取材!

©2016 Reiner Holzemer Film-RTBF-Aminata bvba-BR-ARTE

本作では、これまで密着取材を一切受けてこなかったドリスに初めてカメラが密着。
 
パリのグラン・パレで開催された2015春夏レディースコレクションや、オペラ座で発表された2016/17秋冬メンズコレクションの本番直後までをカメラにおさめています。
 
ドリスが冒頭で「ファッションは虚しい言葉だ。ファッションと呼ばれるものは半年で寿命が尽きる」と語っているように、

©2016 Reiner Holzemer Film-RTBF-Aminata bvba-BR-ARTE

私達の想像を超えたドリスの苦労、そして情熱とこだわりが、アトリエや刺繍工房などの現場の風景と共に映し出されています。

注目したいのは、ドリスの創作活動を支えるアントワープ郊外の邸宅

©2016 Reiner Holzemer Film-RTBF-Aminata bvba-BR-ARTE

本作で注目したいのは、ドリスのオフィスの顔ではなく、邸宅での素顔。
 
完璧主義者で知られるドリス。仕事場ではファッションに全力投球し、自宅では家事や庭の手入れに、100%の力を注ぎます。
 
そんなドリスが、庭から“遅咲きのキクレン”など、カゴいっぱいに色とりどりの花を摘んでくるシーン。
 
摘んできた花々をキッチンで丁寧に花瓶に飾り、大きな邸宅の至る場所に飾っていくのです。

ガーデンから摘んできた花を部屋に飾っていくシーンは、かなり参考になる!

©2016 Reiner Holzemer Film-RTBF-Aminata bvba-BR-ARTE

花を部屋に飾るときのドリスのこだわりは、仕事場で洋服をデザインするときのこだわりに負けていません。
 
例えば、椅子の横にある棚に飾る花瓶には、必ず黄色の花を含めているそう。
 
「椅子の色と揃わせることで、部屋に馴染む」と語っているシーンは、「なるほど!」と思わずメモしたくなるほど。
 
このシーンから、結婚式場のインテリアアイデアが浮かぶなんてこともあるかもしれませんね。
 
また、ドリスがダリアガーデンを紹介するシーンにも注目していただきたいです!
 
オレンジ・黄色・赤など鮮やかな色のダリアばかりが咲いています。
 
ちなみに赤は「ビショップ・オブ・ランダフ」という名前。深い赤が印象的で魅力的な花です。ちなみに赤のダリアの花言葉は、「華麗」。
 
黄色は「優美」で、オレンジは「気品」と、まさに結婚式にピッタリな花言葉です!

©2016 Reiner Holzemer Film-RTBF-Aminata bvba-BR-ARTE

世界的に有名なダリアから、花のチョイス、飾り方のテクニックなどをぜひ盗んでみてくださいね。
 
きっと結婚式に、どこかドリスらしい独創的なアクセントを加えることができるはずです。

(トキエス)

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