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大成功のヒントがここに!ベストプロポーズ映画10

7

女心をしっかりとつかむ
想いを込めたサプライズのプロポーズ!

Big Fish「ビッグ・フィッシュ(2003)」

(c)2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

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ティム・バートンのファンタジーが
奇跡の愛を作り出す

愛する人にプロポーズする際、どんな風に相手を喜ばせよう、驚かせようかと悩んでいる方!

そんな方にオススメしたいのがティム・バートン監督作品「ビッグ・フィッシュ」です。

(c)2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

物語の中心になるのは、いつも奇想天外な話をするのが好きな父エドワードと、そんな話に付き合いきれず疎遠になっていた息子ウィル。

ある時、父エドワードが病に倒れたと知ったウィルは、妻と共に久しぶりに実家へ戻ります。

病に倒れる父の姿を見て、父が歩んできた本当の人生を知りたいと思うようになったウィル。

すると、父エドワードは、これまで体験してきた出来事を少しずつベッドの中で語り始めます…。

(c)2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

ここから、若きエドワードが歩んできた奇想天外な人生が描かれるわけですが、そこはティム・バートン監督ならではのファンタジックな仕上がり!

田舎町から大都会を目指す旅の中で、不思議な町に迷い込んだり、どこか不思議な人物に出会ったり。

(c)2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

そして、若きエドワードが、現在の奥さんであるサンドラに一目惚れして猛アタックを繰り返すシーンもとってもキュートに描かれます。

若きエドワードを演じるユアン・マクレガーのキュートな演技もファンタジーにぴったりです。

二人の出会いからプロポーズまでは、おとぎ話のようでとってもロマンチック!

あ〜こんなに真っ直ぐで、ロマンチックなプロポーズをされたら、どんなに嬉しいんだろうと、思わず考えちゃうほどです。

諦めることなんてできない!
一目惚れしたこの想い

エドワード(ユアン・マクレガー)が旅する途中で、たまたま寄ったサーカス。

エドワードは、同じく観客として来ていた若く美しい女性に一目惚れ!

(c)2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

その一目惚れの瞬間、時が止まり周りの風景がストップすると、彼の目には彼女だけが浮かび上がってキラキラと輝きます。

まさに恋に落ちた瞬間とはこういう事だと言わんばかりの演出に、こちらも、ドキドキ!

あー恋したい!ってなること間違いありません。

しかし、エドワードは、その女性が誰なのかも分からないまま見失ってしまいます。

エドワードは、その女性のことを知っているというサーカスの団長に頼み込み、1ヶ月働くごとに彼女の情報を1つずつ教えてもらう約束をします。

(c)2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

水仙の花が好きなこと、音楽が好きなこと、大学に通っていること(この情報で3ヶ月分…)。

3年後…。やっとの思いで、名前と住む場所を団長から聞き出したエドワードは、花束を持って彼女の家を訪ねます。

でも、時すでに遅し、サンドラには残念ながら婚約者がいたのです…。

しかし!ここで諦めないのが、このエドワードという男!

この時、すでに彼女の家を尋ねるまで3年も根気強く耐えた彼です。そんな事で諦めるわけがありません!

いろんな方法で彼女を驚かし、女心を少しずつつかんでいくのですが、そのどれもがとても可愛らしく、心も温かくなるようなサプライズの連続なんです!!

運命の女性を射止める
大胆で直球な告白

大学の授業を受けるサンドラ。突然、教授が使う資料のスライドが切り替わり、そこには「アイ ラブ サンドラ」の文字とハートが!

また彼女が友人と歩いている時、ふと頭上を見上げると飛行機が。

その飛行機雲には、またまた「アイ ラブ サンドラ!」の文字とハートが浮かび上がります。

乙女心をくすぐる手の込んだ演出に、初めはプロポーズを断っていたサンドラも、心奪われていきます!

女性は小さな頃から魔法や幻想的な演出に誰しも憧れるもの。

こんなことされちゃったら、心が揺れ動かないわけありませんよね。

(c)2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

そして極め付けが、水仙の花畑。

この作品のジャケットにもなっている、一面黄色の花畑にユアン・マクレガーとサンドラ役のアリソン・ローマンが寄り添う幻想的な、あのシーンです。

このスウィートなシーンは何度観てもうっとりしちゃいますよね!

彼女の大好きな花、水仙を、5つの州の花屋から集めて用意したと言うエドワード。

“愛する人に結婚を承諾させたい”と頼み込んだその方法が真っ直ぐなことに、サンドラの頬が緩み、心が解かれるのが分かります。

婚約者がいることを知っても、諦めずに「絶対に君と結婚するぞ!」と根気強くぶつかったことが、サンドラの気持ちを動かすきっかけに。

当たり前だけど、この人だ!と思ったなら、多少の困難も乗り越える覚悟が必要。

女性としては態度で示して欲しいし、愛してる!と、はっきり言って欲しいものですよね!

花畑で見つめ合うキュートな2人を割って入ってくるのは、冴えないサンドラの婚約者ドンですが、「喧嘩しないで」とサンドラが言うのでエドワードは一切手を出さず、ドンの拳を何度も無抵抗で受け止め、血だらけに。

ズルい手は使わず、ただサンドラに気持ちを伝え続けるエドワードに運命は味方します。

サンドラはその場でドンとの婚約を破棄。結婚式の日取りはそのまま、花婿だけをエドワードに変更。

何て急展開なの!とは思わずにはいられませんが、そこはティム・バートンの描く世界。

運命とはこういう事なのだろうと思わせてくれます。

(c)2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

愛は時にどんな物語をも超える
そこには、確かに奇跡が存在する

作品自体のテーマは親子愛。現実的な息子のウィルと、おとぎ話のような空想に浸る父エドワード。

(c)2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

そんなふたりが最後は理解し合いお互いを求める様子は実に感動的。

何よりエドワードが今もサンドラを愛してやまない様子がうまく描かれ、だからこそ息子であるウィルへの愛に繋がっていることがこの作品では重要な愛の形となっています。

(c)2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

ティム・バートン映画の持つ不思議な魔力…。

ファンタジーの中に、人間味がしっかりと描かれ、真っ直ぐで勇敢な主人公には勇気をもらえます。

恋愛にもまた、たくさんの奇跡が隠れていて、一目でその人に夢中になったり、昔から知っているような気持ちがしたり。

出会った場所や、時には乗り越えなければならない壁があっても、それもまた二人の物語のスパイスになる。

エドワードは「これから一生かけて知り合えばいい」と、電撃的なプロポーズを申し込みますが、時に恋愛において、迷いは一切必要ないのかもしれません。

”好き”という気持ちにまずは正直に行動してみる事が、一生を共にする相手をつかむ第一歩なのだ、と。

(martha)

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