ふたりのおうちを素敵にするヒントが続々!新居探しの参考になる映画10
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ニューヨークで成功した劇作家女性の
ビーチハウスがシンプルで美しい
Something's Gotta Give「恋愛適齢期(2003)」
© 2003 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
独身プレイボーイと人気劇作家
恋愛観の違う2人の不器用な恋物語
「愛とは一体?」
生きる上でなかなか簡単に答えを出すことが難しいこの質問。
人それぞれ“愛”の形は違いますし、考え方も違うものですよね。
その難しい質問に自分なりの答えを見つけ出す熟年カップルを描いたラブコメディ「恋愛適齢期」。
本作には、愛を見つけるための“大切な心得”みたいなものが含まれています。
そんな本作、劇作家の豪華なビーチハウスが舞台で、白と基調とした洗練されたスタイルに思わずうっとりしてしまいます。
インテリアの参考になる映画を探している方はぜひチェックしてみてください。
離婚してから仕事に没頭する女性と
30歳以下としか付き合わない
プレイボーイ
© 2003 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
54歳の人気劇作家のエリカ(ダイアン・キートン)は、離婚経験があり現在は独身。仕事に没頭し、毎夜1人で過ごしていました。
一方、63歳のハリー(ジャック・ニコルソン)は音楽業界で成功を収め、デートの相手は絶対に30歳以下で一度も結婚をしたことがないプレイボーイ。
ハリーはエリカの娘のマリンとお付き合いをしていて、マリンは彼を母・エリカのビーチハウスへと招待します。
しかし、来るはずのないエリカと叔母がビーチハウスにやってきて、パンツ姿のハリーとバッタリ対面。
最初は不審者だと思ったエリカでしたが、マリンから友人だと紹介されたことで一緒に過ごすことになります。
第一印象最悪…
恋愛観の全く違う2人の
気まずい生活がスタート
© 2003 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
そこからエリカとハリーを囲んだディナーがスタート。
若い人とばかり付き合うハリーの恋愛観が信じられないエリカと、常に仕事で恋愛をする時間を作らないエリカに嫌味をいうハリー。
相性が抜群に悪い2人でしたが、ハリーがこの夜心臓発作を起こしたことをきっかけに、彼の体調が万全になるまで、一緒にビーチハウスで過ごすことに。
恋愛は二の次!
仕事人間のエリカを反映するような
仕事部屋が羨ましい…!
© 2003 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
エリカは約20年間の結婚生活を経て離婚し、このビーチハウスを「自分への贈り物」として建てました。
裏には海の見えるプール付きのテラスがあるという超豪邸。
このビーチハウスのリビングは天井が高く広々とした空間で、白を基調としているのが冒頭シーンでわかります。
白いお皿を何枚も揃えて飾っているのもポイント。このように気軽に真似できそうなインテリアも多く含まれています。
また、エリカの執筆部屋はとってもおしゃれ。机に向かうと目の前には大きな窓があり、海辺の風景が広がっています。
リラックスした状態で仕事ができる、なんとも羨ましい空間で、こちらも白を基調としています。
恋愛は「二の次!」と封印しているような印象を持たせてくれるなんとも力の入った仕事部屋のインテリアは、参考にしたいポイントです。
監督も私生活で取り入れる!
真っ白のキャビネットを備えた
キッチン
他に注目すべきインテリアのポイントはキッチン。夜中にハリーとエリカがパンケーキを作るシーンでじっくりと見ることができます。
エリカの家のキッチンは白のキャビネットが備え付けられていて、シンプルだからこその清潔感や美しさが印象的です。
実は過去に、本作で脚本&監督を務めたナンシー・マイヤーズがInstagramに自身のキッチンを公開。これが本作に登場するエリカのキッチンに激似だと話題になりました。
劇中と同じく、明るい印象のキッチンでファンも「映画で自分のキッチンを使ったの?」「エリカのキッチンを思い出す」とコメントを投稿していました。
監督が本作を真似したのか、はたまた監督が自身のキッチンを参考に映画に取り入れたのかはわかりませんが、みんなが真似したいほど美しいのは確かです。
大人の遠回りの恋愛に
ドキドキしながら、恋愛における
大切さも教えてくれる一本
© 2003 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
ずっとプレイボーイだったハリーと、久々に恋に落ちて戸惑うエリカ。そんな2人の恋愛模様にドキドキしてしまうし、2人のぎこちなさがどこか可愛くも思えてしまう。
いろんな経験をしてきたからこその恋愛の葛藤も描いている本作。
後半にエリカが娘に恋愛について語るシーンがあるのですが、そのセリフが心に突き刺さる人はきっと多いはず。
美しいインテリアと共に、ぜひ2人の恋愛模様がどうなっていくのか見守ってみてくださいね。