トラブルを予習して結婚式準備を万端に！結婚式までのトラブルに学ぶ映画10

パートナーの家族に
気に入られるには？
大人気コメディが描いた“失敗”から学ぶ

Meet the Parents「ミート・ザ・ペアレンツ（2000）」

愛している人の父が手強い相手
だったら…
一人の男の奮闘を描くコメディ

「この人と結婚したい」と、生涯のパートナーと出会えた人に待ち受けているのは、両家への挨拶ですね。

もしパートナーの家族が手強い相手だったら…そんな想像をして心配になる人も少なくないはず。

一方で、自分の父親が厳しい人だから、実家への挨拶が心配という人もいるでしょう。

そんな方におすすめなのが、コメディ映画「ミート・ザ・ペアレンツ」。

タイトルの通り、パートナーの家族に会いに行くストーリーを描いています。

主人公が次から次へとヘマをしていくのですが、その失敗から相手の親に気にいられるヒントを得られそう。

コメディ映画常連のベン・スティラーと名優ロバート・デ・ニーロのバトル！

本作で、恋人の両親に会いに行くグレッグを演じたのは「メリーに首ったけ」や「ズーランダー」シリーズ、「ナイトミュージアム」シリーズで知られ、大ヒットコメディ映画に数々出演しているベン・スティラー。

そしてクレッグの恋人の父親を演じたのは、アメリカを代表するオスカー俳優のロバート・デ・ニーロ。

ロバート・デ・ニーロといえば「タクシードライバー」や「ジョーカー」などシリアスなドラマ作品に出演する一方で、

「マイ・インターン」や「世界にひとつのプレイブック」のように、人生の教訓みたいなものを教えてくれるほっこり系の映画にも出演するなど、多方面のジャンルで活躍しています。

そんなロバート・デ・ニーロが、本作で演じるのは、クセが強い…いや、強すぎる父親・ジャック。

大好きな相手にプロポーズしたい！
でも彼女にとって父親の存在は
大きく…

シカゴに住み、看護師として働くグレッグ（ベン・スティラー）は、恋人のパムのことが大好き。プロポーズしようとしたとき、パムに一本の電話が入ります。

それはパムの妹が婚約したというハッピーなニュース。しかも、父親に気に入られているといいます。

その電話で、パムにとって父親の承諾を得ることがどれだけ大事なのか気づいたグレッグは、プロポーズを成功させたいという思いから、パムの両親に会うことを決意。

パムの妹の結婚式に出席するため、ニューヨークへと向かいます。

仲が良すぎる家族！
そこに馴染むため
なんとか気に入られようと奮闘する

ニューヨークへ向かう飛行機で、グレッグはプロポーズのための婚約指輪をスーツケースにいれるのですが、なんとそのスーツケースが紛失。

トラブルに見舞われながら、パムの実家に到着すると、彼女の父親であるジャック（ロバート・デ・ニーロ）が待っていました。

パムを溺愛しているジャック。彼も最初は笑顔でグレッグを迎え入れますが、疑いの目は強くなり…。

相手の家族に気に入られるためには
頑張りすぎないのが一番？？

なんとかジャックに気に入られようと奮闘するグレッグ。

粋なプレゼントを渡してみたり、猫嫌いを隠してみたり、その場しのぎで嘘をついてみたり…。

それもすべてパムの家族に気に入られるためですが、すべてが裏目に出てしまうのです。

どんどんパムの家族から疑いの目で見られるようになっていくグレッグ。果たして、彼は手強い父親をはじめとするパムの家族に気に入られるのでしょうか。

本作はグレッグ目線で描かれているため、もしあなたが女性だったら、パートナーが両家挨拶で緊張しているときに本作を一緒に鑑賞するのがおすすめです。

「くだらないな」って笑いながらも、グレッグの頑張っているシーンなどを見ていると、勇気をもらえる一本です。

ぜひ、ジャックの失敗から、パートナーの家族の挨拶を成功させるための秘訣を学んでみてくださいね。

（トキエス）

作品紹介: シカゴで看護師をしているグレッグは恋人のパムに夢中で、すぐにでも結婚したいと思っていた。ある日、パムの妹が結婚することになり、二人は結婚式に出席するためにニューヨークにある彼女の実家へ。結婚を切り出す絶好のチャンスになるはずが、グレッグに待ちうけていたのは手強い父親のジャックだった…。