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素敵なクリスマス演出の参考にも!大切な人と見たいクリスマス映画10

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クリスマス気分を盛り上げる
圧倒的映像美で描くファンタジー作

THE NUTCRACKER AND THE FOUR REALMS「くるみ割り人形と秘密の王国(2018)」

PHOTO:AFLO

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クリスマスの定番!
くるみ割り人形を

あのディズニーが描く

ディズニーが製作を務めたファンタジー映画「くるみ割り人形と秘密の王国」は、バレエの演目「くるみ割り人形」の原作としても知られるE.T.A.ホフマンの童話「くるみ割り人形とねずみの王様」の実写化。
 
もともとくるみ割り人形はドイツの代表的な伝統工芸品。くるみ割り人形をクリスマスツリーのオーナメントで飾ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。
 
また、バレエの演目としても有名。物語の舞台がクリスマス・イブであることから、クリスマスシーズンには世界中で上演されているそう。日本ではあまり馴染みがありませんが、映画やドラマなどでタイトルを耳にしたことがあると思います。
 
「くるみ割り人形と秘密の王国」は原作とはまた違ったストーリー展開が楽しめる1作に仕上がっています。そのためバレエになじみのない方でも楽しめる作品です。

お母さんからの最後のクリスマス
プレゼントは不思議な卵?

PHOTO:AFLO

愛する母を亡くし悲しみから内にこもりがちな少女・クララ(マッケンジー・フォイ)は、クリスマスイブに父からプレゼントを受け取ります。
 
そのプレゼントは母が父に託した、クララにとっては最後の母からのクリスマスプレゼントでした。
 
姉には母のお気に入りのドレス、弟には人形の兵隊、そしてクララには卵型のケースが入っていました。
 
しかし鍵がかかっていて開かず、鍵も見当たりません。手紙には「必要なものは全てこの中に」と書いてあり、クララはどうにか開けようと考えます。

恒例のクリスマスパーティへ
家族でおでかけ

叔父主催のクリスマスパーティへ向かうクララたち。行きたがらないクララにお父さんもまだ悲しいけれど家族の伝統も守ろうと諭し出かけることにします。

PHOTO:AFLO

叔父であるドロッセルマイヤー卿(モーガン・フリーマン)の家にはとても大きいクリスマスツリーや飾りつけがされており、着飾った男女が踊っていました。
 
少し気持ちの上がったクララは早速叔父に会い卵型のケースを見せると、それが母の持ち物であったことを知らされます。
 
鍵がないことや父について相談すると、叔父はこの鍵の形状はなかなか難しいこと。そして父もクララと同じ気持ちで悲しんでいると諭しパーティ会場へ戻るよう言いました。

叔父からのプレゼントは
まさかの鍵!だけど…!

PHOTO:AFLO

叔父は参加者へクリスマスプレゼントの配布の時間だと告げました。屋敷の敷地中に張り巡らされた糸には名札がついており、クララは自分の糸を発見。
 
その糸をたどると見たことのない広い敷地へ出ていき、さらに進むとクリスマスツリーのような大きな光る木にたどり着き、クララは鍵を見つけるのでした。
 
しかし小さなねずみに鍵をとられてしまいます。一生懸命追いかけるもののなかなか捕まえられません。
 
追いかけて走った先で、くるみ割り人形のような男性フィリップ大尉に出会います。そこでここはクリスマスツリーの森で第4の王国と戦争中であると伝えられクララは困惑します。

華やかな人々が暮らす
さまざまな王国

PHOTO:AFLO

大尉は一旦クララを宮殿へ連れていきます。そこにはお菓子の国、雪の国、花の国の摂政がおり挨拶をします。
 
母が亡くなったことを告げると3人はとても悲しそうな表情を浮かべます。そして、秘密の王国の現状をバレエの演目を通じてクララに伝えます。
 
この世界は現実世界よりもかなり時間の速度が速く、機械仕掛けの時計の人形に混じって現実世界を見に行くとみんながとてもゆっくり動いていたのです。

PHOTO:AFLO

クララはお菓子の国の摂政・シュガープラム(キーラ・ナイトレー)から遊びの国と呼ばれている第4の国の摂政・マザージンジャーが、この秘密の王国を滅ぼそうとしていることを聞かされます。
 
シュガーは、自分たちは元々人形であること、クララの母が作った装置で感情を持った命を得たことをクララに話し、守って欲しいと懇願します。
 
そのためにはクララの鍵が必要。クララは一念発起しステキなドレスから兵隊の服装へ着替え鍵を取り返しに行くのでした。

重厚な宮殿に美しい景色、
華やかなヘアメイクや衣装に感動!

PHOTO:AFLO

クララが鍵を発見してどのようにこの世界の平和を守るのか、美しい映像とともに冒険を繰り広げる本作。
 
バレエシーンや華やかな衣装、そして音楽とディズニー要素も盛り込まれた内容は、大人はもちろんお子様も楽しめること間違いなしです♪
 
クララは純粋で美しいだけでなく、聡明で勇気があり、おまけに強いです。クララの活躍を見ているうちに心から応援してしまいます!
 
とっても平和で明るい気持ちで鑑賞できますので、クリスマスパーティのお供にするのもオススメです。冒険の結末をぜひご鑑賞くださいね。

(じぇみじぇみ子)

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